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以前は引越しと言えば、荷造りや引っ越し先への運搬など、一人暮らしで荷物が少ないにしても大変でした。
でも現在は、引越し業者がほとんどの作業をしてくれる「おまかせパック」という便利なものがあります。
そのおまかせパックの作業の流れや内容、料金相場についてご紹介します。
また、引越し業者ではできないので、引越し当日までに自分が準備しなければならないことがあるので、注意してくださいね。
一人暮らしの引越しおまかせプランとは?
(お任せパックとは)
おまかせパックとは、引越しの際の荷造り、搬出、運搬、搬入、荷解き、家具セッティングまでを引越し業者が一括して行うもので、予算に応じて業者にしてもらう作業内容が異なります。
引越し業者によって、パック名は異なりますが、作業内容はほぼ似た内容です。
例えば、アート引越しセンターの「単身おまかせパック」は、次の内容になります。
アートの場合は、「基本コース」と作業内容がプラスされる「ハーフコース」「フルコース」の3パターンがあります。
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価格:3,034円 |
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価格:2,948円 |
(基本コース)
荷造り(自分で行う)・家具梱包・搬出・運搬・養生・搬入・セッティング・荷解き(後片付けも自分)・資材回収・家具移動サービス
(ハーフコース)
基本コースの荷造りを「自分ではなく業者」が行います。
(フルコース)
基本コースの荷造りと荷解き・後片付けが、「自分ではなく業者」が行います。
各作業内容は、次を参考としてください。
①荷造り
・・・ダンボールに荷物を詰めたりする作業です。結構面倒ですよね。
②家具梱包
・・・家具が運搬中に傷や破損しないように梱包します。
③搬出
・・・梱包した荷物をトラックに入れます。
④運搬
・・・目的地へ運びます。
⑤養生
・・・家具や荷物で部屋が傷つかないように、保護します。
⑥搬入
・・・家具などを新居へ運びます。
⑦セッティング
・・・依頼人の指示により、家具を配置します。
⑧荷解き・後片付け
・・・箱から荷物を出し、片づけをします。
⑨資源回収
・・・ダンボールなど梱包資材などを回収します。
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価格:2,850円 |
おまかせパックの料金相場はどのくらい?
引越し料金(概算)は、引越し時期、荷物の量、運搬距離によって金額が異なります。
また実際には、荷物量や作業内容による見積もりで契約します。
(3月・4月繁忙期の引越し)
①荷物少ない
・・・同一都道府県29,000円~37,000円、別の都道府県45,000円~70,000円
②荷物多い
・・・同一都道府県34,000円~38,000円、別の都道府県54,000円~95,000円
(上記以外の通常期の引越し)
①荷物少ない
・・・同一都道府県40,000円~48,000円、別の都道府県70,000円~105,000円
②荷物多い
・・・同一都道府県50,000円~58,000円、別の都道府県95,000円~160,000円
引越しの当日までに自分でする準備には、何があるの?
引越しパックに含まれていないことや、自分自身で行わなければならないものは事前に行い、引越しの準備をしましょう。
(主な引っ越し前準備)
①不用品の処分
・・・なるべく運搬する荷物は減らします。
廃棄物は適正な方法で引越し当日までには廃棄しておきます。
粗大ゴミなどを無断で置いていくことは厳禁です。
②ガス、水道、電気などの使用停止手続き
・・・忘れないように引越し当日までに済ませます。
引越し日の翌日から停止するようにすると、良いでしょう。
引越し当日は掃除などで、使用することがあります。
③冷蔵庫内の整理
・・・冷蔵庫の中は、使い切って空にしておきます。
④洗濯機の水抜き
・・・運搬時に水が漏れるのを防ぐため、前もって水抜きをしておきます。
⑤引越しの連絡
・・・管理会社や大家さんに引越しの連絡をします。
⑥郵便物の転送
・・・忘れずに転送の申し込みをしてください。
⑦隣近所への引越しの挨拶
・・・前もって挨拶をしておくと良いでしょう。
まとめ
引っ越し料金(概算)は、ネットに一括見積サイトがあるので、それらを利用すると料金(概算)がわかります。
実際の料金は、業者と自分で打ち合わせをして、それぞれのすることをはっきりさせて見積もりを取り、契約を行いましょう。