最終更新
瑞穂の池は、野幌森林公園の池の中では最大の池です。
公園の中間くらいの南西にある池ですが、貯水池として立派ですね。
ちょっと小型のダムみたいですね。
池の堤防部分は広い緑地広場になっていて、広場に四阿があり、堤防の下にも四阿や公衆トイレもあります。
以前は管理小屋に、管理人が常駐していましたが、現在は無人です。
この小屋は以前、ドア部分が何者かに破壊されていたことがあります。
この瑞穂の池ならではの、出来事をご紹介します。
瑞穂の池には、カワセミが飛んでいた!
(現在カワセミは姿を見せない?)
数年前までは、瑞穂の池と言えばカワセミというほど、池の周りを飛んでいました。
普通に歩いていても結構カワセミが飛んで来て、見学者の目を楽しませていたのです。
池に向かって左側の堤防付近や堤防中間の木の上、右側の夏に咲くヒツジグサ付近の木の上などによく姿を見せていました。
また、堤防下のトイレ付近からも飛んできたのを、見たことがあります。
ところが、数年前からほぼ毎日、朝から夕方までカワセミの餌場付近に、椅子を持ってきて座り込んでいるアマカメラマンが居まして、その影響かどうかわかりませんが、カワセミの姿が見えなくなったのです。
池の奥の方へ行ってしまったのかもしれませんね。
瑞穂の池のカワセミ。
以前は、この場所でカワセミが小魚を取って、食べていました。
久しぶりにカワセミの声がした
(懐かしいカワセミの声)
瑞穂の池の広場の片隅に、ネジバナが咲いているので、その写真を撮りに行ったところ、久しぶりにカワセミの声が聞こえました。
周りをみると、よく居座っていたカメラマンの姿が無い。
やはり、人の姿が丸見えだと、カワセミも嫌がるのかもしれませんね。
考えたら、カワセミが居なくなった他の池でも、人の姿が見えなくなったので、カワセミの声が聞こえるようになりました。
瑞穂の池でヤマセミを見た!
(10年以上前の出来事です)
ある春の日の夕方、瑞穂の池には私一人しかいませんでした。
芝生広場の四阿でボーとしている時に、池の右側の林の中に白い野鳥が見えました。
何だろう?何の鳥かわからないけど、とりあえず写真を撮っておこうと思って撮った写真が下の写真です。
様子を見ていると、どこからかカラスがやってきて、その白い鳥にちょっかいを出しています。
そのうち、白い鳥が嫌がって、奇声を挙げながら左の方へ飛んでいき、そのあとをカラスが追っかけて行きました。
意地の悪いカラスだなと思って、撮った写真を見ると、なんど「ヤマセミ」だったのです。
北海道なので、亜種の「エゾヤマセミ」かな。
アカヒョウビンと同じく、野幌森林公園に昔はいたけど、現在は確認されていない珍しい野鳥です。
すでにこの頃でも、姿を見たとか確認したという話はありませんでした。
いやーっ、何でもいいから野鳥の姿を見たら、とりあえず写真を撮る!ということが大切だなと思った日でした。
最初で最後のヤマセミ!また会いたいですね。
瑞穂の池の主?が泳いでいた
(池の主は鯉?)
これだけの池だから、なにか大きな魚はいるだろうなと思っていたら、何といるではないですか。
黄金色のでっかい鯉です。1mぐらいはあるでしょうか。
はっきり言って、外来種のいやな魚です。
ピカピカ目立った色で、悠々と泳いでいましたよ。
他にも同じく外来種の「ミシシッピアカミミガメ」が、スイスイ泳いでいました。
大沢の池でも、このカメは見ました。
野幌森林公園の池でも、かなり繁殖しているようです。
巨大な黄金鯉!池の主か?
池に向かった左側の堤防付近で良く姿を見ます。
テレビでよく駆除されているミシシッピアカミミガメ
(カメも泳いでいた)
この亀は繁殖力が旺盛なので、野幌森林公園だけではなく、あらゆる池の中にいると言ってもよいほど多いですね。
ショップで売っている時は、小さくて可愛いのですが、いつのまにかどんどん大きくなります。
私の小さいときは「アマゾンのミドリガメ」と言っていました。