最終更新
野幌森林公園には、ところどころに建物があります。
突然歩いているときに、建物と出会うとびっくりしてしまいます。
現在も使用されている建物もありますが、今はもう撤去されたものもあります。
地面を見ると建っていたときの基礎や跡があったりします。
懐かしい写真もありますので、ご紹介します。
東4号線の「ぽつんと一軒家」
(怪しい小屋があった。何の小屋?)
野幌森林公園には、誰でも歩くことのできる遊歩道と、一般の人は一応立ち入り禁止の作業用通路が何本かあります。
作業用道路は、野幌森林公園の中の苗圃の作業や、森林樹木の維持管理のために作られています。
普段はほとんど使用されていません。
一応遊歩道ではなく立入禁止なのですが、遊歩道間をショートカットするにはよい道路なんです。
初めて作業用通路の東4号線を自転車で通った時に、この不気味な建物がありました。
何かちょっと怖い感じの建物だったので、見ないふりをして通り抜けようと思いましたが、好奇心の方が勝って、つい引き返して中をこっそりのぞいてみました。
ゾゾゾーッと何かある!
見てはいけないものかなと思いましたが、よく見ると・・・クワやスコップなど、苗圃で使用する道具が置いてあるだけでした。
ある日この作業用通路を通った時、隣接している苗圃の作業でこの物置を開いて使用していました。
何か出そうな建物。でもお化け屋敷ではありません。
今は無い、お休み処の森林の家
(地味にイベントを行っていた)
登満別園地の大きな駐車場の向かいにあった、「森林の家」という建物です。
二階建ての建物で、1階はちょっとしたはく製や見学施設、トイレがあり、2階はたまにイベントなどを行っていました。
売店施設はありません。
イベントとしては写真展や個人で作ったバードカービングなどがありました。
登満別園地に来るたびに、一休みとして立ち寄る建物だったので、結構利用している人もいました。
割ときれいな建物だと思っていましたが、実際は古くてあっちこっちが傷んでいたようです。
2015年頃に老朽化で、地震に耐えられないということで、撤去されてしまいました。
現在、この付近を散策しても、ちょっと寂しい気がします。
結構楽しい家でしたよ。中も奇麗だったし。
人によっては、大沢口のふれあい交流館よりも、こっちの方が楽しいという人もいたんですよ。
パネルや剥製は、勉強になります。動物の大きさもわかります。
見た目も山小屋風で、開放的です。
(現在は更地になっています)
森林の家の前は、小さな庭園になっていて、野幌森林公園に咲いている珍しい花の見本もありました。
名札も付いていたので、花の種類がわかって楽しかったですよ。
この家が無くなった跡は、放置されて面影が無くなってしまいました。
森林の家撤去後、更地になりました。
更地になった後に、何か植物を植えて実験していました。
登満別口にある、恐怖の登満別ログハウス
(隠れた名園で撮影に良い所)
登満別口には、結構大きな登満別園地があり、春には桜が咲き秋はオオイチョウの紅葉があり綺麗ですよ。
この公園には小さな池や植栽があり、時期になると写真を撮る人が増えることもあります。
池にはヒツジグサやマユミなどが咲きます。
奥の方にある「原の池」にカワセミが居た頃は、かなり車が止まっていました。
トイレがあるので、便利です。
(ログハウスで恐ろしいことが・・・)
トイレ以外は普段使われていないようですが、ある日ログハウスを何気なく外から覗くと、部屋の中が緑っぽいような黒いような色に見えたので、変だなと思いました。
あれっ何か動いているような・・・じぃーと眺めていると…あああ、カメムシィィィー。
部屋一面、床から壁から天井までカメムシが動いていましたよ。
私は、いままでこれだけの数のカメムシを見たことがありません。
おそらく、何百万、何千万(もっとでしょうか)のカメムシを見てしまった・・・トラウマになりそう。
これが、恐怖の登満別ログハウス。トイレは奇麗です。
あまりの恐ろしさに写真を撮るのも忘れてしまいました。(証拠の写真が無い)
下の写真の床は、カメムシでびっちりだったんですよ。
カメムシ退治の跡、殺虫剤の威力は凄い。
何日か経ってから、こっそりのぞくと、上の写真のように部家の中がきれいになっていました。
この殺虫剤が置いてあることが、カメムシを退治した証拠ですね。