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野幌森林公園のシンボル「百年記念塔」は、高さがぴったり100mあります。
1970年7月に竣工したので、2021年で51年経ちました。
建った当時は、札幌テレビ塔の次に高い建物でした。
しかし、現在まで公園を訪れる人の目を楽しませていましたが、老朽化によって腐食が進み、金属片の落下などにより現在は立ち入り禁止になっています。
2019年に将来解体する方針が決まりました。
2022年の秋位から撤去が始まるそうです。
解体前の現在の風景を記念にご覧ください。
【目次】
百年記念塔の周りは、北海道の四季が見れます
(野幌森林公園を代表するモニュメント)
野幌森林公園を訪れる人は、最初に見える巨大なモニュメントだと思います。
百年記念塔へ向かって水路と噴水があり、周りには広大な芝生広場があり、家族やグループが遊びに来ています。
芝生広場は結構広いので、テント遊びをしたりボール遊びなど、多少人がいても邪魔になりません。
百年記念塔の周りの植栽は、春の桜・ツツジから始まり、夏の深緑、秋の紅葉、冬景色など、四季を通じて色々な姿を見せてくれます。
(四季の写真)
雪解けが終わって、雪が無くなったころから徐々にツツジが咲いてきます。
だんだん写真撮影の季節になります。
赤い色がまぶしいですね。
ここの芝生広場は障害物が無いので、天気の良い日は暑いです。
でも噴水でちょっとは涼しい感じがするかな。
百年記念塔の周りの樹木は、四季それぞれで花が咲いたり、紅葉したりするので、景色の良さには事欠きません。
紅葉も奇麗ですよ。
記念塔周りは冬でもある程度歩けるようになっていますが、歩くスキーやスノーシューを使って歩いている人も多いです。
展望台は、意外と低い!現在は入れません!
(危険なので立入禁止です)
立ち入り禁止になる前には、内部に出入りでき、展望台からは札幌の風景を見ることができました。
展望台のイメージだと、高さ100m位のところからの展望を想像しますが、実際は25m?位の高さの展望台で、意外と低いと感じると思います。
はっきり言うと思ったほどに展望台から見る景色は、残念ながら大したことはありません。ちょっとがっかりするかも。
展望台には、階段を徒歩で上がりますが、低いので結構早く着いてしまいます。
今はこのようなことも、思い出になってしまいました。
(展望台は以外に低い)
以前に展望台に入れたときの写真です。
手前の人は小さく見えますが、厚別区の景色はそれほど高い場所から見た景色には見えません。
新札幌の高層ホテルの展望室から見た景色の方が良いですね。
百年記念塔の下の秘密基地?
(以前は食堂施設もあった)
本当は秘密基地では、ありません。ごめんなさい。
百年記念塔の下には、お休みコーナーがあり、誰でも自由に利用できます。
長椅子とテーブル、自動販売機、トイレ、水のみ場があります。
20年くらい?前は食堂のようになっていて、うどんなどを食べることができましたが、現在はそのような施設は無くなってしまいました。
向かって左側には、「森の自然教室」というスペースがあります。
クマゲラを始め、10個くらいのはく製を飾っています。
お休み処として、利用できます。
自動販売機もあるので、夏の暑い日や雨が降った時にはここへ避難できます。
剥製だと実際の大きさが具体的にわかります。
クマゲラはカラスより一回りちいさいですね。
高校生クイズの舞台にもなったよ
(朝から人が大勢いました)
2009年8月には、百年記念塔の下で、「高校生クイズ」のロケが行われました。
当時結構人気番組だったので、テレビで見た人もいるのではないでしょうか。
朝から準備は大変ですね。
始めは何事かと思いました。何か事件が起きたのか!
と思ったら、TVの番組ロケでした。
現在の百年記念塔は、こうなっています。
百年記念塔自体は、立ち入り禁止になっています。
塔の周りも360度池のように、タプタプに水を張っていましたが、今は水も抜いています。
いつまで展望台に入れたかは忘れてしまいましたが、シルエット自体は今でも壮大な感じがしますね。
いずれ、残念ながら姿を消すと思いますが、いまのうちに記憶に残しておきましょう。
完成した時は、記念塔の壁が錆びても色がちょうど良い色になり、錆びた破片が落ちることは無いと言っていましたが、実際には錆びた破片が下に落ちたようです。