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ハロウィンの合言葉トリックオアトリート!返事の答え方とその意味は?

最終更新

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毎年10月31日になると、アメリカでは秋の収穫を祝う「ハロウィン」という一大イベントがあります。

ハロウィンのシンボルであるカボチャ「ジャック・オー・ランタン」やゴースト、クモやクモの巣などを家に飾り付け、子供たちも仮装して各家からお菓子を貰って歩く、とても賑やかなお祭りです。

日本でも、以前から少しずつハロウィンのイベントが各地で開催され、仮装やコスプレを楽しんでいる人も増えてきました。

そのハロウィンの合言葉「トリックオアトリート」に対する返事の答え方と意味について説明します。

合言葉「トリックオアトリート」に対する返事の答え方は?

(いたずらかごちそうか?)

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①トリックオアトリート(Trick or Treat!)

・・・ハロウィンの日に仮装した子供たちが各家を訪ねて、玄関先で相手に言う言葉です。

意味は「いたずらかごちそうか」「いたずらかお菓子か」「お菓子をくれないといたずらするぞ」「もてなせ、さもなければ悪事を働くぞ」などというニュアンスであり、ハロウィンでの子供たちの決め台詞なのです。

その言葉を聞くと、玄関に出た大人たちは、合言葉に対する返事を言いながら、子供たちにお菓子をあげなければなりません。

(言葉に対する返事は?)

アメリカのハロウィンでは、合言葉に対する返事は、

①「Happy Halloween
②「Treat」
③「Here you are」 

のいずれかで答えているようです。

ハロウィンの合言葉に対する返事の意味は?

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(返事よりもお菓子が大事?)

返事の意味としては、それほど深い意味はありません。

①Happy Halloween(ハッピーハロウィン)

・・・ハロウィンおめでとう。

②Treat(トリート)

・・・どっちを選ぶかの答えとして「もてなし」と答えます。

③Here you are(ヒアーユーアー)

・・・どうぞと言い、お菓子を渡す。

いずれにしても、いたずらされるのがいやなので、たくさんのお菓子を用意して、訪ねてきたお菓子を渡します。

ただし、街灯が灯っていないとか、ハロウィンの飾りつけをしていない家は、子供たちの訪問はお断りの意味なので、訪ねないことになっています。

全ての住民が、ハロウィンを祝ってはいないということですね。

ハロウィンの起源と合言葉の関係は?

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(起源は一つではない?)

ハロウィンの起源は、古代ケルト人が秋の収穫を祝う「サウィン(Samhain)」という宗教的な行事が起源と言われています。

また、この行事は悪霊を追い払うという目的もありました。

10月31日(ケルト歴では1年の終わりの日)は現世と来世の境界が開き、死者の魂とともに悪霊もくるので、その悪霊に人間だと気づかれないように、仮装や仮面をつけて家にはかがり火を灯し、それぞれ悪霊を寄せ付かないようにして、身を守ったと言われています。

また、ハロウィンの合言葉は、古いヨーロッパのクリスマスの時期に酒宴で「私をもてなさないと、お前に悪いことが起きるぞ」と言った言葉から発展したという説もあります。

このような伝承が積み重なって、やがてアメリカにも伝わりましたが、キリスト教の行事ではないので宗教的な要素が少なくなり、仮装やカボチャのお化け、子供の家庭訪問などの風習だけが伝わって現代に至りました。

古代からの伝承の集まりが融合する過程の中で、宗教的なものが少なくなり、子供が主役のお祭りに変化してハロウィンとなったようです。

まとめ

ハロウィンの意味や合言葉などを、よく知らない人は多いと思います。

仮装をすることだけに熱中しないで、しっかり意味となぜ合言葉があるのかを考えて参加しましょう。

そうしないと、本来のハロウィンと異なるイベントになってしまうかもしれませんね。