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会社に対する遅刻理由の言い訳は病院か寝坊?遅刻理由書の書き方は?

せっかく目覚まし時計のアラームをセットしていたのに、つい寝ぼけてアラームを止めてしまった!ああショック!

こんなふうに寝坊をしてしまって、「もう会社に間に合わない、遅刻だ」という経験はありませんか。

自分の会社は厳しくて、寝坊をしたと正直に言うと怒られるし、何か良い言い訳はないだろうかと考えることもありますよね。

また、遅刻理由書を提出しなければならないこともあるかもしれません。

そのような時の遅刻の言い訳とその問題点、遅刻理由書の書き方についてご紹介します。

遅刻の理由が病気という言い訳と問題点は?

言い訳で思いつくのは、「病気になった」という言い訳です。

風邪を引いて頭が痛いので、病院に寄ってから出勤するという言い訳ですね。

他にも頭痛、腹痛、腰痛、高熱、下痢、嘔吐などがありますね。

その場合どんな問題点があるでしょうか。

問題点というよりも、社会人としての常識として、覚えておきましょう。

(「病気になった」という言い訳の問題点)

①事前連絡が必要

・・・連絡がないと無断遅刻で欠勤扱いになる恐れがあります。

また、遅刻で怒られて、無断欠勤の場合は懲戒処分の対象になることもあり、勤務査定にも影響があります。

必ず遅刻する事前連絡をするようにしてください。

②遅刻した分の給料はでない

・・・就業規則によりますが、遅刻した分の賃金がでないことがあります。

③病気遅刻は診断書が必要か?

・・・会社によっては、病気の診断書の提出を求めることもあるかもしれません。

病院からの診断書は結構高額で、1通につき5千円以上はかかるでしょう。

遅刻の言い訳としては、もったいないですね。

でも、遅刻の場合は診断書ではなく、診断に対する病院への領収書や薬の領収書を見せることで済ませる会社がほとんどです。

④出勤後に演技が必要

・・・病気になったという言い訳をするときには、風邪を引いて体調が悪いなどの多少の演技が必要です。

本当に病気の場合は仕方ありませんが、遅刻の言い訳のために病院へ行くふりをするのも、ちょっと考えられないです。

会社によっては、通院での遅刻は認められず、半日休むことが通例としていることがあります。(現在では半日休暇ではなく、1時間単位などの時間休を導入している会社もあります)

実際に病気になった場合は仕方ありませんが、このように病気でもないのに遅刻の理由を病気にするのは問題が多いので、やめた方がいいでしょう。

遅刻の言い訳にはどんなものがあるの?

遅刻は決して良い行いではありませんが、言い訳には次のものがあります。

(言い訳の一覧)

メールで事前連絡

・・・基本的にメール連絡はおすすめできません。

相手がメールに気が付かない、何らかの原因でメールが届かない、相手が休暇を取っているなどがあり、無断遅刻になる恐れがあります。

電車の中などメールしか連絡方法が無い場合以外は仕方ないですが、後で必ず電話連絡をして理由を伝えましょう。

②電車が遅れた

・・・どの時間の電車が遅れたかを確認されるとか、同僚が同じ時間に電車に乗っている場合、すぐバレてしまいます。

また、遅延証明書の提出を求められるかもしれません。

③下痢で電車を降りた

・・・短時間の言い訳には使えます。

電話連絡はしましょう。

④道路が渋滞した

・・・同じ時間帯や路線に同僚がいない場合に使えます。

自分のせいではないように伝え、時間をおいてから渋滞が解消したので、〇時〇分に着けそうと電話連絡をします。

⓹家族が急病になった

・・・上司が細かい人だと、後で病状や病院名などを確認されます。

細かい病状などの設定を考えなければならないので面倒です。

また、遅刻よりも休暇を勧められます。

⑥落とし物を拾った

・・・警察に届けてから出勤するという言い訳ですが、後で内容を聞かれると思います。

⑦車が動かない

・・・車出勤の場合に使用できます。

パンク、バッテリー上がり、エンジンの調子が悪いなどがあります。

直り次第出勤するということです。

実際にあり得る話ですが、何回も使えません。

また、休暇を勧められることもあります。

⑧正直に言う

・・・寝坊したのが遅刻理由なのに、他の言い訳をするとほとんど「うそ」をつくことになります。

また後で確認されるとまずいこともあります。

正直に「申し訳ありません。寝坊してしまいました。大至急出勤します。」と言って誤ったほうが、怒られて終わりということもあります。

シンプルですが、シンプル=ベストです。

正直に言うことをお勧めします。

会社へ遅刻理由書を提出する場合の書き方(例)

会社によっては、遅刻理由書(理由書、反省文、始末書など)の提出を求められることがあります。

(遅刻理由書を書く場合の基本(例文))

①令和〇月〇日

・・・提出日

②〇部〇部長 〇〇殿

・・・上司の職名・氏名

③〇部〇課  〇〇 印

・・・自分の職名・氏名 印

この後に遅刻に対しての反省的な言葉が続きます。

(例文)

例文としては、次のような内容になります。

①私は、令和〇年〇月〇日に「遅刻の理由」のため、遅刻をしてしまいました。

・・・起きてしまった遅刻の事実関係を書きます。

②このため、私の遅刻により会社並びに職場関係者に多大やご迷惑をお掛けしてしまい、大変申し訳なく思っております。

・・・遅刻に関して会社への謝罪です。

③今後は自己管理を徹底して、二度とこのようなことのないように仕事の姿勢を正し、信頼回復へ向けて職務に誠心誠意取り組みます。以上

・・・反省と今後の取り組み方を述べます。

まとめ

遅刻をすると理由や言い訳、理由書など後始末が大変なこともあります。

変な言い訳(いわゆる嘘)を考えるよりも、シンプルに謝って通常通り仕事を始めるか、いっそ有給休暇を取ったほうが良いと思います。

次の日から仕事を頑張りましょう。