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野鳥や花の写真を撮るのも面白いですが、キノコの写真を撮るのも面白いですよ。
キノコには詳しくないので、ちょっと変わった感じのキノコを見ると、ついカメラを向けてしまいます。
キノコには、でかいものから、ミリ単位の小さいものもあり、写真を撮ってからパソコンで拡大したときに、やっとこういう形だったのかと驚くものもあります。
今回は、野幌森林公園で見つけた「これってキノコなの?」というものをご紹介します。
珍しいのかなと思ったら、実はあっちこっちにあったというキノコもありますね。
【目次】
ハナビラダクリオキン!これって何かの脳みそ!?
遠くから見るとウニにも似ている
ハナビラダクリオキンって見たことがありますか?
私がハナビラダクリオキンを初めて見たのは、野幌森林公園でシラネアオイの果実の写真を撮りに行った時でした。
写真を撮ったあとに振り向いたら、木の切り株の上にチョコンと黄色い物体を見ました。
鳥の糞かなと思いましたが、オレンジ色の綺麗な色だったのでよく見たら、まるで「脳みそ」ではないですか。
これは一体何?と図鑑で調べたらハナビラダクリオキンというキノコでした。
6月から10月にかけて発生しますが、10月頃草花が低くなった時期だと、結構目立ちます。
美味しそうですが、食べることはできません。
このハナビラダクリオキンは、珍しいのかなと思っていたのですが、野幌森林公園の中では多く見かけることがあるキノコでした。
でも好きなキノコですけどね。
これは、何かの事件か?血の跡が続く!
赤ペンキかと思いました
ハナビラダクリオキンよりも、こっちのキノコの方が珍しいですね。
これを初めてみると、赤いペンキか不気味な血のような跡と思ってしまうかも。
でも正体は、アカウロコタケでした。
ウロコタケの写真はよく見ますが、アカウロコタケの写真はほとんど無いですね。
私も、偶然見つけましたが、初めてみました。
場所はエゾユズリハコースの中央くらいの、折れ木に発生していました。
キノコと言っても通常の個体ではなく、前背着生で厚さは0.5mm程度の薄い層状のキノコです。
これでもキノコの種類だというのが、面白いですね。
このようなキノコがあるのなんて、キノコにも色々な種類があって楽しいです。
シロソウメンタケはモヤシに似ている?
モヤシかと思った!
キノコに詳しい人なら別ですが、一般の方はパッと見た目はキノコだと思わないでしょうね。
どちらかと言うとモヤシみたいです。
でもちょっと白くて何か綺麗なので、写真を撮って調べたら、シロソウメンタケというキノコでした。
キノコには詳しくは無いですが、このような傘のないキノコも結構あるので、見つけたときは嬉しいですよ。
結構白くて綺麗なキノコです。
森に小さな茶碗が落ちていた!
グイ飲みにちょうど良いかも。
文字通りモリノチャワンタケです。
直径は3㎝~5㎝位で、森の土の上にコロンと発生しています。
見た目は、結構可愛い形をしていますね。
お椀の裏から根?が出て土壌にくっ付いています。
引っこ抜こうとすると、キノコ自体が崩れていきそうです。
見つけても引っこ抜いてはいけませんよ。
小さいので、見つけるのが大変でした。
でも、探しても中々見当たらないのが、かえって良いかもしれません。