最終更新
現在はプロの小説家も一部を除いて、パソコンで小説の書いているのが現状です。
ドラマなどでは、書き損じた紙の原稿を小説家がクシャクシャにして投げるシーンがありますが、パソコンを使うと、今まで書いた文章を削除、コピー、保存できるので、すぐに書き直しをすることができるのが便利ですよね。
そこで、プロではないけど小説を書こうかなという人に、パソコンを使った小説の書き方、おすすめのフリーソフト、プロット作成する方法をご紹介します。
パソコンを使う小説の書き方は?
(小説は縦書きで書きたい?)
文章を書くだけなら、縦書き、横書きのどちらでもお好きな書き方で良いですが、小説を書く場合は、縦書きの原稿用紙で書いてみたいと思いませんか?
販売されている小説のほとんどは縦書きであり、小説の原稿用紙と言えば方眼紙のような様式がイメージぴったりですよね。
でも小説の書き始めは、まず文章を書くことに慣れることが大切です。
一般的なパソコンでの小説の書き方は、次を参考にしてください。
①パソコンで文章を書くソフトを選ぶ
・・・有料のソフトを選ぶ必要はありません。
ワードやテキストなどパソコンに標準装備されているもので十分です。
当然始めから縦書きで書けるソフトを選んでも問題はありません。
②小説を書くことに慣れる
・・・色々好きなように小説を書くことに慣れましょう。
③懸賞などに応募する場合
・・・応募要領の字数、行数、文字サイズ、行間、余白、書体などが設定できて印刷できるソフトを選びます。
有料でなくても、これらの設定ができるものがあるので、それらの中から使用するフリーソフトを選びましょう。
最初からどれかのフリーソフトを選び、練習から本番まで使用することも、おすすめです。
④原稿は保存する
・・・小説は書き直しが多くなるので、ある程度書いた時点でファイルを複数保存しておきましょう。
そこから色々な展開を考えてストーリーを進めます。
パソコンで小説を書くときのフリーソフトのおすすめは?
(フリーソフト3種類をご紹介!)
フリーソフトの中から三種類をピックアップしました。
①Microsoft word(マイクロソフトワード)
・・・パソコンに最初から入っている文書作成ソフトです。
レイアウト設定から、縦書きの原稿用紙を簡単に設定することができ、写真やデータを挿入することもできます。
パソコンに標準装備されているので、外出先で他のパソコンを使用して小説を書くこともできます。
②TATEditor(たてエデイター)
・・・横書き縦書き、縦書きの両方できます。
横文字で一行ずつ交互に文字を書く方向を変えることができる「牛耕式」も使うことができます。
文字カウント、原稿用紙換算枚数の表示もすることができます。
ダウンロード先:https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/tateditor/
③VerticalEditor(バーチカルエデイター)
・・・初期画面を小説の縦書き原稿用紙に設定すると、すぐに小説を書くことができ、小説家気分が味わえるのが楽しいですよ。
原稿用紙のマス目が気になる人はマス目を消すこともできます。横書きにすることもできます。
ダウンロード先:https://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/writing/se276951.html
これらの他にもフリーソフトがあるので、自分で使いやすいソフトを選んで書くと、小説のストーリーも進みますよ。
小説を書くのにプロット作成は必要?
(プロット作りから始めよう!)
プロットとは、小説のストーリーの内容をまとめたもので、ストーリーの要約と言えるものです。
例えば「桃太郎の場合」
①おばあさんが川で洗濯していたら、大きな桃が流れてきた。
②桃を家に持ち帰って割ったら、中から子供が出てきた。
③おじいさん、おばあさんに桃太郎と名付けられた。
④桃太郎は大切にされ、たくましく育った。
⑤桃太郎はキビ団子を持って、鬼退治にでかけた。
⑥桃太郎は旅の途中で。犬・猿・キジを仲間にして一緒に鬼退治をした。
⑦鬼は逃げていなくなって、平和になった。
このようにプロットを作成することは、設計図を作るようなもので、プロットを作成しないまま小説を書くと、いずれ何が何だかわからないストーリーになっていくのが予想されます。
小説を書く場合は、プロット作成から始めましょう。
小説のプロット作成はどうする?
(プロット作成のポイント)
は次のとおりです。
①小説の内容、種類を決める
・・・冒険、推理、パロディ、コメディ、ギャグ、オカルト、童話、探偵など、どのような内容の小説にするか決めます。
②テーマを決める
・・・例えば冒険物で「愛と友情、仲間との冒険」とします。
③大まかなストーリー
・・・行方不明になった妹を旅の途中に出会った仲間と一緒に探す。
④出演人物
・・・主人公、妹、三人の仲間(人間、妖怪、子供など)、悪役、手下など。
⑤冒険の進め方
・・・噂や事件などから悪役のいる場所を目指す。
⑥旅の途中の出来事
・・・旅の中のエピソードや出会う人物、アイデアなどをメモしておきます。
これらのプロットを元に、小説のストーリー作りをしていきます。
プロットがしっかりしていれば、書き直し、ストーリーの再構成などは、パソコンソフトで簡単にできます。
まとめ
最初から小説をうまく書こうとしても無理があります。
まずは、短編小説作りに挑戦して、どんどん小説を書いていきましょう。