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実は前の冬にあった樹木が1本無くなっています。どれでしょうか?
今年は12月上旬になっても、まだ野幌森林公園には雪が積もっていません。
早い年なら11月中旬には積もっていることがあります。
最近3年位は、雪が積もるのが遅いので、キノコなどの写真は結構撮れました。
雪が積もったら積もったで、動物の足跡や野鳥の撮影など楽しく散策できます。
今回は、雪が積もる前の公園の様子をご紹介します。
※ 答え・・・。風の強い日に倒れてしまいました。バリケードの左側の大木です。
【目次】
桂コースのウスツメゴケ!これは一体何?キノコ?
正体はキノコではなく地衣類
桂コースで見た時は、キノコが腐って傘部分が溶けてしまった後かなと思いました。
でも、ぺちゃぺちゃと融けているわけでもなく、本体の先には黄色い突起がついているのです。
変わったキノコだなと思って撮影して、調べてみたらキノコではありませんでした。
この植物の正体は「ウスツメゴケ」という地衣類の植物です。
本体の先端に黄色い爪のような子器が出ます。
ウスメゴケ自体が珍しいのかわかりませんが、サイトで調べてもあまり情報はありませんでした。
桂コースのハナビラダクリオキンは、雪の中でも目立っています。
遠くからでも目立ちます
ハナビラダクリオキンは、倒木の上に生えていますが、雪がちらっと降ったなかでも、元気よく育っています。」
かえって白いバックに派手なオレンジなので、余計目立ちます。可愛いですね。
四季美コースのサガリハリタケ
木の皮が剥けている
四季美コースのエゾフクロウの巣を見に行った帰りに、ふと遊歩道際を見ると何か樹木の枝に被さっているような皮状の植物を見つけました。
枯れ木に広がる腐朽菌の一種で、サガリハリタケというキノコです。
拡大してよく見ると、針状の突起があり、毛皮のような形をして暖かそうに見えます。
遠くから見ると、木の皮が剥がれかかっているように見えます。
アップして見ると、何かの毛皮のようにも見えます。
ちょっと暖かそう。
大沢コースのエゾフクロウは今日もいました
三日月樹洞のエゾフクロウ
今日も大沢コースの三日月樹洞にエゾフクロウがいましたよ。
今年はこの場所に顔を出してから、長期間いるようです。
遊歩道から見えるので、わかりやすい場所ですね。
以前は、知る人ぞ知るの場所で、エゾフクロウの姿はたまにしか見れませんが、今年は近くの有名樹洞が一部壊れたので、こっちがメインになったかな?
遊歩道からもかろうじて見えるのですが、遊歩道から外れて近くで見たい人が多く、歩き回ったあとが踏みつけられているので、立入禁止のテープが張られました。