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手の指の爪は割と楽に切ることができますが、足の指の爪は結構切りにくいですよね。
でも面倒だからといって、伸び放題にしているとか、適当に爪を切っていると巻き爪になってしまうこともありますよ。
巻き爪になってしまうと、ひどいときは炎症を起こして痛みを感じ、歩くのに支障することもあります。
それを未然に防ぐためにはどうするか?
それは正しく爪を切ることです。
今回は、足の爪の正しい切り方、爪切りの種類と特徴、巻き爪や親指以外の爪の切り方をご紹介します。
足の爪はどのように切るのが正しいの?
(爪を切るならスクエアカット)
質問で「足の爪をどのように切っているのか」と聞くと、ほとんどの人は「指の形に合わせて、指沿いに丸い形に切る」と答えます。
ところが、皮膚科のお医者さんに聞くと、このような切り方をすると深爪になることが多く、角を落とすことで巻き爪を起こす恐れがあるのです。
爪の正しく切る方法は「スクエアカット」と言います。
(切り方:スクエアカット)
・爪の長さ
・・・指の先端と同じ程度です。
・爪の切る形
・・・指に沿って丸い形には切りません。
爪の先は直線上に切り、両角は切り落とさず爪の形は四角いように切ります。
両方の角はヤスリでこすり少し丸めることで、引っかかることはありません。
爪切りの道具にはどのような器具を使うの?
(爪切りのタイプ)
爪切りは大きく分類すると、グリップ型、ニッパー型、ハサミ型の3種類があり、それぞれ次の特徴があります。
①グリップ型
・・・各家庭に1個はある定番の爪切りです。上下の刃で爪を切りますが、てこの原理の応用で力もいらず簡単に切れます。
小さいタイプだとちょっと足の爪は切りにくいので、どちらかというと手の爪を切る方が適しています。
②ニッパー型
・・・刃先が見やすいのと刃の先が開くので厚い爪や変形した爪も、そぎ落とすように切れます。手でも足でも両方に使えます。
看護士や介護士、ネイリストなどのプロは、このタイプを使用します。
③ハサミ型
・・・小さいハサミ状の爪切りで、赤ちゃん用ですね。
先端が丸いので体に刺さることはありません。
赤ちゃんなど柔らかな爪に適していますが、細かい部分はヤスリを使って形を整えます。大人の硬い爪には適しません。
足の爪が巻き爪の場合どのように切ると良いの?
(巻き爪の切り方は?)
巻き爪を切る場合も予防する場合も、スクエアカットします。
①グリップ型は刃が直線のものを使用する
・・・グリップ型は一般的に刃が丸くなっているので、できれば刃が直線になっているものを用意しましょう。貝印製品の刃が真っすぐなタイプがおすすめです。
②巻き爪はニッパー型を使う
・・・厚みのある爪や変形爪を切るのに向いており、細かく切ることができます。巻き爪に最も向いています。
③爪を切るのは入浴後
・・・爪切りは入浴後の柔らかくなったときが最適です。硬い時に切るとつい力が入りすぎて、切りすぎやひび割れることがあります。
④一つの爪は数回に分ける
・・・爪は一度で切ろうとしないで、少しずつ数回に分けてきりましょう。
一度に切ろうとすると必要以上に切ることがあり、巻き爪をさらに進めてしまうことがあります。
親指以外の足の爪はどのように切る?
(親指以外もスクエアカットがおすすめ)
足の指の爪に異常が起きると、歩行にも支障ができ、痛みを伴う場合精神的にもダメージが大きいです。
爪切りは、しっかりスクエアカットで常に状態をチェックすることを心がけましょう。
(まとめ)
爪を切る場合は、丸めるような切り方をする人が多いです。
でも爪のことを考えるなら、なるべくスクエアカットで切ることをおすすめします。