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禅寺とはどんな寺?禅宗とは?禅宗の宗派を簡単に説明すると?

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京都へ行くと数多くの寺院がありますが、その中でも禅寺と呼ばれる寺院があり、特に天龍寺南禅寺東福寺建仁寺などは有名で、観光でも人気のある禅寺です。

禅寺と言えば座禅を組んで瞑想している修行シーンが浮かびますが、肩をバシッと木の板で叩いているのは痛そうですよね。

実際は京都だけではなく、全国にわたって禅寺はあります。

その禅寺とはどんなお寺なのか、また禅宗にはどんな宗派があるのかについて、簡単に説明します。

 

禅寺とは?他の寺院と違うの?

 

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禅寺とは、座禅により悟りを得る修行をする禅宗の寺院です。

禅宗以外の宗派で、座禅を行わない寺院のことを禅寺とは言いません。

ここが他の寺院と大きく違うところです。

日本の寺院では、臨済宗曹洞宗黄檗宗の寺院が禅寺と呼ばれています。

禅寺では、一般の方の座禅修行や法話会、宿泊しての座禅の仕方や作法を学び規則正しい生活を行うという活動をしている寺院もあるので、興味のある方は体験することをおすすめします。

参考として、曹洞宗の「座禅のできるお寺検索」公式サイトをご紹介します。

アドレス:https://www.sotozen-net.or.jp/searchsystem_zazen

 

禅宗とはどんな宗派なの?

 

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禅宗という言葉自体は、仏教の話題の中では良く出てくる言葉なので、禅宗と言う仏教の一派と思われがちですが、厳密にいうと禅宗という宗派は存在しません。

禅宗とは、曹洞宗臨済宗黄檗宗の3つの宗派の総称として使われる言葉なのです。

例えば、リンゴやオレンジなどの果実は「果物」と呼ばれます。

でも、「果物」と言う名前の果物は、実際にはありません。

それと同じように、曹洞宗などをまとめて禅宗と呼ぶことはあっても、宗派としては無いのです。

ちょっとややこしいですよね。

 

禅宗と言われる3つの宗派を簡単に説明すると?

 

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禅宗達磨大師がインドから中国に伝えたものが基点となりますが、座禅をすることで悟りを得るというものです。

その座禅をする宗派として日本では3つの宗派がありますが、簡単に説明いたします。

曹洞宗(そうとうしゅう)・・・鎌倉時代に中国に渡った「道元」により伝えられ永平寺を開山し、「瑩山」が総持寺を開山し世の中へ広めました。そのため一つの宗派ですが「永平寺総持寺の二つの大本山があります。曹洞宗で行う座禅は「修証一如、只管打坐」と言い、「悟りを目指して座禅をするのではなく、座禅の姿そのものが悟りの姿」と教えます。曹洞宗の座禅は壁の方へ向いて行います。曹洞宗は地方豪族や一般大衆の支持を集めていました。

臨済宗(りんざいしゅう)・・・鎌倉時代に中国に渡った「栄西」により伝えられました。お祖師様方の言葉や行状を収録した「公案」と取り組んで座禅の修業を行い、悟りを目指します。鎌倉幕府室町幕府との結びつきが強かった宗派です。臨済宗の座禅は、通路の方へ向いて行います。曹洞宗は宗派が一つですが、臨済宗は15派があります。

黄檗宗(おうばくしゅう)・・・曹洞宗臨済宗のように鎌倉時代ではなく、江戸時代に来日した「隠元隆琦」を開祖とした黄檗萬福寺が本山です。教義や修行、儀礼臨済宗と変わりません。お経を唱えるときに木魚を叩くのは黄檗宗が伝えたと言われています。