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寒い日に外出から暖かい部屋に帰ってきたときに、スマホを使おうと思って出すと、画面は曇って水滴が付いていたのでびっくり。
そのようなときは、ティッシュでスマホを拭くことが多いですが、ひょっとしてこの水滴はスマホに色々なダメージを与えるのではと心配になりませんか。
スマホは水に強いとは思えないので、ちょっと気になります。
今回はスマホの結露が心配な方に、スマホの場面の結露する原因や、カメラのレンズの結露や水滴対策にどのようなものがあるのかをご紹介します。
スマホの画面の結露が心配!その原因と対策はどうるする?
(結露が起きる原因は)
①結露とは
・・・家の窓を例にすると、冷えた窓ガラスの表面に室内の空気中の水蒸気が付く現象で、表面が曇ることや水滴が付いたりします。
通常外気温と室内温の温度差によって起こるので、気温差が大きいときは曇ることや水滴が多くなり、温度差が小さい場合や無い場合には結露は起こりません。
寒い場所から暖かい場所へ行った時に、眼鏡が曇ることがありますが、これも結露です。
②スマホの内部は水に弱い
・・・同じ結露でも、窓ガラスだと換気で気温差を少なくするとか、水滴を拭きとることで解決しますが、スマホのような内部に電子機器を使用しているものは、万が一内部が結露すると故障の原因になることが十分考えられます。
(結露したときの対策は)
スマホが結露している場合は、安全のため次の対策を行ってください。
①電源を切る
・・・水滴が内部に侵入して基板など金属部分につくと、ショートする恐れがあります。
②本体のカバーやバッテリーなどを外す
・・・カバー、バッテリー、カードなどを外し、水滴が付いていれば丁寧に拭きとります。水はスマホの弱点の一つなので、しっかり拭き取ります。
③スマホを暖める
・・・水滴を拭きとったスマホをタオルなどで包み暖め、気温差を少なくします。
これでほとんどのスマホは、結露によるショートは防ぐことができます。
スマホカメラのレンズが結露したときは乾燥剤がいい?
(レンズの結露には乾燥剤!)
スマホの結露でレンズが曇ると、外側は拭けますが内部までは拭けないですよね。
そのままだと、ピントが合わないし、カメラもちゃんと撮影できるか心配ですよね。
そのようなときに時間はかかりますが、乾燥材を使うという方法があります。
①スマホの電源は切ります
・・・電子機器のショートを防ぎます。
②カバーなどを外し、部屋内で乾燥させる
・・・本体、カバー、バッテリー、カードを外し、部屋の中で自然乾燥させます。
乾燥剤が無い場合や、長時間スマホを使用しない場合には良いです。
③ジップロックに乾燥剤とスマホを入れます
・・・同じようにカバーなどを外し、ジップロックなどの密閉袋に乾燥材を一緒に入れて乾燥させます。大体半日から1日かかります。
カメラレンズが結露した場合に、行わない方がよいことは?
(効果がほとんどない方法)
対策法の中には、行っても効果が無いと思われるものがあるので、じっくり乾燥させる方法の方がおすすめです。
効果が薄い方法には、次のものがありますが、止めた方が良いですね。
①ドライヤーを使う
・・・水滴を取るために、スマホ本体が熱くなってしまいます。
スマホ本体に熱を持たせると、故障の原因になる恐れが強いです。
②レンズを指で擦る
・・・レンズを擦ってもそれほどの摩擦熱は起きず、指が痛いですよ。
③先がゴムのボールペンで擦る
・・・同じように摩擦熱が低く、効果は薄いです。
④冷蔵庫に入れる
・・・温度差をなじませるため冷蔵庫で冷やす方法です。
冷やすことも温度変化を与えるのでNGです。冷蔵庫から出したときにまた結露します。
(まとめ)
スマホの結露は、拭き取って乾かすことが基本的な対策です。
結露したスマホはそのまま放置しないで、しっかり水滴を取って乾かしましょう。