物事を進めるにはジンクスというものがあり、受験するときも例外ではありません。
受験するときに「落ちる」「滑る」を連想する言葉を使わないのも、ジンクスの一つです。
しかし、そのジンクスをついうっかり使ってしまった場合、受験に失敗するというのは真実性があるのでしょうか。
受験に対して、落ちるとか滑ることを連想する言葉と、悪いジンクスについて ご紹介します。
受験に「落ちる=不合格」と連想する言葉にはどんなものがあるの?
受験生や応援する人が使うと、落ちると連想させる言葉の例です。
・落ちる、滑る・・・試験に落ちるという言葉で同じ意味です。落ちるの方が多く使われます。
・散る、転ぶ、切れる・・・これらも、落ちると同意語と考えてもよいですね。
・負ける、敗れる・・・試験を戦いに見立てると、負ける、敗れるは不合格の意味となります。
応援しているつもりでも、受験生にプレッシャーや嫌がる言葉もあります。
使わない方が良い言葉ですね。
・試験なんて余裕だ・・・受験で余裕を持てる人はなかなかいません。余裕のない人を追い込んでしまうこともあるので、あまり言わない方がよいですね。
・落ちても気にしない・・・受験前から落ちる話をしないようにしましょう。
・来年もあるから・・・落ちるのを前提の話であり、今年の努力を認めていないような言い方です。
・試験なんて大丈夫だ・・・何を根拠に大丈夫なのか伝わりません。
・絶対受かるから・・・絶対受かるとは決まっていないので、無責任なことは言わないように。
受験に「落ちる・滑る」と連想するジンクスは?
ジンクスのなかでも、このような不吉なジンクスはいやですよね。
でも、はっきり言ってデマも多いですよ。
・キャンディのドロップを舐める・・・ドロップが落ちる=不合格を連想してしまいます。
・紅白歌合戦を見ること・・・受験前に勉強しないで、テレビを見ていると不合格になるということです。
・バナナを食べる・・・バナナのイメージは、踏むと滑ることなので、試験も滑るという意味です。
・新幹線の中から富士を見るな・・・勉強しないで、外ばかりのんびり眺めていると試験に落ちるということです。
・受験票を落として踏む・・・受験票を落とすと試験も落ちるということですが、落とした受験票を他人が踏むと合格、自分が踏むと不合格になるジンクスです。
落ちると連想する言葉やジンクスで、本当に受験に滑ることってあるの?
はっきり言って、受験は試験の結果によって合否が決まります。
受かるも落ちるも、緊張するもしないも含めて、それがあなたの実力なのです。
ただし、受験会場での雰囲気やこれで人生が決まると考えたりすることで緊張が高まり、実力をだしきれないまま不合格になってしまう人もかなり多いと思います。
そこで、不合格になったのは実力ではなく、○○という言葉を使ったからだとか、○○というジンクスのせいだと思ってしまいます。
でも決して落ちるや滑るという言葉を使ったから落ちたわけではなく、ジンクスのせいでもありません。
でもどうしても気になるという人は、逆に縁起の良い言葉をたくさん使い、お守りなどで悪い言葉や不吉なジンクスを帳消しにしてしまいましょう。