探してみよう!知りたい情報!

ちょっと気になることや知りたい情報を調べてみよう!

引越しで洗濯機を運ぶ前に何をする?水抜きなどの方法は?

引越しをするときには、ほとんどの電化製品はそのまま運ぶことができます。

しかし、洗濯機は運ぶときに「水抜き」という作業が必要です。

それは、洗濯機は水を本体に入れて洗濯する電化製品なので、構造的に使い終わったあとも本体に水が溜まっているからなのです。

使用しているときは問題ありませんが、引越しなどで洗濯機を動かすときに、本体の水抜きをしないと中の水が外に溢れて、周りが水浸しになってしまいます。

そこで今回は、移動する前の洗濯機の水抜き方法をご紹介します。

また水抜き以外に、引越し前にする洗濯機の作業として、ボルト固定掃除についても、併せてご紹介します。

運ぶ前の水抜き方法、排水ホースはどうする?

洗濯機は洗濯が終わったあとに排水ホースで排水しても、本体にある程度の水は残る構造になっています。

この本体や排水ホースに残っている水を、抜き取る作業のことを「水抜き」と言います。

この水抜きを行わないで、引越しなどで洗濯機を移動すると、中の水が溢れてきます。

そのため、水抜きは必ず行わなければなりません。

(水抜き方法は?)

①洗濯槽を確認

・・・洗濯槽内に洗濯物が残っていないかを確認して、残っていたときは出して、洗濯槽を空にしてください。

②水道の蛇口を閉める

・・・洗濯機に給水ホースでつながっている蛇口を閉めて、水が出ないようにします。

③給水ホースの水を抜く

・・・電源を入れてスタートボタンを押します。

④20秒程度で電源を切って、給水ホースを外す

・・・電源を切った後で、給水ホースを外してください。

給水ホースから水がこぼれることもあるので、タオルを用意しておきます。

⑤電源を入れ、脱水ボタンを押す

・・・脱水時間は一番短い時間で良いです。

⑥排水口から排水ホースを抜いて本体の水を抜く

・・・本体を少し傾けて本体内部に残っている水を取り除きます。

⑦洗濯機の付属品を保管する

・・・外した取り付け器具や付属品などは、袋に入れて洗濯槽内にいれます。

本体にガムテープで接着しても良いです。

(排水ホースはどうするの?)

①本体に固定する

・・・排水口から外した排水ホースは、水が出ても困らないように、ホース先をビニール袋などで包んで本体にガムテープで固定しましょう。

また排水ホースが外れない場合は、排水ホースの先をビニール袋で包み、水が漏れないようにしてください。

(水抜きの作業時間は?)

①作業時間は10分~20分

・・・これらの作業は、10分~20分で出来るので、引越しの前の日か当日の朝までに行います。

できれば、時間的な余裕がある、前日に作業をした方が安心です。

ドラム式洗濯機のボルト固定とは?

(運ぶ前にボルト固定は必ず行う)

ドラム式洗濯機は移動するときに、水抜き以外に輸送用固定ボルとでドラムを固定しなければなりません。

その理由は、ボルトで固定しないまま輸送すると、次のような状態になってしまうので気を付けてください。

①ドラムがぐらぐら大きく揺れる

・・・輸送中の揺れによって洗濯機内部のドラムも揺れてしまい、内部の壁に当たってしまいます。

②ドラムが壁にぶつかる

・・・内部の壁にガンガンぶつかって音がうるさく、洗濯機の故障の原因になります。

(注意することは?)

①固定ボルトの取り外し

・・・輸送時は固定、通常時は外すことを覚えましょう。

②固定したまま洗濯すると故障する?

・・・異常な振動が起き、故障する可能性があります。

③機種によってはエラー表示

・・・固定ボルトをしたままの場合、エラー表示がでる機種もあるので、説明書に従いエラー対応しましょう。

⑤付属品を無くさない

・・・機種によって固定ボルトの形が違うことがあります。また付属品の中に固定ボルトや固定するための器具がある場合は、無くさないようきちんと管理してください。

洗濯機周りの掃除はどうする?

(引越しするときの掃除はどこまで?)

一般的に洗濯機はセットすると、その場所から動かさないことが多いですよね。

そのため、洗濯機を動かしたときに下にごみが散らかって、埃だらけだということがあります。

①洗濯機の下は汚れている

・・・引っ越すときに初めて洗濯機を動かす時など、結構床が汚れているものです。

引越しするからこのままでもいいかな、と思う人は少ないと思いますが、他の場所が奇麗でも洗濯機の下だけが汚れていると、かえって掃除にルーズな人だという印象を受けます。

汚れが目立たない程度の清掃をしましょう。

②目立つ汚れは掃除する

・・・特別にピカピカにする必要はないにしても、ごみやほこりは掃除機で吸い込み、目立つ汚れは軽く水拭きするくらいはマナーの一つだと思います。

まとめ

同じ電化製品でも、洗濯機は本体内部に水が溜まる構造になっています。

そのため、引越しなどで洗濯機を移動させるときには、しっかり水抜きをして水漏れを防ぎ、周りが水浸しにならないように注意してくださいね。