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ビジネス上で営業の説明や打ち合わせ、会議資料などの整理のため、パソコンを持ち運んでいる方は多いと思います。
しかし飛行機のように
①荷物として預ける荷物
②手荷物として持ち込みができる荷物
の二種類ある場合は、パソコンはどちらの荷物になるのか迷いと思います。
できれば、飛行機の機内に持ち込みパソコンを使用したいけど、色々制限がありそうでまずいのかなと心配にもなりますよね。
そこで今回は、機内にパソコンの持ち込みができるのか、国内線・国際線で預け荷物にする場合の注意することは、持ち込むときの制限事項はなにかについて解説します。
飛行機でパソコンは機内持ち込みできる?
(パソコンは貴重品扱い?)
①パソコンは機内に持ち込めます。
・・・航空会社の案内の中で、パソコンやタブレット端末などの壊れやすいものや貴重品は、預け荷物にしないで、機内に持ち込むようにといわれています。
パソコンの他にも、パソコン周辺機器、電子データ、ガラス製品、楽器、絵画、カメラ、ビデオカメラ、携帯電話なども手荷物として機内に持ち込むようにしてください。
②手荷物は1個
・・・ただし、手荷物として機内に持ち込めるのは、身の回り品(ハンドバッグやカメラ、傘などのように座席の下に収納できるほどの大きさの物)の他に1個しか持ち込めないので、注意してください。
機内に持ち込むときは、保安検査場に置いてあるトレーにパソコンを入れて、保安検査を受けます。
持ち込んだ手荷物は、客室内の共用収納箱や前の座席下に収納してください。
また持ち込める手荷物のサイズは、座席数の機種によって異なります。
③座席数100席以上・持ち込める寸法
・・・3辺(縦・横・高さ)の合計が115㎝以内でかつ、それぞれ縦55㎝、横40㎝、高さ25㎝以内で、重さは身の回り品と合計で10kg以内です。
③座席数が100未満・持ち込める寸法
3辺(縦・横・高さ)の合計が100㎝以内でかつ、それぞれ縦45㎝、横35㎝、高さ20㎝以内で、重さは身の回り品と合計で10kg以内です。
※サイズは、キャスターやハンドルの長さも含むので、持ち込む前に確認してくださいね。
飛行機でパソコンは国内・国外でも持ち込みできるの?
(パソコンは持ち込みがおすすめ)
国内線、国際線ともに
①パソコンの機内持ち込みが勧められています。
・・・ただし、持ち込み以外に預け荷物とすることができないわけではありません。
しかし、預け荷物とした場合は、国や空港の取り扱う人によりますが、結構乱暴に扱われることが多く、キャリーケースやトランクが壊れることもあります。
いつもそうなのかわかりませんが、テレビで乱暴に荷物を放り投げているシーンを見たことがあります。
②貴重品は持ち込もう
・・・もし、預けていたパソコンが壊れていても、航空会社の補償規定ではパソコンは補償対象外なので修理代は自己負担になってしまいます。
そのようなことがあるので、貴重品や壊れる恐れのあるものは機内に持ち込みをしたほうが安心ですね。
パソコンの機内での制限事項は?
(制限事項は)
機内に持ち込んだパソコンを利用したいときは、制限事項があるので従ってください。
①機内モードの場合
・・・(電波を発しない状態での使用:ネットは不可)
・搭乗
・離陸~上昇
・飛行中
・降下~着陸
・降機
登場~降機まで、常時使用することができます。
②電波を発する場合
・搭乗・・・使用可
・離陸~上昇・・・使用できません。
・飛行中・・・使用できません。機内Wi-Fiサービスがある場合は使用できます。
・降下~着陸・・・使用できません。
・降機・・・使用可。
③機長の指示に従うこと
・・・使用可能な時間帯であったも、機長が何らかの原因で安全運転に支障する恐れがあると判断した場合は、パソコンを使用できません。
その場合は、機内アナウンスや乗務員の指示に従ってください。
まとめ
パソコンは、ちょっとした衝撃でも壊れることや故障することがあり、内部の貴重なデータが無くなることもあり得ます。
機内に持ち込んで、しっかり保管するようにしましょう。