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車椅子マークはピクトグラム?その種類や意味は?著作権はフリー?

最終更新

ピクトグラムとは絵文字、絵単語などとも呼ばれ、その物が持っている性質や情報を、単純な記号的なデザインで誰でもわかりやすいようにしたものです。

ピクトグラムの代表的なものは、車椅子マーク、非常口、エレベーター、トイレなどの施設案内や禁煙マーク、進入禁止、撮影禁止などの禁止場所の明示、スポーツなどの種類を表すマークなど様々な場所で使用されています。

今回はそれらの中から「車椅子マーク」をピックアップして、車椅子マークの種類と国際シンボルマークの意味、ピクトグラム著作権フリーで使用できるのかということを解説いたします。

車椅子マークの種類には国際シンボルマークとピクトグラムがある

(車椅子マークの種類)

一般的に車椅子マークと呼ばれている中には、駐車場で見かける車椅子マークの他にも種類があり、主なものは次のとおりです。

①駐車場の車椅子マーク

・・・障がい者優先を表す「国際シンボルマーク」です。一般的には車椅子マークと呼ばれていることが多いです。

②車椅子設備マーク

・・・施設の中に車椅子が用意されていることを示すマークです。

③車椅子スロープ

・・・車椅子用のスロープがあることを示すマークです。

④バギーマーク

・・・ベビーカーではなく、子供用車椅子を表すマークです。

⑤車椅子ステッカー

・・・通販や市販されている車椅子を使ったステッカーなどがあります。

⑥車椅子スポーツ表示

・・・パラリンピックでも使用されますが、それ以外でも車椅子テニスや車椅子バスケットなど多くの車椅子スポーツを表す車椅子マークがあります。

これらはほとんど簡単な絵文字で表しているので、ピクトグラムと言っても良いでしょう。

しかし、この中で①駐車場車椅子マークについては、他の種類とは意味が違います。

(車椅子マークではなく、国際シンボルマーク!)

駐車場の車椅子マークは、車椅子利用者や足の不自由な方が優先的に駐車できる場所と思っている人がほとんどだと思います。

しかし、正式には車椅子マークではなく正式名称を「国際シンボルマーク」または「障がい者のための国際シンボルマーク」と言います。

国際シンボルマールの意味は?

(車椅子利用者だけの優先ではない!)

国際シンボルマークは、1969年に障がいを持つ人々が住みやすい街づくりを推進することを目的として、国際リハビリテーション協会に採択されたマークです。

デザインが車椅子のマークなので誤解しやすいですが、ピクトグラムの中でも「青の四角の中に車椅子に乗っている人を白で表現している」マークは、世界共通の国際シンボルマークです。

実はこの国際シンボルマークについては、車椅子利用者が優先するという誤解があります。

国際シンボルマークは、車椅子利用者だけのものではなく、全ての障がい者を対象としているマークであり、全ての障がい者の方が利用できる建築物・施設であることを示しているのです。

その全ての障がい者の中には、肢体不自由者、知的・精神障がい、内臓疾患や難病、視覚や聴覚障がい者などが含まれるので、必ずしも車椅子利用者だけではないのです。

※ 障がい者の中には、一般的に高齢者、一時的な怪我人、妊婦は含まれません。

注意しなければならないのは、スーパーなどの駐車場で国際シンボルマークのスペースに車椅子利用者でない方や、一見障がい者ではないような方が駐車したとしても、外見から障がい者として見分けがつかないことがあります。

単に健常者に見えるからといって、注意することやズルイと指摘することで、トラブルに発生することもあります。

そのように外見から判断できないときは、駐車した本人の良心にお任せすることにしましょう。

ピクトグラム著作権はどうなっているの?

著作権フリーのものもある!)

ピクトグラムは、個人的に作成することもできます。

そしてピクトグラムの中には、無料で商用に使用できるものや、著作権があり許可を受けなければ使用できないものもあります。

著作権フリーと表記してある場合は、作者の著作権は放棄していませんが、誰でも自由に使うことを許諾しているということです。

ただし、許諾は著作権者なので、規約をしっかり読んで、許諾条件などでトラブルにならないように注意しなければなりません。

国際シンボルマークを使用するときは?

(使い方の注意事項は?)

公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会により、使い方の基準があります。

①マークの大きさ10㎝以上45㎝以下が望ましい

・・・駐車場や印刷物に縮小して掲載するときなどは別です。

②色は青・白、または黒・白

・・・特別な理由が無い場合は、対比がはっきりするように使用してください。

④デザインを変更しない

・・・デザインを変更することや書き加えることは禁止です。

左右を逆にして表示することはできます。

⑤障害の種類で差別できない

・・・全ての障がい者が利用できる建築物、施設を意味するので、勝手に該当する障がい者の種類を決めてはいけません。

⑥公共団体の基準

・・・国や各自治体により建築物への設置基準などがあるので、基準に基づいた使用をしてください。

⑦マークによる証明

・・・個人の車にマークを付けたとしても、身障者が乗っている程度の表示なので、道路交通法上の規制が有利になることはありません。

駐車禁止を免れるとか障がい者専用駐車場が優先的に利用できる証明にはなりません。

あくまでも、アクサセリー的なものと理解してください。

まとめ

一般的に車椅子マークと呼ばれているピクトグラムは、本来は「国際シンボルマーク」が正しく、その意味も車椅子利用者以外の方も対象となることがわかりました。

車椅子マークを使用している施設管理者は、利用者が誤解しないように、しっかりマークの意味を一般の方に伝える必要があると思います。