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野幌森林公園!8 変な物がある・建物の正体は?

野幌森林公園を散策していると、これは一体何だろう?と思うものに遭遇します。

そばに看板があって、何をしているのか説明しているものならわかりますが、説明看板が無い場合はまったくわからないものもあります。

これは、ひょっとして〇〇に使うものだろうか。と考えたら、ちょっと面白いですよね。

そこで、今回は野幌森林公園の中を散策しているなかで見つけた、ちょっと変わったものをご紹介します。

その不思議なものの正体は何でしょうか?

中央線で見た謎の円錐形の網はなんだろう?

(昆虫を捕まえる網なのか?)

中央線を歩いていた時に、3個ほど林の中に置いてありました。

直径80㎝の白い円錐形の網をさかさまにして、土に固定しているものです。

これはトンボ網のように、何か昆虫でも捕まえようとしているのだろうか?

初めて見たので、中を見ても枯れ葉がたまっているだけでした。

誰が何のためにこんなものを置いているのだろうと思いませんか?

これについては、正体がわかりました。

昆虫を捕まえる網ではありませんでした。

これは、円錐形シードトラップ、またはリーフトラップと言って、自然落下する葉っぱや種を長期間にわたって採集する道具なのです。

勝手に触ったり、中の葉っぱを取り出したりしてはいけませんよ。

<ちょっと葉っぱが溜まっていました。>

中央線沿いには昔、家が建っていたことがある。

(鉄扉の奥には何がある?)

中央線を歩いていると、古い鉄扉がある場所があります。

現在は入ることができませんが、かなり古い通路の名残もあります。

現在は木が倒れていたりして危ないですが、以前は草も少なく遊歩道から奥の方を見ることができました。

かなり昔には、野幌森林公園の中に家が建っていましたので、その時の跡だと思います。

<昔の住宅の入り口>

奥を見るとかなり古い家の基礎?のような物がありますが、建物自体は姿形も残っていません。

周りはきちんと整地した後があり、結構広い庭があったのではないかと思います。

でも、ここに人が住んでいたんだなと思うと、感慨深いものがありますね。

<かなり昔の基礎です。>

どんな形の建物があったのか、知りたいですね。

でも残念ながらわかりません。

瑞穂連絡線のでっかい箱はなに?

(このでかい箱は何に使うのか?)

冬に瑞穂連絡線を歩いていると、林の中にでっかい箱が見えました。

何か木の上に家みたいなものがある!

最初は、あれっ、き、鬼太郎ハウス?かなと思いました。

そばに行ってみると、木の約4~5mの高い位置に、巨大な謎の箱がありました。

箱の壁には、出入り口らしきものがあります。

何かこのような形の家は見たことがあるぞ!と思い調べてみると、ちょっと形は鳥の巣箱のようです。

ここれはエゾフクロウの人工巣ですね。

そういえば、かなり前になるけど、ここら辺でエゾフクロウが木にとまっているのを見たことがあります。

そこで、エゾフクロウの人工巣を作って、保護・観察しようと思って作ったのでしょう。

インターネットで検索すると、同じような巣箱がいっぱい出てきました。

<かなりジャンボな箱です。>

<結構高い位置にありました。>

2022年の冬にこの場所へ見に行きましたが、見当たりませんでした。

何か木が倒れたような跡があったので、片づけたのかな?

大沢の池に置いていた謎の檻!

(何を捕まえる檻だろう?)

大沢の池の川辺に置いてあった檻ですが、始めは何を捕まえる檻かわかりませんでした。

調べてみると、これはアライグマを捕まえるために、野幌森林公園に仕掛けた罠でした。

他にも何か所(何十か所?)か置くことがありますが、中や周りにはお菓子などがばらまかれていました。

見たところ、カールかな?美味しそう。

でも、中にアライグマがいたとしたら、怖くてちょっと近づけないかも!

結構大きいので、アライグマ以外にタヌキやキタキツネも入りそうです。

この建物は一体なんだろう?

野幌森林公園には、ところどころに建物があります。

突然歩いているときに、建物と出会うとびっくりしてしまいます。

現在も使用されている建物もありますが、今はもう撤去されたものもあります。

地面を見ると建っていたときの基礎や跡があったりします。

懐かしい写真もありますので、ご紹介します。

東4号線の「ぽつんと一軒家」

(怪しい小屋があった。何の小屋?)

野幌森林公園には、誰でも歩くことのできる遊歩道と、一般の人は一応立ち入り禁止の作業用通路が何本かあります。

作業用道路は、野幌森林公園の中の苗圃の作業や、森林樹木の維持管理のために作られています。

普段はほとんど使用されていません。

一応遊歩道ではなく立入禁止なのですが、遊歩道間をショートカットするにはよい道路なんです。

初めて作業用通路の東4号線を自転車で通った時に、この不気味な建物がありました。

何かちょっと怖い感じの建物だったので、見ないふりをして通り抜けようと思いましたが、好奇心の方が勝って、つい引き返して中をこっそりのぞいてみました。

ゾゾゾーッと何かある!

見てはいけないものかなと思いましたが、よく見ると・・・クワやスコップなど、苗圃で使用する道具が置いてあるだけでした。

ある日この作業用通路を通った時、隣接している苗圃の作業でこの物置を開いて使用していました。

<何か出そうな建物。でもお化け屋敷ではありません。>

今は無い、お休み処の森林の家

(地味にイベントを行っていた)

登満別園地の大きな駐車場の向かいにあった、「森林の家」という建物です。

二階建ての建物で、1階はちょっとしたはく製や見学施設、トイレがあり、2階はたまにイベントなどを行っていました。

売店施設はありません。

イベントとしては写真展や個人で作ったバードカービングなどがありました。

登満別園地に来るたびに、一休みとして立ち寄る建物だったので、結構利用している人もいました。

割ときれいな建物だと思っていましたが、実際は古くてあっちこっちが傷んでいたようです。

2015年頃に老朽化で、地震に耐えられないということで、撤去されてしまいました。

現在、この付近を散策しても、ちょっと寂しい気がします。

<結構楽しい家でしたよ。中も奇麗だったし。>

人によっては、大沢口のふれあい交流館よりも、こっちの方が楽しいという人もいたんですよ。

パネルや剥製は、勉強になります。動物の大きさもわかります。

<見た目も山小屋風で、開放的です。>

(現在は更地になっています)

森林の家の前は、小さな庭園になっていて、野幌森林公園に咲いている珍しい花の見本もありました。

名札も付いていたので、花の種類がわかって楽しかったですよ。

この家が無くなった跡は、放置されて面影が無くなってしまいました。

<森林の家撤去後、更地になりました。>

更地になった後に、何か植物を植えて実験していました。

登満別口にある、恐怖の登満別ログハウス

(隠れた名園で撮影に良い所)

登満別口には、結構大きな登満別園地があり、春には桜が咲き秋はオオイチョウの紅葉があり綺麗ですよ。

この公園には小さな池や植栽があり、時期になると写真を撮る人が増えることもあります。

池にはヒツジグサやマユミなどが咲きます。

奥の方にある「原の池」にカワセミが居た頃は、かなり車が止まっていました。

トイレがあるので、便利です。

(ログハウスで恐ろしいことが・・・)

トイレ以外は普段使われていないようですが、ある日ログハウスを何気なく外から覗くと、部屋の中が緑っぽいような黒いような色に見えたので、変だなと思いました。

あれっ何か動いているような・・・じぃーと眺めていると…あああ、カメムシィィィー。

部屋一面、床から壁から天井までカメムシが動いていましたよ。

私は、いままでこれだけの数のカメムシを見たことがありません。

おそらく、何百万、何千万(もっとでしょうか)のカメムシを見てしまった・・・トラウマになりそう。

<これが、恐怖の登満別ログハウス。トイレは奇麗です。>

あまりの恐ろしさに写真を撮るのも忘れてしまいました。(証拠の写真が無い)

下の写真の床は、カメムシでびっちりだったんですよ。

カメムシ退治の跡、殺虫剤の威力は凄い。>

何日か経ってから、こっそりのぞくと、上の写真のように部家の中がきれいになっていました。

棚の上には、フマキラーバルサン、消臭剤が載っていました。

この殺虫剤が置いてあることが、カメムシを退治した証拠ですね。