天気が良いので、午前中にキノコや地衣類の様子を見に出かけました。
野幌森林公園の大沢口へ行く途中から、クマゲラの声が聞こえたので、森の中を見たけどどこかへ飛んで行ったようです。
姿は見えませんでしたが、今日は出足から良いことがありそうでした。
そうです。この日は公園で良い出会いがありましたよ!
- 大沢口入り口でいきなりクマゲラにご対面!
- 数年振りに出てきた可愛いツチグリ!
- 大沢コース定番の場所にエゾフクロウがいた!
- 地衣類を見てみよう!
- 桂コースのウスツメゴケの場所を覚えた!
- これはハクテンゴケ?似たような地衣類が多い!
- 図鑑があっても、どれが何かわからない地衣類!
- 大沢コースの樹洞は立ち入り禁止になりました。
- 近頃ハイタカが野鳥を狙っています。
- キノコか地衣類かわからない植物!
- 拡大すると楽しい地衣類!
大沢口入り口でいきなりクマゲラにご対面!
(桂コースでご対面!)
大沢口入り口から入って約2分後、コケの写真を撮っていたら「キョーン」とクマゲラの鳴き声がしました。
今度は姿がはっきり見えたので、飛んで行った方向へ向かっていくと、しっかり樹木に張り付いてコンコンコンと突っついていました。
公園に入って、5分後に一人でクマゲラの撮影会です。
今日は良いことがありそうです。
クマゲラは気に入った木があると、何回も来るようです。
またお気に入りの木には、長時間いることがあります。
この木は結構気に行ったようで、下から上までコンコン突いて上がっていきました。
数年振りに出てきた可愛いツチグリ!
(志文別線のつちぐり!)
大沢口からエゾユズリハコースのキノコや地衣類の様子を見ながら、志文別線へ回りました。
志文別線では必ずツチグリの生存を確認する場所があるのですが、ここ数年は確認できませんでした。
今日も無いだろうなと思いながらチラチラ見ていると、何か懐かしい形のキノコがいました。
数年振りのツチグリでした。
姿は半分土の中でしたが、しっかり存在を示していましたよ。
大沢コース定番の場所にエゾフクロウがいた!
(大穴樹洞のエゾフクロウ)
志文別線から四季美コース経由で、大沢コースへ入りました。
四季美コースの樹洞には、今日もエゾフクロウはいませんでした。
近頃姿を見せている大沢コースの三日月の樹洞と、前にいたことのある沢の中の樹洞にはいませんでした。
大沢コースで定番の大穴樹洞はどうかなと、遊歩道から覗いてみると何かいるようです。
近くへ行ってみると、久しぶりに大穴樹洞にエゾフクロウがいました。
瑞穂連絡線のハートの木にもエゾフクロウがいた!
(ハートの木のエゾフクロウ)
クマゲラとエゾフクロウに会ったので、今日はとても楽しい気分です。
調子に乗って、瑞穂連絡線のほうへも回り、気になる場所へ行きました。
気になる場所とは、瑞穂の池のそばで瑞穂連絡線にあるエゾフクロウの樹洞です。
ここも、エゾフクロウとアライグマが巣を奪い合う場所でもあります。
倒木の影響で、近頃はエゾフクロウがいるかどうか確認していませんでしたが、今日は気分が良いので確認しに行きました。
するとハートの樹木にしっかりといるではありませんか。ラッキー!
今日はてくてく歩いて5時間、2万歩ははるかに超えてしまいました。
膝が痛い!今日はダウンですね。
5月の連休前に通ったときは、このように立入禁止になっているので、入ることはできません。
そのため、今もエゾフクロウが来ているのかは不明です。
地衣類を見てみよう!
花の季節が終わり、雪が積もるまでのあいだは、野鳥、キノコ、地衣類の世界が広がります。
葉っぱが落ちて野鳥が見やすくなり、キノコや地衣類が見やすくなります。
これらの中で地衣類の見た目は、コケなのか、キノコなのか、よくわかりません。
○○ゴケという名前のものが多いですが、いわゆる苔とはまったく異なる構造(菌類)なので、植物と動物の間の生物と言われています。
何故コケじゃないのに○○ゴケというのか疑問ですが、アップで見ると結構面白いのですよ。
桂コースのウスツメゴケの場所を覚えた!
(場所を思い出した)
前にウスツメゴケの写真を撮ったのですが、うっかり場所を忘れてしまいました。
そこで、何日か前の散策コースを周って、やっと場所を確認しました。
図鑑には、全国で簡単に見かけるように書いていますが、野幌森林公園の中にはそれほど多くありません。簡単に見つけることができなくて、単に運よく偶然見かけたのです。
桂コースの数ある倒木の中の1本に生えていました。
今のところ、ここ以外で見たことがありません。
このように、秋のほうが草や葉っぱが少なくなって、とても見やすくなります。
また写真も撮りやすいです。
これはハクテンゴケ?似たような地衣類が多い!
(一年中、その姿は見られます)
元々地衣類は学校で習う生物には含まれていないので、研究者以外で詳しい人は少ないですね。
インターネットでは、結構写真を撮っている人は結構いますね。
でも、この地衣類は街の建物や人工物、里山の林や森のどこでも見られる生物なのです。
特に拡大してみると、まるで万華鏡のように綺麗な様式美が見られますよ。
ルーペ片手に出かけましょう。
ただし、樹木に顔をぴったりつけているポーズは、ちょっと変な人?に見られるかも。
図鑑があっても、どれが何かわからない地衣類!
(どこでも簡単に見れます)
現物がどこでも見られるのは、キノコよりも多いかもしれませんね。
でも、人気?がそれほどないので、他の植物のように図鑑も多く販売していません。
数少ない図鑑の写真から、実際の地衣類を判定するのは、結構難しいですね。
多分、これじゃないかなと紹介しても、間違っている可能性がかなりあるので、そこのところはご理解くださいね。
また、きのこなのか、コケなのか、地衣類なのかわからないのも多いですが、生態自体は惹き込まれる魅力を秘めていますよ。
これの正体はわかりませんが、ちょっと格好良いですね。
地衣類は樹皮にへばり付いているのが主流ですが、拡大してみると色や形も変化しているようです。
同じ種類でも、光の加減で色が違って見えるのが良いですね。
12月17日は野幌森林公園付近に24時間で60㎝くらい雪が降りました。
その前は積雪0㎝だったので、驚きです。
あっという間に冬になってしまいました。
でも天気予報で大雪が降ると言っていたので、前の日に野幌森林公園へ行き、一回りしてきましたよ。
大沢コースの樹洞は立ち入り禁止になりました。
(立ち入禁止テープで居場所がわかる)
大沢コースのエゾフクロウの樹洞は、あまりにも人が遊歩道を離れて森の中に入り写真を撮るので、立ち入り禁止のロープが張られていました。
それでも、三日月樹洞にはしっかりとエゾフクロウがいましたよ。
この場所は、森に入らなくても、遊歩道から写真を撮ることができます。
大穴樹洞(ここも冬になると遊歩道から、穴にいるかいないか確認できます)にはいなかったので、大穴と三日月を行ったり来たりしているようですね。
現在は5月下旬で、このブログを更新中です。
結局、エゾフクロウを見かけたのは三日月樹洞が多かったようです。
つい最近も三日月樹洞でエゾフクロウが休んでいました。
近頃ハイタカが野鳥を狙っています。
(ハイタカは狩りに失敗することが多い)
毎年今頃になると、毎日のようにハイタカが庭に飛んできます。
庭の木の茂みによくカラ類やスズメが飛んでくるので、それを狙ってきます。
家の前で野鳥を追っていることがありますが、失敗することが多いですね。
5回に1回程度の成功率です。
(連休を過ぎるとあまり姿を見せない)
ハイタカも春先までには、ちょくちょく来ていましたが、5月中旬になるとあまり姿をみせなくなりました。
でも、忘れた頃に野鳥を追いかけているのを見ます。
そして、思っていたほど狩りに成功はしていないようです。
キノコか地衣類かわからない植物!
(正体不明の物体)
雪の降る前に、見かけた地衣類かキノコかわからない植物です。
ちょっと図鑑で調べてもわかりませんでした。
この正体を知りたいですね。
拡大すると楽しい地衣類!
(拡大すると世界が拡がります)
地衣類も同じような形が多いので、見分けるのが大変です。
この地衣類に間違いないと、言えれば良いですが、難しいですね。
樹木の皮をよく見ると、地衣類に覆われているものが多く、これの正体はなんだろうと思って図鑑を比較するのも楽しいです。
ただし、ツブツブなどが小さいので、写真を撮ってから拡大してみないと、わからないものが多いですね。