洗濯をしたときに蓋を開けてみたら、洗濯槽の中の洗濯物が紙くずまみれになっていたということがありませんか？
今日に限ってポケット内を確認し忘れていたとか、または気が付かなかったということですよね。
あーショック！と嘆いても仕方ありません。
しっかり後始末をしましょう。
今回は、ポケットティッシュなどを洗濯してしまい、洗濯機が紙くずだらけになってしまった後の掃除や洗濯物の紙くずの処理方法をご紹介します。
洗濯槽に付いた紙くずを掃除する方法は？
（洗濯で紙くず化する紙とは？）
洗濯物と一緒に洗濯してしまい紙くず化してしまうものには、ポケットティッシュ、メモ紙、名刺、レシートなどがあります。
丈夫な紙であれば何とか形を保っていることもありますが、ポケットティッシュなどの柔らかい紙のときは悲惨ですよね。
（紙くずで洗濯機は故障しない？）
ポケットティッシュ程度の紙であれば、洗濯機がいきなり故障するということはほとんどないと思います。
ただし、紙くずをそのまま放置することで、他の洗濯物に付くことや、洗濯機の故障の原因になることもあるので取り除くことは必要です。
（洗濯槽に付いた紙くずを掃除する方法）
あっという間に綺麗になるという魔法的な方法ではなく、地道に取り除く方法になります。
①大きな紙くずは手で取る。
･･･ある程度大きな紙くずは手で取ることができるので、しっかり取り除きます。
②洗濯物を出して、すすぐ。
･･･洗濯物を取り出して、空の洗濯槽に水を入れ、「すすぎ」をします。
③すすぎの状態で、浮かんだ紙くずを網で取り除く。
･･･剥がれて浮かんでくる紙くずを、網を使ってすくうように取り除きます。
④紙くずフィルターの紙くずを回収。
･･･紙くずフィルターがある場合は、紙くずフィルター内の紙くずを回収して捨てます。
紙くずは、しっかり取るようにしましょう。
⑤排水して乾燥する。
･･･乾燥機能がついている洗濯機であれば、乾燥させてから残った紙を取り除いてください。
乾燥機能がついていない機種であれば、蓋を開けたまましばらく乾燥させてから、紙を取り除いてください。
洗濯槽に粉々にこびり付いたポケットティッシュを取るには？
ポケットティッシュの場合は、粉々になって洗濯槽にこびり付くことがあります。
この場合は、こびり付きがひどいのでショックを受けますが、これもしっかり取りましょう。
（こびり付いたポケットティッシュを取る方法）
①取り除ける物は手で取る。
･･･紙くずと同じように、手で取れる物は手で取ってしまいます。
②乾燥機能がある場合、乾燥させる。
･･･乾燥機能がある機種は、洗濯槽を30分ほど乾燥させると、手で取りやすくなります。
③乾燥機能がない場合は、すすぎと脱水。
･･･乾燥機能がない機種は、洗濯物に柔軟剤を加えて「すすぎ」と「脱水」を1回ずつ行います。
④柔軟剤の代わりに酢でも良い。
･･･柔軟剤以外にカップ1杯のお酢を入れて、同じようにすすぎと脱水する方法もあります。
お酢を使用すると匂いが洗濯物に付くイメージがあると思いますが、実際にはお酢を使っても防菌・防臭・消臭作用があるので、洗濯物に酢の匂いがこもることはありません。
⑤乾燥させた紙くずを取る。
･･･洗濯槽にこびり付いたポケットティッシュは、硬めのスポンジ、野菜ネットなどを使い洗濯槽を傷つけないようにこすると、ぽろぽろと落ちるので拾って捨てます。
洗濯物にこびりついたポケットティッシュを処理する方法は？
（処理方法）
洗濯物自体にこびり付いてしまったポケットティッシュは、次のように処理してください。
①乾燥機能がある場合は、乾燥させる。
･･･30分程乾燥させてから、ポケットティッシュを手で取ります。
②乾燥機能がない場合は、すすぎと脱水。
･･･柔軟剤を加えてすすぎと脱水を行なうと、洗濯物からポケットティッシュが取りやすくなります。
③洗濯物が乾いたら、払い落す。
･･･洗濯物が乾いた後は、バサバサと洗濯物を振ってポケットティッシュを払い落します。
払い落ちた紙くずは拾って捨てます。
④ガムテープや粘着ローラーを使用。
･･･まだ残っているポケットティッシュは、ガムテープ（粘着テープ）でペタペタくっつけるか、粘着ローラーをコロコロ転がして取ります。
そうすると、紙くずが飛び散らないので、きれいに取り除けます。
⑤野菜ネットなどでもOK。
･･･洗濯槽の紙くずを取るのと同じように、服が傷つかないように野菜ネットや硬いスポンジで、ポケットティッシュを擦って落とす方法もあります。
まとめ
うっかりポケットティッシュや紙を入れたまま、洗濯してしまうことはよくあることです。
こびり付いている状態を見てショックを受けることもあるでしょうが、きれいに取り除く方法はあるので、後の処理をしっかり行いましょう。
ちょっと手間はかかりますが、ちゃんと取り除けるので安心してくださいね。
