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中途入社の挨拶!社内や取引先への挨拶メールの出し方は

転職などで時期がずれて中途入社するときには、最初の挨拶をどうしようか心配ですよね。

確かに転職初日の挨拶や行動によって、その人の第一印象が決まってしまうことが多いです。

当たり前ですが、最初の挨拶で相手に良い印象を持ってもらうのは、今後のビジネス上のお付き合いとして大切なポイントです。

また入社挨拶は相手に直接会って挨拶するのが基本ですが、営業などで日中は外出していることが多いとか、取引先であれば相手の都合もあり、転職初日に会えないこともあります。

そのようなときは、転職初日の挨拶をメールで出すことをおすすめします。

今回は、直接挨拶ができない場合の挨拶メールの出し方と、社内や取引先への挨拶メールについて、文例と解説を交えてご紹介します。

転職挨拶を電話でするには注意が必要!

(挨拶を電話でするデメリット)

転職したときの挨拶を電話でする方法はあります。

仕事の関係で連絡するときなど、挨拶以外の話をするときには、話しの前段で転職挨拶をすると良いでしょう。

しかし、次のような場合はデメリットが生じます。

①相手が多いと時間とお金がかかる

…挨拶も仕事の内ではありますが、挨拶のために電話をかける時間とお金をかけるのは、仕事として有効ではありません。

②取引先にいきなり電話するのは失礼

・・・取引先としても、いきなり知らない人から転職の挨拶をされても、戸惑ってしまうこともあります。

③相手にも都合がある

・・・相手が商談中や会議中の場合に、呼び出して転職挨拶しても、相手に迷惑をかけてしまうし、相手によっては怒らせてしまいます。

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転職挨拶は、メールで行う

(直接会う人には自己紹介をする)

一般的に転職初日に、所属部署への挨拶を行います。

また当日に取引先へ挨拶に行った場合は、直接相手に転職挨拶をすると良いでしょう。

(会えない人にはメールで挨拶)

当日会えなかった社内の人や、取引先への転職挨拶は、メールで行う方法があります。

メールで行った場合のメリットには次のことがあります。

(メールのメリット)

①一度に多くの人に送れる

・・・一人ずつ送るのではなく、一度に多くの人に送れるので、時間がかからない。

②相手の都合で見る

・・・相手は自分の都合でメールを読むので、電話に出る必要がありません。

③商談中や会議中でも呼び出さない

・・・メールが届いているだけなので、仕事を中断させることはありません。

④文書なので、内容がわかりやすい

・・・メールなので、書いてある内容がわかりやすく、電話のように聞き取りにくいことがない。

⑤メールを送ったことで好印象を受ける

・・・素早く挨拶されることで、相手に好印象を持つことが多いです。

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挨拶メールを書くときの注意することは?

(挨拶メールを書くポイント)

①直接挨拶できない方に出す

・・・社内や取引先で会えなかった人を対象にして、メールしてください。

②伝えたいことを書きます

・・・口頭の挨拶と違うので、伝えたいことを簡潔に書きます。

③できるだけ当日にメールします

・・・挨拶はできるだけ早くした方が良いです。

④文字数は300文字以内

・・・挨拶は長ければ良いというものではありません。

内容は簡潔にわかりやすく、300文字以内にまとめると読みやすいです。

挨拶メール 社内の場合(文例)

(社内へのメール 例文)

①入社のご挨拶(○○部署名 鈴木次郎

・・・件名:メールのタイトルです。何のメールかわかるタイトルが良いですね。

②本日○月○日より、○○部○○に配属されました鈴木次郎です。

・・・本文です。入社日と配属先をしっかり知ってもらいましょう。

また氏名は苗字だけではなく、フルネームで記入しましょう。

③前職では○○を担当し、○年ほど従事しておりました。

・・・前職の内容を知ることで、相手は中途入社だということがわかります。

④今回の○○は未経験の職種で不慣れな点が多く、皆様にご迷惑をおかけすることと思いますが、一日でも早く戦力になるように力一杯努力いたします。

・・・仕事に対する積極性や意気込みを文章にします。

⑤つきましては、今後ともご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。

・・・お願いの文章です。

⑥メール署名

・・・本文の後に、署名(フルネーム・電話番号、連絡先、メールアドレスなど)をして、連絡先がはっきりわかるようにしましょう。

挨拶メール 取引先の場合(文例)

(取引先へのメール 例文)

取引先など社外で今後お付き合いが始まる人に送るメールです。

社内と似たような内容になりますが、プライベートな言い方は避けて、ビジネスライクな文章にしましょう。

①入社のご挨拶(○○株式会社○○部 鈴木次郎

・・・タイトルは忘れないようにしてください。

②○○株式会社○○部長○○様

・・・宛名を記入します。相手の役職名や名前を間違えないように注意しましょう。

③平素は大変お世話になっております。

・・・定型的な挨拶文でかまいません。

④この度○月○日付けで、○○株式会社に入社いたしました鈴木次郎と申します。

・・・入社日とフルネームで自己紹介をします。

⑤所属は○○部○○になりました。

・・・所属する部署も記入します。

⑥業務において至らない点もあるかと思いますが、一日も早くお役に立てるよう努めます。

・・・今後の意気込みを記入します。

⑦今後ともこれまでと変わらぬご指導をよろしくお願い申し上げます。

・・・今後のお願い文です。

⑧略儀ではございますが、まずはメールにてご挨拶申し上げます。

・・・メールでの挨拶とことわって挨拶文を終わりにします。

⑨メール署名

・・・本文の後に、署名(フルネーム・電話番号、連絡先、メールアドレスなど)をして、連絡先をはっきり明示します。

(まとめ)

メール文章は定型的ですが、簡潔に要点をまとめて整理して送付しましょう。

入社挨拶は、メールといえども今後の付き合いの最初の出会いとなるので、しっかり挨拶をしておきましょう。