探してみよう!知りたい情報!

ちょっと気になることや知りたい情報を調べてみよう!

台風の影響で飛行機は揺れる?ジェットスター欠航はいつわかる?

飛行機に乗るときに心配なのは、天候の影響で飛行機が揺れることや、欠航にならないかということですよね。

特に台風の時期で、実際に台風が接近している場合は、欠航になるのか運行するのか、はっきりしてほしいと思う人がほとんどだと思います。

今回は、飛行機が揺れるのは台風の影響なのか、台風の影響で欠航するのはいつわかるのかを解説します。

また、格安運賃で人気のあるジェットスターの場合、台風の影響や欠航がいつわかるかについても併せて解説します。

飛行機の揺れる原因は?台風の影響?

(飛行機が揺れる原因は?)

飛行機が揺れる原因は、主に次のものがあります。

①乱気流によるもの

・・・乱気流は大気が上空で巻き起こす気の流れで、いつどこで起きるのかは予測できません。

②雲の中を通るとき

・・・積乱雲(入道雲)の中を通過するときや、高山の上、台風によって起こることもあります。

③台風によるもの

・・・乱気流の発生は予測できないこともあるので、台風の影響がないとはいえません。

(飛行機が揺れるのは、台風の影響だけではない)

結果的に台風がない時期でも、乱気流が発生した場所を飛行機が通ることで、機体が揺れることはあるのです。

(台風でも飛行機が飛ぶことがある)

①台風の高さは、10,000m程度

・・・一般的に飛行機が水平飛行する高さは、7,500m~10,000mですが、大型旅客機であれば約13,000m近くまで上昇して飛行することができます。

台風の高さは10,000前後と言われており、影響範囲としては15,000mに達するものもあります。

②飛び越すか迂回するか

・・・台風の高度が低い場合は、飛行機はその上を飛ぶことがあります。

また台風の高さが高い場合は、無理して上を飛ばないで、影響のない場所まで迂回することがあります。

③台風を突っ切ることがある

・・・台風は上部・下部の暴風雨が強く、中央部分は比較的弱いので、安全を十分留意して突っ切ることがあります。

(揺れても飛行機は飛ぶ)

①離着陸の風によっては欠航

・・・風の影響がひどくて、安全に離着陸することが難しい場合は欠航します。

雨が降っていても風が弱い状態であれば、ほとんど運行します。

また上空まで飛んでしまえば天気の影響は少なくなり、乱気流で飛行機は多少揺れても、安全性が保てれば通常通り運行します。

台風の影響で欠航はいつわかる?

(欠航する原因は風)

飛行機の運行に影響するのは、雨などの天候の悪さではありません。

欠航する原因は「風」であり、天候が良くても悪くても風がある程度強ければ欠航になるのです。

①統一された基準はない

・・・各航空会社では欠航する基準的マニュアルはありますが、使用している飛行機の大きさ、機種、機数、パイロット数、従業者数、整備条件など様々な違いがあるので、天候状態により各社個別に欠航の判断をしているのが実情です。

②欠航は離着陸地の風による

・・・欠航する判断は離着陸地の滑走路上の風速・風向きに大きく影響を受けます。

(欠航する風速・風向きは?)

①一般に欠航する風速は、追い風約8m、横風約20m、向かい風は制限なし。
②横風約20mでも滑走路が濡れていることや、自動着陸の場合は不可です。
③風以外にも各航空会社の機材、運行状態により欠航・遅延はあります。

(欠航はいつわかる?)

①一般的に前日が多い

・・・航空会社としてはなるべく運行したいので、ぎりぎりまで風の強さや気流の乱れがあるかを確認します。

明らかに台風などの影響が激しくて運行が危険な場合は早めに欠航になると思いますが、微妙な天候の場合は当日ぎりぎりまで欠航の是非を検討することもあります。

②航空会社によって異なる

・・・大型航空会社とその他の航空会社とは、機種、機材、パイロット技術などの違いがあるため、A・B・C会社は運行しても、D・E会社は欠航ということはあります。

台風で欠航?ジェットスターの場合は?

ジェットスターとは)

ジェットスターは日本国内を始め、アジア太平洋地域に就航している航空会社です。

オーストラリアのメルボルンに本社を置いていますが、格安航空会社として人気があります。

日本では、新千歳、成田、中部、関西、高松、高知、福岡、長崎、沖縄、熊本、鹿児島などを就航しています。

ジェットスター運行率)

①運行率93.16%(2021年度)

2021年度定時運航率では、次のようになっています。

スカイマーク98.44%

スターフライヤー98.15%

・ソラシドエア97.66%

日本トランスオーシャン航空97.36%

日本航空94.49%、全日空94.26%、

全日空94.26%

・エアドゥ93.87%

ジェットスター93.16%

・スプリング・ジャパン87.99%

・ピーチ86.80%

このように大手航空会社とジェットスターなどの航空会社で極端な違いはありません。

あくまで安全に飛べるか、欠航ではなく遅延で対応することや、機材・人員のやりくり、パイロットの技術、航路などの条件によります。

遅延率については、ジェットスターは5%程度あるので高いほうです。

(欠航はいつわかる?)

①欠航情報の案内は随時

・・・欠航理由は様々なので、前日などきまった日程で欠航がわかるわけではありません。

随時最新の運行状況をWebサイトで確認する必要があります。

公式サイト:

②Eメールでお知らせ

・・・該当する航空券購入者に登録したメールアドレスにお知らせメールがきます。

ジェットスターアプリで通知される

・・・アプリをインストールして、手続きをしている方にはプッシュ通知されます。

(まとめ)

飛行機の欠航は台風だけではなく、風速・風向きや諸事情によります。

そのため、当日に急に欠航や遅延することもありますが、欠航になっても後続の便に振替が可能な場合もあるので、一応空港で待機し手続きをすることも検討しましょう。

また、欠航がはっきりしないことに不満な方は、飛行機以外の交通機関で行くか、日程の変更も考えましょう。