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就活における内定保留の重要性と第二志望企業への連絡方法とは?

就活をするときは、第一志望の会社を含めた複数の企業に対して入社試験を受けるのが一般的です。

希望通りに第一志望の企業に入社できればよいですが、第一志望の企業から内定をもらう前に、第二志望会社などの内定が出ることがよくあります。

内容を見ると他の企業からは、内定通知の返答を〇月〇日までにほしいと書いてあったりします。

そして、就活をしている方からみると、第一志望企業の合否が判明してからでないと、第二志望の会社に内定の承諾をすることができないと考える人がほとんどです。

そのようなときは、厚かましいお願いなのですが、なんとか第二志望の企業に、内定通知の返答を延長してほしいと思いませんか。

今回は、「内定保留期間の延長」の依頼メール、内定保留を認めてもらった場合のお礼メール、内定承諾する場合の承諾メールについて、例文により注意点をご紹介します。

内定保留とは?内定保留をするときは相手企業へメールで依頼

(内定保留とは?)

第一志望企業を含めた就活のなかで、第一志望企業の前に他の企業の内定通知があったとき、内定を承諾するかどうかの期間を延長または保留してもらうことです。

(内定保留は自動的に認められるわけではない)

①内定承諾期間は1週間程度

・・・内定通知を受け取って承諾するかどうかの期限は、企業にもよりますが一週間程度の期間が多いようです。

この期間中に企業に入社するか、入社することを辞退するかの決断をして、企業に返答します。

②内定承諾期間内に決断できないときに内定保留をする

・・・期間内に決断できない場合は、企業側に内定承諾期間の延長をお願いします。

内定承諾期間は、自動的に保留してくれるわけではないので、必ず相手企業の許可を得なければなりません。

③保留依頼をメールで行う

・・・内定保留の依頼をするためには、直接会社へ行ってお願いする方法もあります。

しかし、担当者が多忙で時間的都合がつかない場合や、直接保留依頼を話しにくいということもあると思います。

そのような場合は、メールによって迅速に内定保留依頼をすることをおすすめします。

相手企業へ内定保留依頼をするときのメール例文は?

(内定保留のお願い注意点)

①内定保留する理由

・・・内定保留のメールを出すときは、本当の理由を述べる。

保留の流には、第一志望企業や他社の選考結果を待って検討したい、家族と相談したいなどがありますが、これは当たり前のことなので、正直に本当のことを伝えましょう。

②失礼のない文章

・・・はっきりした理由もなく○月○日迄延長してほしいとか、認めてくれないなら入社しないというような、内定保留するのは当たり前という一方通行的な文章は避けてください。

③面接時と違う理由は避ける

・・・面接時は貴社しか応募していないと言っているのに、他社の結果を待っているというのは矛盾しますよね。

そのような理由だと、企業側の印象が悪くなることがあります。

(内定保留のお願いメール 例文)

①件名:内定保留のお願いとご連絡 ○○大学 斎藤幸一

・・・件名は「内定保留」の言葉を入れます。

本文にも自分の名前を入れますが、件名にも名前を入れた方が企業担当者の件名整理をするときにわかりやすいと思います。

②本文:○○会社 人事部○○様

お世話になっております。○○大学 斎藤幸一 と申します。

・・・相手先の担当者名と挨拶文、自分の名前を記載します

③先日は内定の通知をいただき、誠にありがとうございました。

貴社より高い評価をいただくことができ、大変感謝しております。

・・・内定通知に対してのお礼を述べます。

④すぐにでもご承諾の返事をすべきですが、他にも選考中の会社があり、その結果を聞いた上で最終的に判断したいと考えております。

・・・内定保留をしてほしい理由を記載します。

⑤つきましては、内定に対する返事について、申し訳ございませんが、○月○日までお待ちいただくのは可能でしょうか?

・・・内定保留の決定権は相手企業にあるので、「内定保留が可能なのか」を聞きます。

あくまでもお願いということです。

⑥貴社への入社を前向きに考えていますが、今後の人生に関わる重要な決断のため、しっかり検討した上で判断させていただきたいと考えています。

・・・就職先をしっかり検討するのは、悪いことではありません。

⑦こちらの事情により誠に恐縮でございますが、ご理解いただければ幸いです。

何卒よろしくお願い申しあげます。

・・・この文章は、相手に失礼のないお願いという定番的な言葉です。

⑧署名:氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどを明記します。

・・・必ず署名により文章を完了させます。

内定保留を認めてもらった後のお礼のメール例文は?

(内定保留のお礼は、メールで迅速に)

こちらの都合で内定保留のお願いをしているので、内定保留を認めてもらった迅速にお礼メールを送ります。

お礼メールは長文にしないで、簡潔にお礼を伝えます。

(内定保留のお礼メール 例文)

①件名:内定保留の確認とお礼 ○○大学 斎藤幸一

・・・件名の後に名前を記載すると、相手がメールを整理しやすいです。

②本文:○○会社 人事部○○様

お世話になっております。○○大学 斎藤幸一 です。

・・・相手先の担当者名と挨拶文、自分の名前を記載します。

③内定保留のご連絡ありがとうございました。

この度の私の勝手な都合を認めてくださり誠にありがとうございます。

・・・内定保留をしてくれたことに対して、お礼を述べます。

④○月○日までには必ずご返事いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

・・・何時迄に返事をすると明記し、お願いします。

⑤署名:氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどを明記します。

内定保留期間内に内定承諾をする場合のメール例文は?

(内定承諾する場合は、直接電話かメール)

内定について承諾する場合は、内定保留期限内でも迅速に連絡をします。

基本的に相手担当者に直接連絡を取るのが望ましいのですが、担当者が不在や多忙なときもあり、また休日などで電話連絡が取れない場合があります。

そのようなときは、メールで連絡を取るようにします。

(内定保留期間内での内定承諾 例文)

①件名:内定承諾のご連絡 ○○大学 斎藤幸一

・・・定番です。名前を記載しましょう。

②本文:○○会社 人事部○○様

お世話になっております。○○大学 斎藤幸一 です。

・・・相手先の担当者名と挨拶文、自分の名前を記載します。

③不在や休日の場合:直接の連絡がつきませんでしたので、メールにて失礼いたします。

・・・直接連絡もしてみたということを述べます。

④この度は内定保留をしていただきまして、ありがとうございました。

・・・内定保留を認めてくれていることに対して、感謝の気持ちを伝えます。

⑤改めまして内定の件につきましては、謹んで内定をお受けさせていただきます。

・・・内定について承諾をするとはっきり記載します。

⑥貴社に入社後は、一日でも早く貴社の一員として貢献できるように努力いたします。

今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

・・・入社後の意気込みを述べ、感謝の気持ちを伝えます。

⑦署名:署名:氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどを明記します。

まとめ

内定保留や内定承諾は、まだ学生だから、会社に入社前だからと思っておろそかにすることは許されません。

今後社会人として働くためには、決められたことを守る、連絡はしっかりする、自分の行いには責任を持つというのは常識です。

志望企業もその他の企業についても、失礼のないように連絡をしっかりとるようにしましょう。