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北海道でツーリング!フェリーで関西からバイクで行くには?

北海道は、その美しい景色や自然の豊かさ、そして春から夏に開催される様々なイベントなど観光スポットが豊富な場所として大人気です。

そして広大な土地で果てしなく続く道を思いきり走りたいと思うライダーは多いと思います。

特に本州のライダーにとっては、本州では味わえない開放感を楽しむため、一度は走りたい夢の一つですよね。

今回は、北海道でツーリングを楽しむため、フェリーで関西方面からバイクで行く方法をご案内します。

フェリーで行くメリットとデメリットは?

(メリット)

①経済的

・・・フェリーは飛行機や高速列車に比べて比較的安価であり、車や自転車を持ち込む場合でも追加の料金がかかることはありません。

②時間の節約

・・・航空便や高速列車と比較して、フェリーは到着までに時間がかかることがありますが、旅行中に眺めることのできる景色など、時間を楽しむことができます。

③便利性

・・・フェリーは多くの場合、都市の中心部から出発するため、空港や鉄道駅に行く必要がなく、交通の手間が少なくて済みます。

またフェリーに乗って旅行することで、車や自転車を持ち込むことができるため、目的地に到着してからの移動が容易になります。

④快適さ

・・・フェリーは広いデッキやレストラン、ショップ、エンターテイメント施設など、旅行中に楽しめる施設が充実しています。

また、長時間の旅行にも関わらず、飛行機のように足元が狭いなどの不快な点がなく、ゆったりとした旅を楽しむことができます。

⑤環境にやさしい

・・・航空便や自家用車に比べ、フェリーは環境にやさしい交通手段のひとつです。

船は燃費が良く、エネルギー消費が少ないため、CO2排出量が少ないとされています。

(デメリット)

①天候の影響

・・・フェリーは、天候によっては欠航や遅延が発生することがあります。

強い風や大雨、台風などが予想される場合には、フェリーが運行しないこともあります。

そのため、旅行前に天気予報をチェックしておくことが必要です。

②海の状況

・・・フェリーは、海の状況によっては揺れが発生することがあります。

揺れに弱い人は、酔いやすくなる可能性があります。

また、荒天の場合には揺れが大きくなり、安定した旅行ができないこともあります。

③時間の制約

・・・フェリーは、航空便や高速列車に比べて、到着までに時間がかかることがあります。

また、出発時間や到着時間が限られている場合があるため、旅行のスケジュールを立てる際には注意が必要です。

④設備の限られた長時間旅行

・・・長時間のフェリー旅行の場合、設備が限られている場合があります。

たとえば、寝具が十分に用意されていない場合や、トイレやシャワーが混雑することがあります。また、食事の種類も限られている場合があります。

⑤交通手段の制約

・・・フェリーによっては、車や自転車を持ち込むことができない場合もあります。

また、フェリーを利用する場合には、船着き場までのアクセス手段を確保する必要があります。

関西から北海道へ行くフェリーは?

(フェリーはどこから出るの?)

関西方面から北海道へ行くには、次の三港から行く方法があります。

太平洋フェリー

①名古屋~仙台~苫小牧

・19:00名古屋発~翌々日11:00苫小牧着(所要時間:約40時間)

・主な料金(大人):2等11,700円、寝台11,700円~15,700円など。

バイク50cc超400cc以下13,400円、400cc超750cc以下19,000円、750cc超21,200円など。

※乗船期間によって運賃が変わることがあるので、詳細は下記公式サイトで確認お願いします。

 新日本海フェリー

関西から北海道へ直行のフェリーです。

※乗船期間によって運賃が変わることがあるので、詳細は下記公式サイトで確認お願いします。

 敦賀~苫小牧東

・23:55敦賀発~翌日20:30苫小牧東着(所要時間:約20時間)

・主な運賃(大人):ツーリストA11,100円~19,300円、ツーリストS18,100円~24,900円など。

バイク750cc未満10,800円~15,700円、750cc以上13,700円~20,400円など。

舞鶴~小樽

・23:50舞鶴発~翌日20:45小樽着(所要時間:約20時間)

・主な運賃(大人):ツーリストA11,100円~19,300円、ツーリストS18,100円~24,900円など。

バイク750cc未満10,800円~15,700円、750cc以上13,700円~20,400円など。

三つのフェリーを比較すると

(値段と到着時間)

例として、400ccのバイクで大人1名乗船の場合、ツーリング開始は9:00とします。

①名古屋~仙台~苫小牧 

・最安値:11,700円 バイク運賃13,400円

・19:00名古屋発~翌々日11:00苫小牧着(約40時間)

敦賀~苫小牧東

・最安値11,100円 バイク運賃 10,800円

・23:55敦賀発~翌日20:30苫小牧東着(約20時間)

舞鶴~小樽

・最安値:11,100円 バイク運賃 10,800円

・23:50舞鶴発~翌日20:45小樽着(約20時間)

(最安値の単純比較)

①~③を最安値で単純比較すると、

①名古屋発が合計25,100円

②③敦賀舞鶴どちらからでも合計21,900円

その差は3,200円①が高いです。

しかし、②③は夜の20時台に港へ到着するので、どこかへ宿泊してから翌日の9:00からツーリング開始になります。

結果的には、②③は1泊分の宿泊費がかかるので、①の金額とほとんど変わらないということになります。

(到着してからの行動は?)

①と②③は結果的に同じ日の11:00からスタートするか、9:00からスタートするかの2時間程度の違いしかありません。

(スタートは小樽・苫小牧・苫小牧東のどれを選ぶ?)

運賃などとスタート時間も、それほど変わらないとすると、どのコースを選ぶかはスタートする港をどこにするかによって変わります。

北海道ツーリングのおすすめコースは?

(北海道のツーリングで注意することは?)

①目的地を決めておく

・・・目的地によって平地が多いコースや峠のあるコースがあるので、あらかじめ計画をしっかり立てて行動しましょう。

②燃料補給は小まめに

・・・北海道の場合、郊外に出るとガソリンスタンドが少ない場合があるので、燃料は少なくなる前に補給しましょう。

③無理の無い工程にする

・・・北海道は広いので、観光地スポットが離れていることが多いです。

あれもこれもと1日の工程に入れると周り切れないこともあるので、1日の工程は200~300km、ゆっくり回るなら1日200km程度の走行を基本としましょう。

時間が余れば目的地の周りを、ゆっくりと周るほうが新しい発見があるかもしれませんよ。

(おすすめのコースは?)

①北海道を感じるなら苫小牧からスタート

・・・支笏湖洞爺湖方面や帯広、道東方面を目的地にするのなら、苫小牧か苫小牧東をスタートにした方がおすすめです。

小樽をスタートにするより平坦地が多く、札幌を通過することなく目的地へ行くので、渋滞などに巻き込まれることは少ないです。

小樽からスタートすると洞爺湖支笏湖へ行くには苫小牧から周るより山地が多く、時間がかかります。

ニセコ積丹を周るなら小樽からスタート

・・・観光地としてなら、小樽の方が苫小牧より観光スポットがあります。

また。ニセコ日本海沿いの積丹半島を周りたいというなら小樽からスタートすることをおすすめします。

旭山動物園へ行くなら小樽でも苫小牧でも良い

・・・旭川旭山動物園や道北方面へ行くなら、小樽、苫小牧、苫小牧東のどちらからでも、所要時間はそれほど変わりません。

④小樽は坂が多く、苫小牧は平地

・・・北海道は広いので、どちらの港からスタートしても時間的にはそれほど差はありません。

小樽と苫小牧の違いは、小樽は坂が多く(平坦地もあります)、苫小牧はほとんど平地で山はほとんどありません。

スタートするときに坂の多い場所からスタートするか、平坦地からスタートするか、ツーリングする人のお好みになります。

小樽観光はとりあえずいいや、早く北海道を周ってみたいという方なら、個人的に苫小牧方面からのスタートをおすすめします。

まとめ

関西方面からは北海道は遠いので、道中の疲労を考えるとフェリーで行く方法がおすすめです。

フェリーに乗ることで、道中の疲労を軽減することができ、北海道のツーリングをより快適に過ごすことができます。

体力を温存して、北海道の青空の下、風を感じながら自然の美しさを堪能しましょう。

ただし、北海道はネズミ捕りが多く行われているので、スピードの出し過ぎには注意しましょう。