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青梅には毒がある?青梅の毒とその安全な食べ方は?

最終更新

青梅は、梅酒や梅干しなど、さまざまな料理に使われ人気のある食材です。

しかし、青梅には毒素が含まれているため、そのまま食べると中毒を起こす可能性があります。

今回は、青梅に含まれる毒はどんな毒なのか、その毒の安全性や、安全に食べる方法について解説します。

また、青梅を安全に美味しく食べるおすすめのレシピも併せて紹介します。

青梅とは?青梅に含まれる毒とは?

(青梅とは?)

青梅は、梅の未熟な状態で収穫される果実です。

梅の果実は、熟すと赤や黄色になりますが、青梅はまだ熟す前の段階で収穫されるため、果実の表面は緑色をしています。

青梅は、梅酒や梅干しなどの加工食品によく使われます。

また、生で食べることもできますが、青梅には毒素が含まれているため、生で食べると中毒を起こす可能性があります。

(青梅に含まれる毒とは?)

青梅には、アミグダリンという青酸配糖体の一種が、実や種子に多く含まれています。

このアミグダリンには毒素はありませんが、体内で消化される過程でシアン化物(青酸化合物)という有害物質が発生します。

シアン化物は、有名な毒「青酸カリ」のように毒性が高くはありませんが、大量に青梅を食べると呼吸困難やめまい、嘔吐、頭痛などの健康障害を引き起こす可能性があります。

(どのくらい食べると食中毒になるの?)

青梅に含まれるシアン化物は通常微量なので、青梅の種を1個食べたくらいでは、中毒になることはありませんが、大量に食べると中毒になる可能性があります。

青梅を食べて深刻な影響がでるのは、成人で300個、子供なら100個程度と言われています。

300個食べることは実質不可能なので、それほど心配しなくても良いでしょう。

ただし、青梅の種子部分は実よりも10~20倍のアミグダリンが含まれているので、食べないようにしてください。

青梅を犬などのペットが食べるとどうなる?

(青梅を犬が食べたら要注意)

人間には毒の影響が微量としても、犬などのペットは人間に比べて大きさや内臓の働きなどが異なります。

また、犬が青梅を何個たべたのかわからないこともあります。

そのため青梅はペット、特に犬にとっては消化に問題を引き起こす可能性があるため、与えることは避けてください。

犬が青梅を摂取すると、以下のような健康上のリスクが考えられます

(健康上のリスク)

①シアン化物の影響

・・・青梅に含まれるシアン化物は、犬にとって有害な物質です。

犬の体内でシアン化物が代謝されると、神経系に影響を及ぼす可能性があります。

②消化器系への負担

・・・青梅の酸味や苦味は、犬の消化器系に刺激を与えることがあります。

これにより、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器のトラブルが起こる可能性があります。

③種子による窒息の危険

・・・青梅の種は小さく滑りやすいため、誤って飲み込んだ場合に窒息の危険があります。

(食べたあとの症状)

これらのリスクにより、犬が青梅を誤って食べた場合、嘔吐、下痢、消化不良、食欲不振、体の不調のような症状が現れる可能性があります。

もし犬が青梅を摂取したと疑われる場合、速やかに獣医師に相談することをおすすめします。

 

青梅の安全な食べ方は?

(青梅を安全に食べるための注意点は?)

①青梅を洗う

・・・青梅をよく水で洗いましょう。

農薬や微粒子が付着している可能性があるため、洗浄することで表面の汚れを取り除くことができます。

②果皮や種子を取り除く

・・・青梅の果皮や種子は、シアン化物が多く含まれているため、できるだけ取り除くことをおすすめします。

③加熱処理をする

・・・青梅をジャムやシロップにする場合は、加熱して煮詰めてから食べましょう。

加熱により、青酸配糖体が分解されます。

④青梅は生より加工

・・・青梅は、生で食べるよりも、漬物やジャム、シロップなどの加工食品にすると、より安全に食べることができます。

⑤適量を守る

・・・青梅を食べる際は、適量を守ることが重要です。

過剰な摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、適度な量で楽しみましょう。

青梅を美味しく食べるおすすめレシピは?

青梅を美味しく楽しむためのおすすめのレシピをいくつかご紹介します。

以下のレシピは、青梅の酸味や苦味を活かし、さっぱりとした味わいを楽しむものです。

(青梅の梅干し)

・材料:青梅1kg、塩100g(青梅の重量の10%~15%)

①青梅はよく洗って、ヘタをとります。

・・・青梅は、皮が薄く、実が硬いものを選びましょう。

果皮に包丁で切り込みを入れ、塩が浸透しやすくしましょう。

②ボウルや桶に塩を敷き、その上に青梅を並べます。

・・・青梅と塩の割合はお好みで調整してください。

青梅の上にさらに塩を振りかけます。青梅が完全に塩に覆われるようにします。

③タッパーや重しを使って、青梅を押さえつけます。

・・・これにより、青梅から水分が抜け、梅干しの風味が引き出されます。

④ボウルや桶を常温で数日間置き、塩が青梅に浸透するまで寝かせます。

・・・この間、定期的にタッパーや重しを調整し、水分を抜きます。

⑤塩がしっかりと浸透したら、梅干しは完成です。

・・・保存用の瓶や容器に移し替え、冷蔵庫で保管します。

梅干しは時間が経つほど味が熟成し、よりおいしくなります。通常、1ヶ月から数ヶ月以上寝かせることが推奨されています。

保存中に白いカビが発生する場合は、取り除いてください。

(青梅ジャム

材料:青梅500g、グラニュー糖300g、レモン汁1個分(お好みで調整)、ジャム用の保存瓶

①青梅をよく洗い、水気を拭き取ります。

・・・種を取り除き、水気を取ってから果肉を細かく刻みます。

②刻んだ青梅を鍋に入れ、グラニュー糖を加えて混ぜます。

・・・青梅とグラニュー糖の割合はお好みで調整してください。

③中火で加熱し、煮立ったら火を弱めます。

・・・時々かき混ぜながら、青梅が柔らかくなるまで約20分ほど煮込みます。

④レモン汁を加え、さらに5分ほど煮込みます。

・・・レモン汁は酸味を調整する役割を果たしますので、お好みで加えてください。

⑤火からおろし、ジャムが少し冷めたら、瓶に移し替えます。

・・・瓶は事前に煮沸消毒しておきましょう。

⑥瓶に移し替えたら、しっかり蓋をします。

・・・瓶の口の周りを清潔に拭き取り、蓋をしっかりと閉めます。

⑦完全に冷えたら、冷暗所で保存します。

・・・冷蔵庫でも保存できますが、密封性のある瓶であれば常温保存も可能です。

梅ジャムは、パンやクラッカーのトッピング、ヨーグルトやアイスクリームの添え物として楽しむことができます。

(青梅シロップ)

材料:青梅500g、氷砂糖(青梅の重量の約1.5倍:お好みで調整)、水500ml、レモン汁1個分(お好みで調整)

①青梅をよく洗い、水気を拭き取ります。

・・・果皮に切り込みを入れる必要はありません。

青梅を水に2~3時間浸してアク抜きをします。

②鍋に青梅と氷砂糖を入れ、軽く混ぜます。

青梅と氷砂糖の割合は、お好みで調整してください。

③中火で加熱し、砂糖が溶けるまでかき混ぜます。
④水を加え、再び中火で加熱します。

・・・沸騰したら火を弱め、弱火で約10分煮込みます。

⑤レモン汁を加え、さらに5分ほど煮込みます。

・・・レモン汁は酸味を調整する役割を果たしますので、お好みで加えてください。

⑥火からおろし、シロップが少し冷めたら、瓶に移し替えます。

・・・瓶は事前に煮沸消毒しておきましょう。

⑦瓶に移し替えたら、蓋をします。

・・・瓶の口の周りを清潔に拭き取り、蓋をしっかりと閉めます。

⑧完全に冷えたら、冷暗所で保存します。

・・・冷蔵庫でも保存できますが、密封性のある瓶であれば常温保存も可能です。

青梅シロップは、冷たい水やソーダ水で割って飲むのが一般的です。

また、カクテルやノンアルコールドリンクの材料としても使えます。

青梅の酸味と甘みが程よく調和したシロップを楽しんでください。

まとめ

青梅には毒素が含まれるため、食べる際には注意が必要ですが、適切な処理方法を行うことで、美味しく安全に食べることができます。また、青梅を使ったレシピは、青梅の独特な風味を楽しめるものが多く、ぜひ試してみてください。