家を新築する場合には、当然ですが間取りをどうするか考えなければなりません。
家族みんなで玄関の向きや場所をどこにする、台所や寝室、居間はどこと悩むことは多いと思います。
当たり前ですが、家を建てるなら家族が住みやすい家にしたいですよね。
そのようなときは、風水(ふうすい)に基づいた方位により、理想的な間取りを検討してみませんか。
まずは玄関を風水の方位からみて、どこにするのかを考えましょう。
風水に基づく方位を考慮することで、家族が快適に過ごせるだけでなく、健康や幸運も得られる可能性があります。
風水から見た理想的な間取りとは?
(風水の本を読もう)
新築の家はこれから数十年住むことになるので、いい加減な気持ちで間取りを決めてしまうと後で後悔します。
また風水によって間取りを検討するといっても、風水の本も数多く出ているので、どの本を参考にするのが良いか迷ってしまいますよね。
①風水は直感も参考になる
・・・本による風水の知識も必要ですが、他人の家を見て自分の直感的な感覚も参考になります。
この家は何となく変だなとか、住みにくそうな家などと感じる家は、風水的に不安な要素を秘めていることが多く、風水の方位をあまり考えていない家が多いですね。
よくあるのは、居間に日差しがあまり入らないとか、窓が小さく部屋が暗そうだ、玄関の近くに大きな木がある、表通りにトイレがあるなど、ちょっと気になりますね。
風水の方位をうまく利用している家は、安心感があり明るく住みやすそうな家と感じるでしょう。
②風水の本の内容はほとんど変わらない
・・・風水の本を数冊比較すると、細かいところでは違いがありますが、玄関、寝室、台所、居間は吉方に配置するというのは、ほとんど同じです。
全部を風水通りに吉方に配置するのは現実には難しいのですが、なるべく近づけることで理想に近い間取りを完成させましょう。
風水の本を購入するなら、読みやすくわかりやすいものを選びましょう。
風水でみる間取りの方位とは?
(方位に注意しましょう)
風水では、家屋の方位が非常に重要で、吉方と凶方が存在します。
普段家族が集まる場所である居間などは、必ず吉方に配置してください。
吉方とは、東・東南・南・西・北西の5つの方位です。
・吉方
・・・東・東南・南・西・北西
・凶方
・・・北東(鬼門)・南西(裏鬼門)
(理想の配置)
風水に基づく間取りの中でも、門(玄関)・房(寝室)・炉(台所)を陽宅三要と言い、これらを適切に配置できると風水上理想的な家と言われます。
・玄関
・・・凶方には設置せず、吉方に配置してください。
玄関は、運気を呼び込む大切な場所です。
運気が良い方位に玄関を配置することで、家の運気をアップさせることができます。また、玄関に悪い気が溜まらないようにするためにも、吉方に配置することが重要です。
玄関は家の顔とも言える場所なので、場所や向きを慎重に検討しましょう。
・寝室
・・・なるべく吉方に配置した方が良いです。
寝室は、1日のうち長い時間を過ごすので、吉方で落ち着いてリラックスできる場所が良いですね。
ただし、最大吉方に配置すると、気がみなぎりすぎるという説もあるので、避ける方が良いでしょう。
・台所
・・・凶方に配置しても問題はありません。
台所は家族が元気でいるためのエネルギーを生み出す場所であり、悪い気を燃やしてしまうため、あえて吉方に配置する必要はありません。
ただし、台所は火を使う場所でもあるので、火災に注意しましょう。
また、台所には換気扇を設置することで、気の滞りを防ぐことができます。
眠れなくなるほど面白い 図解 ヤバい風水: 間取りを気にせず すぐ できる風水で お金と幸運を引き寄せる
風水による新築の間取りは玄関から始める?
(玄関は吉方に配置する)
風水において、間取りの中でも玄関の位置は非常に重要です。
最初に吉方に設置することで良い気が入りやすいようにするため、玄関が家の顔であるとも言われています。
同様に、家相においても玄関の位置は重要で、吉方の東南に配置した玄関は栄えると言われています。
① 風水は玄関から
・・・吉方の方位は陽当りが良く、イメージ的にも明るいため、家の顔である玄関を始めに設置することが良いとされています。
②玄関の後から居間へ
・・・その後玄関につながる居間や台所、浴室、トイレなどを決めていきます。
トイレは玄関のそばが多いので、玄関を決めた時に合わせて決めても良いですね。
ただし宅地が北側にある場合は、吉方である東南や南側に玄関を設置すると生活上不便です。
その場合は、玄関に代わって、居間や寝室などを吉方の日当たりの良い間取りにすることが良いでしょう。
(まとめ)
家が南側の道路に面して建てるのか、北側に面して建てるのかによっても、玄関の位置は変わります。
必ずしも、地形や宅地の方向によっては、南側に玄関を配置できないこともあるので、風水にこだわりすぎて無理に配置しないように注意しましょう。