10月になると北海道の気温は下がり、秋の紅葉の季節を迎えます。
旭岳など標高の高い地域では、既に紅葉の真っ最中であり、標高の低い平地でも少しずつ紅葉が見られるようになります。
今回は、北海道の観光地の中から、道央の人気観光地「洞爺湖」を中心とした周辺地区の紅葉スポットとドライブ情報をお届けします。[:contents]
洞爺湖とはどんな湖?
(湖の大きさ)
洞爺湖は、道央の中でも南側に位置する虻田郡洞爺湖町にあるカルデラ湖で、面積は日本で9番目に広い湖です。
東西約11km、南北約9km、面積70.7k㎡で湖の中心には中島があり、ドーナッツの形をしています。
(人気観光地)
周辺は「支笏湖洞爺湖国立公園」に指定され、日本百景や新日本旅行地100選にも選ばれている北海道でも有名な観光地です。
また洞爺湖有珠山ジオパークとして、ユネスコ世界ジオパークに認定されている日本の9地区の一つでもあります。
洞爺湖の南側の湖畔には、ホテルや旅館、お土産屋さんが並ぶ温泉街もあります。
洞爺湖の紅葉の見どころは?
(洞爺湖の紅葉時期はいつ頃?)
例年ですと洞爺湖の紅葉は、10月中旬から11月中旬にかけて、周辺の山々や中島、湖畔などで観ることができます。
ただし2022年は秋になっても残暑があり9月末でも25℃以上の日があることから、例年よりも紅葉の時期が遅れているようです。
種類の異なる樹木の紅葉なので、赤、黄色、橙色などの鮮やかな色彩が湖に映えます。
特に紅葉が湖面に反射している風景は、まさに絶景ですよ。
(洞爺湖一周ドライブ)
洞爺湖は周囲が約43kmありますが道々が整備されているので、湖畔を車で一周することができます。
また湖に近い道路なので、洞爺湖をバックにしたビューポイントが数多くあります。
(洞爺湖の紅葉ポイント)
①湖畔道路
湖に近いので、車を止めて湖や紅葉の写真を取れる所が数多くあります。
ちょっといいなと思った場所では、車から降り洞爺湖の撮影や湖周辺の紅葉見物をしましょう。
②サイロ展望台
国道230号沿いで、洞爺湖西側の高台にある展望台です。
直接洞爺湖には接していませんが、洞爺湖、中島、昭和新山、有珠山などを一望できるビューポイントとして人気のある場所です。
③浮見堂公園
洞爺湖の北側にある公園で、洞爺湖にちょっと飛び出たような島の二重の塔(浮見堂)と洞爺湖のコントラストが良いですね。公園内樹木の紅葉が良いですよ。
④夕日の見える渚公園
道路沿いの樹木の紅葉と、夕日の鮮やかさが素晴らしいですよ。
⑤中島
中島の密集した樹木の紅葉が良いですね。
湖畔から眺めるのも、観光船に乗るのも中島へ渡るのも良いですね。
この場所が一番という観光客も多いようです。
(ロングラン花火大会)
洞爺湖は紅葉だけではありません。
夜になると、毎日20:45~約20分間、洞爺湖の空に花火が打ち上ります。
洞爺湖名物ロングラン花火大会です。(2022年は4/28~10/31まで:雨天決行、風向・風速が不安定な場合は中止になることがあります)
湖上花火大会なので、洞爺湖半やホテルの窓からみることができるのです。
日中は紅葉、夜は花火と思い出の一日になりますよ。
洞爺湖周辺の紅葉ドライブコースは?
(洞爺湖周辺のドライブコースは?)
①支笏湖
支笏湖は日本四位の透明度であり、日本最北の不凍湖として知られています。
紅葉の時期は例年10月上旬から10月下旬頃ですが、2022年は10月中旬から11月上旬頃が見どころだと思います。
支笏湖(支笏湖温泉)と洞爺湖(洞爺湖温泉)は車で、約1時間20分なので、洞爺湖から札幌方面へ行く方の中には、洞爺湖~支笏湖コースを選ぶ方がいます。
支笏湖から札幌中心地までは、車で約1時間です。
②昭和新山・有珠山
昭和新山の駐車場にはお土産屋や有珠山へ上がるロープウエイがあります。
昭和新山の周りの紅葉を眺めながら、ロープウエイで一挙に有珠山へ上がりましょう。
有珠山頂上からパノラマを見るように、紅葉と季節の移り変わりを感じましょう。
③洞爺湖~定山渓温泉
洞爺湖温泉から定山渓までは車で約1時間50分です。
洞爺湖から札幌へ向かう主なコースが2つあるうちの一つです。
洞爺湖半の紅葉を眺めながら、羊蹄山を横目に紅葉している農村・山間地帯を抜け、中山峠を通り定山渓へ向かいます。
定山渓は渓谷が多く崖地と川の周りの紅葉の色彩はは、北海道有数の美しさですよ。
まとめ
いよいよ北海道の名所の紅葉が始まりました。
洞爺湖を中心に紅葉の情報をお送りしましたが、これらの紅葉の名所を巡る道路はきちんと舗装され、十分楽しむことができますよ。