足の親指が曲がっていて、痛みやタコができている･･･そんな症状はありませんか？
外反母趾は、放置すると悪化する可能性があり、歩行困難や関節炎などの原因にもなります。
しかし、自宅で行える効果的な治療法が存在します。
ストレッチやテーピング、適切な靴下の選択など、自宅でのケア方法を正しく理解することで症状の軽減や改善が期待できます。
今回は、自宅でできる治療法や外反母趾の予防策について解説します。
外反母趾を自宅で撃退！ストレッチ＆テーピング！
（外反母趾とは？）
外反母趾は、足の親指の付け根が外側に曲がる症状で、日常生活において不快感や痛みを引き起こすことがあります。
しかし、適切なストレッチやテーピングを取り入れることで、自宅で外反母趾の痛みなどの症状を軽減方法があります。
（おすすめストレッチ）
外反母趾は、足裏のアーチが崩れて親指が内側に曲がることで起こります。
ストレッチは、足裏のアーチを回復させ、親指の曲がりを改善するのに効果的です。
おすすめストレッチには、次のものがあります。
①足の指じゃんけんストレッチ
･･･足の指をグー・チョキ・パーの形に開いたり閉じたりするストレッチです。
これを10回程度くり返し、1日2～3回行ってください。
②タオルギャザー
･･･足の指でタオルを引き寄せ、つかむストレッチです。
これを10回程度くり返し、1日2～3回行ってください。
③足指の反らし
･･･足の指を反らせて、足裏のアーチを形成するストレッチです。
10秒間キープしてから、ゆっくりとリラックスしながら元に戻します。
これを5回程度くり返し、1日2～3回行ってください。
（テーピング）
テーピングは、親指を正しい位置に固定し、アーチをサポートすることで、痛みを軽減する効果があります。
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①足裏アーチテーピング
・非伸縮性テーピングを足の甲の中央部に内側から半周巻きます。
・テーピングの幅を半分に切り、母趾の付け根に一周巻きます。
・母趾を示趾から手で離し、幅を半分に切ったテーピングを、母趾に巻いたテーピンから足の甲に巻いたテーピングへ向けて少し引っ張りながら、貼ります。
②親指外転抑制テーピング
・伸縮性テーピングを足の指の付け根に一周巻きます。
・テーピングを親指の付け根から足の甲に沿って、斜めに引っ張りながら貼ります。
③ポイント
・ストレッチやテーピングは、毎日続けることが大切です。
・痛みを感じたら、無理せず中止してください。
・テーピングは、皮膚が弱い方はかぶれる可能性があるので、注意が必要です。
・外反母趾が悪化している場合は、医療機関を受診することをおすすめします。
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（その他の対策）
①正しい靴を選ぶ
･･･幅広で足のアーチをしっかりサポートする靴を選びましょう。
②足指を使う
･･･足指をよく動かすことで、足裏の筋力が強化され、外反母趾の予防・改善に効果があります。
③体重を減らす
･･･肥満は外反母趾の悪化要因となるため、体重を減らすことも大切です。
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外反母趾を改善する靴下と病院選びのポイントとは？
外反母趾を改善するためには、適切な靴下の選択と専門医の診察が重要です。
まず、靴下の選び方についてですが、外反母趾の場合、足の形や動きをサポートし、痛みを軽減する靴下を選ぶことが大切です。
以下に、靴下選びのポイントを示します。
（外反母趾を改善する靴下のポイント）
①足指に十分なスペースがある
･･･指先が窮屈な靴下は、外反母趾を悪化させる可能性があります。
指先に十分なスペースがある靴下を選びましょう。
②アーチサポート機能がある
･･･足のアーチを支えることで、親指にかかる負担を軽減できます。
③素材が柔らかい
･･･柔らかい素材の靴下は、足の負担を軽減し、痛みを和らげます。
④クッション性
･･･外反母趾が痛みを引き起こす原因の1つは、足の圧力や摩擦です。
クッション性のある靴下を選ぶことで、足にかかる負担を軽減し、痛みを緩和することができます。
（おすすめの靴下）
①五本指ソックス
･･･指の間を広げ、足のアーチを自然に形成します。
②足底筋膜炎用ソックス
･･･ 足のアーチをしっかりサポートします。
③シームレスソックス
･･･縫い目がなく、足を圧迫しないタイプの靴下です。
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（病院選びのポイント）
①整形外科専門医の診察
･･･外反母趾の治療には整形外科が関わることが多いです。
専門医の診察を受けることで、適切な治療法や手術の必要性などを正確に判断してもらえます。
②治療法の説明が丁寧で信頼ができる
･･･患者に合った治療法を丁寧に説明してくれる医師がいる。
病院の評判や口コミを調べることで、信頼できる医療機関を選ぶことができます。
特に外反母趾の治療に経験豊富な病院を選ぶことが重要です。
③セカンドオピニオンを受けられる
･･･複数の医師の意見を聞いて、納得できる治療法を選びましょう。
④通いやすい
･･･通いやすい場所にある病院を選ぶことで、定期的な診察や治療を受けるのが容易になります。
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外反母趾にならないために！日々の生活でできる予防策とは？
外反母趾は、日常生活の中での足への負担や誤った姿勢が原因で発症することがあります。
以下に、外反母趾を予防するための日々の生活でできる予防策をいくつかご紹介します。
（外反母趾の予防策）
①適切な靴を選ぶ
･･･足に負担をかけず、適切な姿勢を保つためには、足にフィットする靴を選びます。
つま先がゆったりとしている、アーチサポートがある、適切なサイズの靴を選ぶようにしましょう。
②正しい姿勢を保つ
･･･長時間の立ち仕事や座り仕事をする場合は、背筋を伸ばし正しい姿勢を保つことが外反母趾の予防に役立ちます。
イスに座るときは、足裏が床につくように座りましょう。
③適度な運動を行う
･･･足や足関節の筋力を維持するために、適度な運動を定期的に行うことが大切です。
ウォーキングやストレッチなど、足の筋力を鍛える運動を取り入れましょう。
④過剰な負担を避ける
･･･長時間のハイヒールの使用や、突然の激しい運動など、足に負担をかける行為は外反母趾のリスクを高めることがあります。
過剰な負担をかけないように注意しましょう。
⑤足のケアをする
･･･足の皮膚や爪のケアを怠らず、清潔に保つことも外反母趾の予防につながります。
特に、足の爪の切り方に注意し、巻き爪などが発生しないように気をつけましょう。
⑥足の疲れを溜めない
･･･長時間立ちっぱなしや歩きっぱなしは、足に負担をかけ、外反母趾の原因になります。
適度に休憩を取り、足をリフレッシュしましょう。
足湯やマッサージも効果的です。 
まとめ
外反母趾の予防には、日常生活の中での姿勢や行動の見直し、足のケアなどが重要です。
定期的な運動や足のケアを心がけることで、外反母趾の発症を予防しましょう。
