
近年、異常気象による豪雨や台風の上陸が頻発しており、浸水被害が深刻化しています。
特に、新築住宅は水害に対して脆弱な場合が多く、家を持つ喜びは大きいですが、突然の浸水被害はその喜びを一瞬にして打ち砕いてしまうこともあります。
家庭の新築でも、万が一の浸水リスクに備えることは重要です。
今回は、新築住宅における浸水対策や、グッズ、止水板、土嚢、ボックスウォールなどの具体的な使い方、地域別の対策事例などについて解説します。
【新築住宅を守る】浸水対策グッズの選び方と設置方法とは?
(浸水対策グッズの種類)
①止水板
・・・浸水口や窓下などに設置し、水の侵入を防ぎます。
軽量で持ち運びやすく、設置も簡単です。

②土嚢
・・・浸水口や窓下などに積み上げ、水の侵入を防ぎます。
比較的安価で、大量に用意できます。

③ボックスウォール
・・・浸水口や窓下などに設置し、水害を防ぎます。
強度が高く、水圧にも耐えられます。


④ポンプ
・・・浸水した水を素早く排水します。

⑤防水シート
・・・床や壁に敷いたり貼ったりして、水の浸透を防ぎます。
⑥防水テープ
・・・隙間を塞ぎ、水の侵入を防ぎます。
(浸水対策グッズの選び方)
①設置場所
・・・設置する場所に合わせて、適切なサイズや形状のグッズを選びます。
②水害の種類
・・・想定される水害の種類に合わせて、適切な機能のグッズを選びます。
③予算
・・・予算に合わせて、適切な価格帯のグッズを選びます。
高価なものほど性能が良いとは限りませんので、コストパフォーマンスを考慮して選択してください。
④効果の確認
・・・各種の浸水対策グッズの効果や特性を確認し、自宅の状況や必要性に合ったものを選びましょう。
⑤耐久性
・・・長期間の使用を考え、耐久性の高いグッズを選択します。
特に、頻繁に使用される可能性のある場合は、耐久性が重要です。
⑥取り付けの容易さ
・・・自分で簡単に取り付けられるかどうかも重要です。
設置が煩雑だと、緊急時に迅速に対応できない可能性があります。
(浸水対策グッズの設置方法は?)
①止水板の設置方法
・浸水口や窓下を清掃し、水気や汚れを拭き取ります。
・止水板を展開し、必要な長さにカットします。
・止水板の裏面に両面テープを貼り付けます。
・止水板を浸水口や窓下に貼り付け、しっかりと密着させます。
②土嚢の設置方法
・土嚢を必要な数だけ用意します。
・土嚢を浸水口や窓下に積み上げます。
・土嚢が動かないように、重石などで固定します。
③ボックスウォールの設置方法
・ボックスウォールを組み立て、必要な高さに調整します。
・ボックスウォールを浸水口や窓下に設置します。
・ボックスウォールと地面の隙間を、防水テープなどで塞ぎます。
④ポンプの設置方法
・ポンプを排水したい場所近くに設置します。
・ポンプのホースを排水口に接続します
・ポンプのスイッチを入れて、排水を開始します。
⑤防水シートの設置方法
・床や壁を清掃し、水気や汚れを拭き取ります。
・防水シートを展開し、必要な大きさにカットします。
・防水シートを床や壁に貼り付け、しっかりと密着させます。
⑥防水テープの設置方法
・隙間を清掃し、水気や汚れを拭き取します。
・防水テープを隙間に貼り付け、しっかりと密着させます。
⑦その他の注意点
・浸水対策グッズは、定期的に点検し、必要に応じて交換します。
・浸水被害が発生した場合は、速やかに消防署や市区町村に連絡しましょう。
豪雨対策はこれで完璧!止水板、土嚢、ボックスウォールの徹底比較!

新築住宅における豪雨対策として代表的な3つの方法、止水板、土嚢、ボックスウォールについて、徹底比較します。
それぞれのメリット・デメリット、設置方法、費用などを詳しく解説します。
(止水板とは)
止水板は、浸水口や窓下などに設置し、水の侵入を防ぐための板状のものです。
主に、ポリ塩化ビニル(PVC)やポリプロピレン(PP)などの樹脂製のものを使用します。
①メリット
・軽量で持ち運びやすく、設置が簡単です。
・比較的安価で、入手しやすい。
・設置場所に合わせて、必要な長さにカットできます。
・水圧にもある程度耐えられます。
②デメリット
・長時間の浸水には不向きです。
・設置場所によっては、設置が難しい場合があります。
・強風によって倒れる可能性があります。
③止水板の設置方法
・浸水口や窓下を清掃し、水気や汚れを拭き取ります。
・止水板を展開し、必要な長さにカットします。
・止水板の裏面に両面テープを貼り付けます。
・止水板を浸水口や窓下に貼り付け、しっかりと密着させます。
④止水板の費用
止水板の費用は、サイズや材質によって異なりますが、一般的には1枚あたり数百円から数千円程度です。
(土嚢とは)
土嚢は、土や砂を袋に詰めたものです。
浸水口や窓下などに積み上げることで、水の侵入を防ぎます。
①メリット
・比較的安価で、大量に用意できます。
・設置場所に合わせて、自由に形を作ることができます。
・水圧にもある程度耐えられます。
㉑デメリット
・袋の中に土などを入れるので、重量があり持ち運びが大変です。
・設置に時間がかかります。
・乾燥すると崩れる可能性があります。
・撤去が大変です。
③土嚢の設置方法
・土嚢を必要な数だけ用意します。
・土嚢を浸水口や窓下に積み上げます。
・土嚢が動かないように、重石などで固定します。
④土嚢の費用
土嚢の費用は、土や砂の量や袋の種類によって異なりますが、一般的には1個あたり数十円から数百円程度です。
(ボックスウォールとは?)
ボックスウォールは、金属製のフレームとパネルで構成された、組み立て式の止水壁です。
浸水口や窓下などに設置し、水の侵入を防ぎます。
①メリット
・強度が高く、水圧にも耐えられます。
・設置が簡単で、短時間で設置できます。
・繰り返し使用できます。
・設置したときの見た目が良いです。
②デメリット
・比較的高価です。
・設置場所によっては、設置が難しい場合があります。
・収納スペースが必要です。
③ボックスウォールの設置方法
・ボックスウォールのフレームを組み立て、必要な高さに調整します。
・ボックスウォールのパネルをフレームに取り付けます。
・ボックスウォールを浸水口や窓下に設置します。
・ボックスウォールと地面の隙間を、防水テープなどで塞ぎます。
④ボックスウォールの費用
ボックスウォールの費用は、サイズや種類によって異なります。
一般的には1mあたり数千円から数万円程度です。
地域別の新築住宅の浸水対策で、効果的な方法とおすすめグッズとは?

主に地域を4つに分け、それぞれの地域別における新築住宅の浸水対策について効果的な方法と、おすすめグッズをご紹介します
(豪雨多発地域)
①効果的な方法
・・・土砂災害や河川の氾濫に備えて、土砂崩れや水害の可能性が高い地域では、土嚢やボックスウォールなどの重厚な防災設備を設置することが重要です。
②おすすめグッズ
・・・高い堤防を形成するための大型の土嚢や、水を完全に遮断するボックスウォールが有効です。
(洪水の心配がある河川沿い)
①効果的な方法
・・・河川の氾濫に対しては、止水板や浸水対策用のシール材を用いて、家の出入口や窓をしっかりと封鎖することが重要です。
②おすすめグッズ
・・・高い防水性を持つ止水板や、シリコンシールなどの耐水性が高いシール材が適しています。
(地盤が柔らかい地域)
①効果的な方法
・・・地盤が柔らかい地域では、浸水被害に加えて建物自体が地盤沈下のリスクがあります。
地盤改良や浸水対策の強化が必要です。
②おすすめグッズ
・・・地盤を補強するための地盤改良材や、地下室や基礎部分の防水材を適切に選定します。
(地下室がある地域)
①効果的な方法
・・・地下室がある場合は、地下室への浸水を防ぐために特に注意が必要です。
地下室の出入口や換気口に止水板を設置し、防水処理を行います。
②おすすめグッズ
・・・ 地下室用の防水シーリング材や換気口用の防水カバーが有効です。
地域ごとの気候や地形に合わせて、適切な浸水対策を実施し、おすすめのグッズを選択することで、新築住宅を浸水から守ることができます。
まとめ
新築住宅の浸水対策は、水害被害から大切な家を守るために欠かせません。
本記事を参考に、ご自身の住環境に合った対策グッズを選んで、適切に設置するように心がけましょう。









