
日本人にとって、古くから馴染み深い「甘酒」。
スーパーの缶入りコーナーや、冬のイベントなどで見かけることも多いですよね。
実はこの甘酒、栄養がぎゅっと詰まった優秀なドリンクなんです。
風邪の予防や冷え対策に温めて飲むイメージが強いですが、「具体的にどんな栄養やメリットがあるの?」と疑問に思う方も少なくありません。
そこで今回は、甘酒に含まれる栄養素や体への嬉しい効果、そして毎日の生活に取り入れやすい美味しいアレンジレシピを分かりやすくご紹介します。
***目次***
甘酒とは?江戸時代から愛される「元祖・エナジードリンク」

甘酒とは?
甘酒は、米麹(こめこうじ)や酒粕(さけかす)を発酵させて作られる、日本伝統のやさしい飲料です。
実は、現代では冬のイメージが強い甘酒ですが、江戸時代には「夏バテ防止の栄養ドリンク」として天秤棒を担いだ売り手が街を歩いていたほど。
甘酒の気になる栄養成分(100gあたり)
文部科学省の食品成分データベースをベースに、主な栄養成分をまとめました。
・エネルギー:76 kcal
・炭水化物(糖質など):18.3 g
・タンパク質:1.7 g
・脂質:0.1 g
ご飯茶碗1杯(約150g/234kcal)と比べると、コップ1杯(約100〜150g)の甘酒は意外とヘルシー。
さらに、体や脳のエネルギーになるブドウ糖(3.4g)や、代謝をサポートするビタミンB群(B1、B2、B6)、妊婦さんにも大切な葉酸(8μg)、お腹の調子を整える食物繊維などがバランスよく含まれています。
甘酒に期待できる嬉しい効果・効能

効率のよい疲労回復&エネルギー補給
ビタミンB群やミネラル、アミノ酸が豊富に含まれているため、疲れた体への栄養補給にぴったり。
すばやくエネルギーに変わるので、朝のエネルギーチャージにもおすすめです。
酵素の力で胃腸をサポート
甘酒に含まれる消化酵素が、食べ物の消化・吸収を助けてくれます。
「最近胃もたれしやすいな」というときに飲むと、お腹に優しく働きかけてくれます。
インナーケアによる美肌効果
肌の代謝を促すビタミンB2やB6が含まれており、健やかな肌キープを助けます。
体の内側から潤いをサポートしてくれるのも嬉しいポイントです。
砂糖不使用!罪悪感のない自然な甘さ
米麹の甘酒は、お米本来のデンプンが糖化された天然の甘み。
砂糖を使っていないため、ダイエット中の間食や、糖質を控えたいときのリフレッシュにも最適です。
冷え対策や温活にも
温めて飲むことで血行がよくなり、冷え性の改善を優しくサポートしてくれます。
アレンジ自在!甘酒を毎日飽きずに楽しむ美味しい飲み方

甘酒はそのまま飲んでも美味しいですが、実は色々な飲み物や食材と相性抜群です。
定番の飲み方から、すっきり飲めるアレンジまでご紹介します。
ホット甘酒
寒い季節や寝る前には、やっぱり温めて飲むのが一番。
温めることでお米の甘みと豊かな香りがふわっと引き立ち、リラックスタイムにぴったりです。
冷やし甘酒
暑い日や特にお風呂上がりには、冷蔵庫でキンキンに冷やすか、氷を浮かべてどうぞ。
きりっとした爽やかな喉越しに変身します。
甘酒ソーダ
意外な組み合わせですが、甘酒を炭酸水で割ると驚くほどすっきり飲めます。
甘酒のコクと炭酸のシュワシュワ感が絶妙で、甘いのが苦手な方にもおすすめです。
甘酒ヨーグルト
甘酒にヨーグルトをプラス。
ヨーグルトの爽やかな酸味が甘酒の甘さを引き締め、とろりとした飲むヨーグルト風の味わいが楽しめます。
甘酒ミルク
牛乳(または豆乳)で割ると、ミルクのコクが加わって一気にマイルド&濃厚に。
まるでお手製の和風ラテのような満足感のある一杯になります。
フルーツ甘酒スムージー
いちご、バナナ、キウイなど、お好みのフルーツと一緒にミキサーにかけるだけ。
フルーツの酸味と甘酒の優しい甘みがベストマッチな、贅沢スムージーの完成です。

炊飯器で簡単!お家で作る「自家製米麹甘酒」の作り方
米麹と水だけを炊飯器を使って作ります。
材料:米麹(生)500g・水550cc・お好みで砂糖少々
①米麹と水と砂糖を混ぜます。
炊飯器の内釜を使用して混ぜると良いです。
②炊飯器の蓋を開けたまま濡れ布巾を被せ、蓋をします。
布巾は濡らし、蓋は半開きにします。蓋は閉めてはいけません。
③保温ボタンを押します。
半開き状態で保温ボタンです。炊飯ボタンを押さないよう注意しましょう。
④4時間経ったらかき混ぜます。
麹が均一に発酵するように、ゆっくりかき混ぜます。
⑤さらに4時間保温します。
かき混ぜたあとに、さらに4時間保温します。合計8時間で完成です。
完成した甘酒は、小鍋に移して火にかけて、ひと煮立ちさせた後に冷蔵庫で保管してください。
まとめ
お家にある炊飯器を使えば、材料2つだけで手作りも簡単!
少しハードルが高そうに思える甘酒ですが、市販のものを手軽に取り入れるのも、週末に自分好みの甘さで仕込んでみるのもどちらもおすすめです。
お腹にも心にも優しい甘酒を、ぜひ毎日の健康やキレイのために役立ててみてくださいね!