
年中活躍するエアコンですが、放置するとホコリやカビが溜まり、不快なニオイや効き目の悪化につながります。
とはいえ、業者にクリーニングを頼むと費用が気になるものですよね。
実は、エアコンの手の届く範囲であれば、自宅にあるもので簡単に自分で掃除することが可能です。
本記事では、費用と手間を最小限に抑えてエアコンを自分で掃除する方法と、手軽に作れる自作洗浄液の作り方を分かりやすく解説します。
***目次***
専門業者が行うエアコン掃除の手順

プロの業者が行うエアコンクリーニングの一般的な流れと、料金の目安は以下の通りです。
プロの清掃手順(約1〜2時間)
1.養生
周囲の壁や床が汚れないよう、ビニールシートで徹底的に保護します。
2.分解
本体カバーやフィルター、各種部品を取り外します。
3.高圧洗浄
内部を分解し、専用の洗剤と高圧洗浄機で奥の汚れまで一気に洗い流します。
4.乾燥・防カビ
洗浄した部品を乾かし、カビの発生を抑える防カビ剤を散布します。
5.組み立て
部品を元通りに組み立て、全体の拭き上げと動作確認をして完了です。
料金の目安
相場
約10,000円〜(通常タイプの場合)
お掃除機能付きエアコンの場合は、構造が複雑なため料金が高くなる傾向があります。
エアコンを自分で掃除できる範囲とおすすめの頻度

自分でエアコンを掃除する場合、安全にキレイにできる範囲には限界があります。
故障を防ぐためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。
自分で掃除できる範囲
1.フィルターや外せるカバーのみ
自分で行うのは、取扱説明書に従って簡単に取り外せる部品(フィルターや前面パネルなど)までです。
2.本体内部の分解はNG
内部の複雑な電気部品やファンなどを無理に分解すると、故障や発火などの原因になり大変危険です。
掃除・クリーニングの適切な頻度
1.セルフ掃除(フィルターなど)
1〜2ヶ月に1回
2.プロの業者(本体内部の洗浄)
1年に1回程度
普段は自分で定期的にケアし、自分では手が届かない本体奥の汚れは、年に1回プロに根こそぎ洗浄してもらうのがエアコンを長持ちさせるベストな方法です。
自分でエアコンを掃除する手順と用意する道具

エアコンのセルフ掃除は、正しい道具を揃えて順番に行えば約1時間で完了します。
安全第一で作業を進めましょう。
用意する道具
1.掃除機
フィルターや本体周辺のホコリを吸い取る
2.ブラシ
柔らかいブラシや使い古しの歯ブラシ(細かい汚れ落とし用)
3.スプレーボトル
自作の洗浄液を入れる容器(※パーツ洗浄用)
4.その他
雑巾(数枚)、ゴム手袋、マスク、新聞紙(またはゴミ袋)
安全に掃除する5ステップ(作業時間:約1時間)
1.電源プラグを抜く(必須)
感電や誤作動を防ぐため、必ず最初にコンセントを抜きます。
2.周辺の保護
床や壁に新聞紙やゴミ袋を敷き、ホコリや水滴が飛ばないようにします。
3.パーツの取り外しと洗浄
前面パネルやフィルターなど、外せる部品をゆっくり取り外します。外したパーツに自作洗浄液を吹きかけ、ブラシと水洗いでキレイにして完全に乾かします。
4.本体のホコリ吸引
本体側の目に見えるホコリを、掃除機で優しく吸い取ります(※奥の金属部分を傷つけないよう注意)。
5.組み立てと乾燥
乾いたパーツを元通りに取り付け、最後に送風運転を1時間ほど行って内部をしっかり乾燥させれば完了です。
自作の「エアコン洗浄液」の作り方と注意点

キッチンの油汚れにも強い「重曹」を使えば、エアコンのパーツ用洗浄液が簡単に作れます。
100円ショップで手に入るので、コストもかかりません。
準備するもの
・水
300ml
・重曹
小さじ3杯
・スプレーボトル(500mlサイズ)
作り方
スプレーボトルに重曹と水を入れ、粉っぽさがなくなるまでよく振って溶かせば完成です。
使用時の注意点
自作の重曹水は、必ず取り外した「プラスチック部品(パネルやフィルター)」の洗浄にのみ使用してください。
エアコン本体の内部(アルミフィンなど)に吹きかけると、金属が腐食して故障やサビの原因になります。
本体内部への使用は絶対に避けてください。
まとめ
エアコン清掃は、ある程度の部分までは自分できますが、内部の細かい場所までは清掃できません。
また本体内部まで自分で清掃すると、本体の故障原因を作ることもあります。
自分での清掃は、1ヵ月に1回程度にしても、年に1回は専門業者にきちんと洗浄してもらうことをおすすめします。