
野幌森林公園には、「エゾリス」「エゾモモンガ」「エゾシマリス」という可愛い小動物が住んでいますが、特にエゾリスによく出会います。
エゾリスは、森林と住宅地を行き来しているので、野幌森林公園に限らず、割と見かけることがあります。
結構すばしっこく身軽ですが、たまに車にはねられて死んでいることもあります。
エゾリスの成獣は、体長25㎝前後、しっぽの長さは20㎝くらいになり、毛がふさふさ生えています。
人と目が合ったときは、動かないでじっとしているときもあります。
***目次***
我が家に来るエゾリスは何匹目?

(庭によく遊びに来るエゾリス)
庭に来るエゾリスは、近づきすぎると逃げますが、家の周りを一周して、また庭で遊んでいます。
中には、人懐こいエゾリスもいて、何かくれると思って近寄ってくるのもいます。
【リンゴを食べる】
リンゴをあげると、美味しそうにシャクシャク食べます。
エゾリスの寿命は、野生で2~4年と言われているので、我が家へ来ているエゾリスもずいぶん入れ替わっています。
しっぽの長さや耳毛、体の特徴があり、来ているリスが1匹ではないのがわかります。
前に庭で4匹のエゾリスが遭遇して、ケンカしているのを見ました。
小さい割には縄張り意識が強いのです。

(野幌森林公園に同居している?)
この辺を歩いていると、よくエゾリスが道を横断しています。
住み始めた頃は、「おおっエゾリスだ!」と珍しかったのですが、毎日見ていると見慣れてしまい、一緒にこの団地に住んでいる住民と思っています。

エゾリスはクルミの実をどこに持っていく?

(えっ、こんな所に隠している!)
エゾリスは、乾いたクルミの実を見つけると、両手で持って器用に皮をはいで、実だけをどこかへ隠します。
畑の中、木の枝の中、柔らかい土の中、草の中など色々です。
そして、埋めたのを忘れるのか、時間が経ったらクルミの木が生えてきたりします。
もちろん、抜かないとやがて大きなクルミの木になってしまいます。
(車の中も要注意!)
隠す場所で油断ならないのが、車の中です。
車が調子悪かったので、デーラーの工場で見てもらったら、エンジンのそばからクルミの実が数個と草などが出てきました。
びっくりです!公園のそばに住んでいる人は要注意です。
そのまま放置していると発火するかも。

(子供の頃は仲が良いけど・・・)
公園の樹洞を見ていると、めったに見ることはありませんが、穴の中にエゾリスの子供がいることがあります。
一匹ではなく数匹いるときがあり、みんなで穴の中へ出入りしたり、枝を上ったりして遊んでいます。
でも生まれて何か月か経つと、縄張り意識が強くて兄弟でも喧嘩するそうです。
(大きくなったらケンカばっかり)
庭へ来るエゾリスも数匹いますが、出会ったら喧嘩をして追っかけまわしています。
元々は親子や兄弟かもしれませんね。
何かに襲われたと思ったら、子供のエゾリスだった!

(人懐こいエゾリスの子供)
エゾリスは、親離れしたときは、2~3匹の子供だけで暮らしています。
一つの巣から子リスが3匹くらい出てきて、遊んでいるのを見かけます。
ある日歩いていたら、前方で踊りを踊っている人がいました。
何をしてるのだろうと思いましたが、そのまま通り過ぎようとしました。
そうすると、急に足元に何かが絡んで頭の方へあがってきました。
わあ、ヘビに襲われた、と思って振りほどこうとして、つい同じように踊ってました。
よく見たらエゾリスの子供です。
前で踊っていた人も、エゾリスの子供にまとわりつかれたそうです。
どんどん体を登って帽子の上までたどり着きました。
上と下の写真はその時の写真です。
カメラをバッグから出す間も、頭の上で遊んでいました。
(この日はみんな踊っていた!)
しばらく遊んでからエゾリスは下に降りました。
そこで、エゾリスとバイバイして先の方へ歩いていき、途中で若いアベックとすれ違いました。
少し時間が経って振り向いてみると、アベックが叫びながら踊っていました。

森にウィンナーソーセージがある!

公園を歩いていると、草藪の中に赤いウィンナーソーセージがたくさんあるのを見かけます。
赤いウィンナーソーセージの正体は、「ツチアケビ」でした。
ツチアケビはラン科の植物で、オニノヤガラと同じ腐生植物の一つです。
図鑑によると高さが1mに達すると書いてありますが、実際には大きくても50~60㎝程度のものしか見たことはありません。
1~2本のものや、十数本まとめて咲いているのもあります。
公園のあちらこちらにありますが、大きく赤いウィンナーソーセージのような果実がつくので、結構目立ちます。
ツチアケビはこんな植物?

(花茎はアスパラガスに似ている?)
初夏になると、同じ場所にピンクと茶色が混ざったような色の花茎が伸びてきます。
見た目はアスパラガスに似ているような気がするのは、私だけでしょうか。
夏には、たくさんの枝から黄色い花が咲き、鈴なり状態でとても賑やかです。
夏から秋へ変わる8月下旬頃から、花に代わってウィンナーソーセージのような果実がたくさん出現します。
花茎も、夏の終わりころにはどんどん赤くなってきます。
見た目は食べることができそうな気がしますが、強烈な匂いと苦味があって、とても食べられるようなものではないそうです。

結構目立ちます。
以前生育していたもので消滅したものもありますが、他の場所で以前よりも、増えてきたような気がします。
桂コースのツチアケビ

(ツチアケビと時計クモ)
大沢口入り口から大沢園地へ向かうと、右手に大沢園地のトイレが見えます。
その手前の左側に、りっぱなツチアケビが咲いています。
遊歩道より何mか離れていますが、時々手前に木の枝などのバリケードをしている人がいるので、かえって目立ちます。
ここのツチアケビは何本かまとまって生えているので、ちょっと迫力があります。
近くに寄らなくても、望遠カメラならアップの写真が撮れます。
近くによったら、ぜひ見学してください。
以前にエゾフクロウがいた樹木の対面の場所です。
何故か、ツチアケビには時計クモがいることが多いです。
モミジコースのツチアケビ

(無くなったツチアケビ)
数年前の台風で倒木がひどく、一時通行止めになっていましたが、現在は通行できるようになっています。
以前咲いていた場所でも、無くなったところもあるし、そのまま懐かしい姿を見せてくれたところもあります。
モミジコースのメイン的な存在で、多くの人を楽しませていたツチアケビの群生は無くなっていました。
でも他の場所では、元気に咲いているので一安心です。
中央線からモミジコースへの近道に咲いているツチアケビ

(現在もあったツチアケビ!)
モミジコースは、志文別線か登満別園地からでないと入れません。
作業用通路から入ることができますが、一般の方は立ち入り禁止です。
その他に、中央線からモミジコースへ入る近道があります。
これも一般の方は立ち入り禁止ですが、実際に入っている人は多いようです。
事実だけ言えば、中央線からモミジコースへの近道の途中にツチアケビの群生があります。