暑中見舞いの文章マナー(ビジネス版)は?

暑中見舞いを送る時期はいつからいつまで?
暑中見舞いを送る時期は、7月上旬から8月上旬(立秋の前日まで)が一般的です。
梅雨が明け、本格的な暑さを迎えるタイミングで届くよう手配しましょう。
8月8日(立秋)を過ぎたら「残暑見舞い」に
立秋を過ぎると、暦の上では秋になります。
それ以降(8月下旬まで)に送る場合は、タイトルを「残暑お見舞い申し上げます」に変え、夏の疲れを労わる内容へと切り替えましょう。
取引先に失礼のない暑中見舞い・4つの文章マナー
1. 基本は「定型フォーマット」を守る
ビジネスの挨拶状は、オリジナリティよりもマナーに沿った型(お見舞いの挨拶、日頃の感謝、主文、結びの言葉など)で書くのが無難です。
奇をてらった文章は、かえって不真面目な印象を与えてしまうリスクがあります。
2. 崩した表現は避け、敬語を徹底する
親しい取引先であっても、ビジネス文書である以上、くだけた表現は厳禁です。
相手の健康を気遣う書状だからこそ、常に相手を立てる丁寧な表現を心がけてください。
3. 時候の挨拶と結びの言葉のバランスを意識する
「拝啓」などの頭語は使わないのが暑中見舞いのルールですが、文末は「〜を祈念いたします」など、ビジネスにふさわしい丁寧な結びの言葉で締めくくります。
4. 手書きなどで「心のこもった一言」を添える
印刷された定型文だけでは義務的な印象になりがちです。
余白に、その相手(企業・担当者)に合わせた具体的なエピソードや一言を添えるだけで、一気に温かみが増し、好印象につながります。
取引先へ送る「暑中見舞い」の基本ビジネス文例2選

ビジネス用の暑中見舞いは、「挨拶 ➔ 日頃の感謝 ➔ 相手の状況・健康を気遣う言葉 ➔ 今後の変わらぬお付き合いの願い」という流れで構成するとスムーズです。
1.最もスタンダードで使いやすい基本文例
暑中お見舞い申し上げます。
日頃より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
厳しい暑さが続くなか、貴社におかれましてはますますご盛栄のことと存じます。
例年以上の酷暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
くれぐれも体調を崩されぬよう、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
ポイント
どんな業種や取引先相手にも失礼のない、王道のテンプレートです。
迷ったらこの構成を選べば間違いありません。
2.相手の健康と活躍をより強く労う文例
暑中お見舞い申し上げます。
いつも格別のお引き立てにあずかり、心から感謝申し上げます。
連日の酷暑ですが、皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。
まだしばらくは厳しい暑さが続きますが、どうぞご自愛くださいませ。
今後とも一層のご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
ポイント
「ご健勝」や「ご愛顧」といったビジネス特有の丁寧な表現を使い、フォーマルでありながら温かみのある印象を与える文面です。
取引先に好印象!手書きで添えたい「一言メッセージ」

余白に手書き(自筆)で相手に合わせた一言を添えるだけで、感謝の気持ちや特別感がぐっと伝わりやすくなります。
1. すべての取引先・顧客に使える「健康を気遣う」一言
・夏バテなどなさいませんよう、くれぐれもご自愛ください。
・猛暑の折、皆様がお健やかに過ごされますよう心よりお祈り申し上げます。
・厳しい暑さが続きますので、どうぞ無理をなさらないようご自愛ください。
2. 日頃お世話になっている上司や先輩、担当者へ
・○○様、今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
・いつも温かいサポートをいただき、心より感謝申し上げます。
3. 店舗のお客様や顧客へ(来店や再会を促す)
・○○様、先日はご来店いただき誠にありがとうございました。またお会いできるのをスタッフ一同楽しみにしております。
・お近くにお越しの際は、ぜひ弊社(当店)へお気軽にお立ち寄りください。
4. 親しいビジネスパートナーや仕事仲間へ
・また○○様と一緒にプロジェクト(お仕事)をご一緒できて、大変嬉しく思っております。
・夏風邪なども流行っているようですので、お体に気をつけてお過ごしください。
まとめ
暑中見舞いは、日頃の感謝を伝えるだけでなく、あなたの丁寧な姿勢や企業の信頼性をアピールできる絶好のチャンスです。
ぜひ今回ご紹介した文例や一言フレーズを参考に、相手の心に届く素敵な暑中見舞いを送ってみてくださいね。