
日本には古くから「厄年」という風習があり、心身の変化や環境の変わり目に災難を避けるため、神社や寺院でお祓い(厄除け・厄祓い)を受ける文化があります。
本記事では、厄年を安心して過ごすためのお祓いの効果や最適な時期、お守りの扱い方について分かりやすく解説します。
■ 厄年(本厄)の年齢一覧(数え年)
- 男性: 25歳、42歳(大厄)、61歳
- 女性: 19歳、33歳(大厄)、37歳
特に男性の42歳、女性の33歳は「大厄」と呼ばれ、人生の大きな転換期にあたるため、より慎重に過ごすと良いとされています。
厄年の不安を解消し、前向きな日々を送るためのヒントとしてぜひ参考にしてください。
***目次***
厄厄年のお祓いに効果はある?

厄年のお祓いに科学的な根拠はありませんが、お祓いを受けることで「安心感」を得られる大きな精神的効果があります。
「お祓いをしたから、この程度の被害で済んだ」「守られているから大丈夫」と前向きに考えることで、不安が和らぎ、日々の生活を健やかに送るきっかけになります。
心身の転換期における心のケアとして、お祓いは現代でも大切な役割を担っています。
お祓いは神社と寺院のどっちでする?
厄除け・厄祓いは、神社と寺院(お寺)のどちらで行っても問題ありません。
一般的には神社に参拝する人が多い傾向にありますが、ご自身の信仰や、地域の慣習に合わせて選びましょう。
お祓いを受ける際は、以下の3つのポイントを押さえておくとスムーズです。
①事前予約を確認する
多くのお社では事前予約制、あるいは当日の受付時間が決まっています。
事前に公式サイトなどで確認し、予約を入れておくことで待ち時間を減らし、スムーズに昇殿参拝ができます。
②ふさわしい服装を意識する
神仏の前に進むため、ラフすぎる格好は避け、清潔感のあるフォーマルな服装が基本です。
男性はスーツやジャケットにネクタイ、女性はスーツや落ち着いたワンピースなどが推奨されます。
③家族同伴での参拝も可能
最近では、厄年を迎える本人だけでなく、家族全員の健康と安全を願って一緒にご祈祷を受けるケースも増えています。
厄年のお祓いをする時期はいつ?

厄年のお祓い(厄除け・厄祓い)を受ける時期は、「いつ、どの年に行くか」によっていくつかの選択肢があります。
一般的な目安を知っておくことで、最適なタイミングを選ぶことができます。
1. お祓いを受ける「年」の選び方
厄年は、本番の年である「本厄(ほんやく)」を中心に、その前年を「前厄(まえやく)」、後年を「後厄(あとやく)」と呼ぶ3年間を指します。
・3年間毎年受ける
慎重を期して、前厄・本厄・後厄のすべてでお祓いを受けるケースです。
・本厄のみ受ける
最も災厄に注意すべきとされる「本厄」の年だけ、代表してお祓いを受ける一般的な形です。
どの年に受けるべきという厳格な決まりはないため、ご自身の体調や環境の変化に合わせて判断して問題ありません。
2. お祓いを受ける「季節・タイミング」
お祓いは基本的に一年中いつでも受けることが可能ですが、一般的には以下のタイミングに参拝する人が多いです。
・日から節分(立春)まで
新年を迎えてすぐの初詣から、季節の変わり目である「節分(2月3日頃)」や「立春(2月4日頃)」までに済ませるのが古くからの慣習です。
・地域の風習に合わせる
神社や寺院によっては、厄年の期間を「立春から翌年の節分まで」と定義しているところもあるため、参拝予定の場所に事前に確認しておくとよいです。
厄年のお祓いでいただいた「お守り」の正しい扱い方
神社や寺院でお祓いを受けると、授与品として「厄除けのお守り」をいただくことが一般的です。
お守りの効果を十分に授かるための、正しい身に付け方や保管方法を解説します。
1. 普段は身に付けて持ち歩く
お守りは引き出しなどに仕舞い込まず、日常的に身に付けておくのが基本です。
・おすすめの場所
外出時に必ず持ち歩く「財布の中」や「通勤・通学バッグのポケット」などに入れると良いでしょう。
・避けるべき場所
ズボンや服のポケットは、落としたり、汚れたり、折れ曲がったりするリスクがあるため避けるのが賢明です。
2. 自宅で保管する場合のポイント
自宅にお守りを置いておく場合は、神仏への敬意を払った場所に安置します。
・神棚がある場合
神棚にお祀り(おまつり)するのが最も丁寧です。
・神棚がない場合
タンスの引き出しなど「日の当たらない場所」や「埃のたまりやすい場所」は避けます。
リビングなどの明るい場所を選び、自分の目線よりも高い位置に置くようにしてください。
まとめ
日本に古くから伝わる厄年は、人生の転換期や心身の変化を意識する大切な節目です。
厄年は決して怖いものではなく、これまでの生活を振り返り、これからの健康を願う良い機会です。
不安がある方はぜひお祓いを受け、心身ともにすっきりとした気持ちで新しい一年をスタートさせてみてはいかがでしょうか。