暑い夏の日々、気温や湿度が高くなると、体がだるいと感じる方は多いのではないでしょうか。
そして、そのだるさを放置していると、倦怠感を引き起こし、仕事や勉強にも集中できず、日常生活にも支障をきたし、体調を崩してしまうこともあるでしょう。
そのように体がだるいと感じたときには、さまざまな方法でその解消を図ってみましょう。
今回は、体がだるい原因と症状、夏の疲れを癒すツボや食べ物による解消法、さらには夏におすすめのサプリメントや漢方まで、幅広いアプローチをご紹介します。
体がだるい原因と症状は?
体がだるいと感じる原因や症状は様々ですが、一般的に次のものがあります。
(原因)
①疲労
・・・仕事や勉強、家事、スポーツなどで身体を酷使した疲労蓄積による身体的疲労と、人間関係や仕事関係の精神的なストレスなどが疲労感を引き起こすことがあります。
②暑さ
・・・夏の高温や湿度が体に負担をかけ、だるさを感じることがあります。
③栄養不足
・・・栄養バランスの悪い食事による栄養不足は、体のエネルギーレベルを低下させる原因となります。
④脱水症状
・・・十分な水分補給をしないと、体の代謝や機能が低下し、だるさを引き起こすことがあります。
⑤睡眠障害
・・・睡眠の質が低い場合や、睡眠の時間が不足している場合にだるさを感じることがあります。
(症状)
①倦怠感
・・・体が重たく感じられることや、動きが鈍くなることがあります。
また、積極的に活動する意欲も無くなったりします。
②集中力の低下
・・・仕事や日常の活動に集中できない、注意力散漫などが現れることがあります。
③筋肉痛
・・・体の各部位に、筋肉痛による痛みやこわばりを感じることがあります。
④頭痛
・・・頭部が重たく、頭痛を感じることがあります。
⑤不機嫌
・・・だるさにより、気分が沈んだりイライラしたりすることがあります。
体がだるいと感じた場合、その原因を特定して適切な対処を行うことが重要です。
十分な休息やバランスの取れた食事、適切な水分補給、適度な運動などを取り入れることで、体のエネルギーレベルを回復させることができます。
また、慢性的なだるさや症状が続く場合は、医師に相談することもおすすめです。
「疲れないからだ」になれる本―――頭も心も体もこんなにスッキリ! (王様文庫) Kindle版
体の疲れをとる 裏ワザ69 ──「痛いつらいだるい」がササッと解消 (ロング新書) 新書
夏の疲れの解消法!ツボ押しや食べ物による解消法は?
夏の疲れを解消するためには、効果的な方法がいくつかあります。
ツボ押しや食べ物を活用した解消法もその一つです。
以下に具体的な方法をいくつかご紹介します。
( ツボ押し)
夏の疲れを解消するためには、特定のツボを刺激することが効果的です。
体のツボを刺激することで、血行やリンパの流れを促し、疲労回復を促します。
①手三里(さんり)
・・・肘を曲げたときにできる、腕の外側のシワから手首側へ指3本分にあるツボで、肩凝りや五十肩に効果があります。
②大椎(だいつい)
・・・肩甲骨の間、背骨に沿って中央にあるツボで、疲労感やストレスの軽減に役立ちます。
③足三里(あしさんり)
・・・膝の裏側、脛骨の下にあるツボで、疲れを解消し体力を回復させます。
④合谷(ごうこく)
・・・手の親指と人差し指の付け根にあるツボで、全身の疲労に効果的です。
⑤内関(ないかん)
・・・手のひらの人差し指の付け根にあるツボ、自律神経のバランスを整え、疲労やストレスを解消します。
⑥湧泉(ゆうせん)
・・・足の裏の中央より上の、指を曲げたときにへこむ場所です。
親指を重ねて、他の指は足の甲部分に添えて、強めに押し揉みます。
有効なのは全身のだるさなど。
ツボ押しをする際は、強く押しすぎると痛みを感じますので、気持ち良い程度の強度で押します。
また、ツボ押しはあくまでも補助的な方法ですので、十分な休息や栄養バランスの良い食事も心がけましょう。
(食べ物)
栄養バランスの取れた適切な食事を摂ることも、夏の疲れ解消に重要です。
以下はエネルギー回復や疲労軽減に役立つ食材です。
①大豆、パセリ、アボカド、ほうれん草など
②フルーツ
・・・水分やビタミンCを多く含むため、脱水症状の防止と疲労軽減に寄与します。
③大豆製品
・・・豊富なたんぱく質やビタミンB群が疲労回復をサポートします。
④青魚
・・・オメガ-3脂肪酸を含む魚は、脳や心臓の健康を保ちながら疲労を軽減します。
⑤肉類
・・・タンパク質やビタミンなどを豊富に含み、エネルギー源となります。
⑥適切な休息
・・・十分な睡眠を確保することは、疲労回復のために不可欠です。
夏の暑さによる睡眠の乱れを防ぐために、涼しい環境で寝ることや、寝る前にリラックスする習慣を作ることが大切です。
これらの方法を組み合わせて取り入れることで、夏の疲れを効果的に解消することができます。
ただし、慢性的な疲労や健康上の問題がある場合は、専門家のアドバイスを受けることも大切です。
クロワッサン特別編集 体のツボの大地図帖 (マガジンハウスムック) ムック
体がだるい時のおすすめのサプリ・漢方解消法は?
体がだるいと感じた際には、サプリメントや漢方薬も効果的な解消法として考えられます。
ただし、個人の体質や健康状態に合わせて選ぶことが重要です。
(サプリメント)
①ビタミンB群サプリメント
・・・ビタミンBはエネルギー生成に関与し、疲労感を軽減する効果があります。
・・・マグネシウムは筋肉の収縮や神経伝達に重要な役割を果たし、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
③鉄分
・・・赤血球のヘモグロビンやミオグロビンに含まれる成分で、酸素を運搬する働きがあります。鉄分が不足すると、貧血になり、疲労感や倦怠感を引き起こしやすくなります。
④アミノ酸
・・・タンパク質を構成する成分で、筋肉の合成や修復に役立ちます。
疲労回復に必要な栄養素です。
(漢方解消法)
①人参や黄耆(おうぎ)
・・・気力や体力を増強し、疲労回復を促進します。
②補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
・・・気力不足やだるさに効果的な漢方薬です。
③十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)
・・・体力や免疫力を高め、疲労回復に効果的です。
これらのサプリメントや漢方薬を選ぶ際には、医師や専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
特に既存の健康状態や他の薬との相互作用を考慮する必要があります。
また、体のだるさが慢性的なものである場合には、根本的な原因を探るために医師の診断を受けることも重要です。
PURELAB 国産 黄金のにんにくすっぽん黒酢 サプリメント オメガ3 製薬会社との共同開発 厳選成分プロポリス配合 栄養機能食品亜鉛 亜麻仁油 卵黄 しじみ 牡蠣 完熟梅 ゴマ葉 日本製
まとめ
夏の暑さは体に疲労をもたらし、その結果、だるさや倦怠感を引き起こすことがあります。しかし、適切なケアと知識を持つことで、これらの問題に立ち向かうことができます。体がだるいと感じたら、日常生活に取り入れやすい解消法から始めてみましょう。