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鏡餅や固い餅を柔らかくする方法は?切り方は餅の柔らかいうちに!

鏡餅は1月11日に下ろして鏡開きをするのが一般的ですが、ついタイミングを逃して11日以降に食べることもあると思います。

そのお餅を食べるときはお雑煮やお汁粉にすることが多いでしょうが、鏡餅のようにお供えしていたお餅はカチカチになっていて、そのままでは到底食べることはできません。

せっかく飾ったお餅は、家族で美味しくいただきたいものですよね。

そこで今回は、鏡餅のように固い餅を柔らかくする方法や、お餅の切り方のタイミングについてご紹介します。

鏡餅や固い餅を柔らかくする方法は?

お餅は長期間保存することができますが、鏡餅など固くなった餅はそのままでは食べられないので、柔らかくする必要があります。

その柔らかくする方法には次のものがあります。

(電子レンジで加熱する)

①レンジに入れる前に鏡餅を軽く水で湿らします。

・・・水で湿らせたほうが、より柔らかくなります。

②お皿にのせてレンジに入れ、20秒程度加熱します。

・・・始めは20秒程度の加熱をして、お餅をレンジから出し包丁が入るか確認してください。

③まだ固い場合は、10~20秒程度加熱時間を追加します。

・・・柔らかすぎると切りにくいので、小刻みに加熱時間を追加します。

餅の固さは、個人の好みがあるので、トロトロと柔らかくなり過ぎないように、加熱時間を色々試してくださいね。

(水を付けて柔らかくする)

鏡餅を水の入った容器に入れる。

・・・鏡餅がお水から出ないくらいの容器に入れてください。

②4~5時間ほど浸ける。

・・・鏡餅が少しふやける程度の時間水に浸けます。

③ふやけた鏡餅をビニール袋などに入れ、冷蔵庫に1晩入れます。

・・・お餅を浸ける時間がなければ、電子レンジで加熱する方法をおすすめします。

④1晩過ぎたら冷蔵庫から出して、餅を切ります。

・・・この頃には切れるようになっているはずです。

 

固い餅の切り方はどうする?

鏡餅は切るではなく開くもの)

鏡餅はお正月飾りと一緒にしばらく飾っているので、水分が抜けて固くなってしまいます。

その固い状態では、包丁で切ろうとしても切ることができません。

また、縁起物の鏡餅を包丁や刃物を使って切ることは、切腹を連想させるとして縁起が悪いとされています。

そのため、手や木槌を使って開く(割る)ことが、正しい鏡開きの由来となっています。

(鏡開きの仕方)

鏡餅をビニール袋に入れるか、新聞紙などで包む。

・・・固い鏡餅は、包丁で切ろうとしてはいけません。 

ビニール袋、新聞紙など、鏡餅が飛び散らかさないもので包んでください。

②木槌を使って鏡餅を割ります。

・・・餅をわるときに、力を入れすぎると木槌が壊れることもあるので気を付けましょう。

③固くてひびが入らない鏡餅は一度水に浸ける。

・・・割りにくい鏡餅は、水に4~5時間ほど水に浸けて表面がふやけてから、割るようにしてください。

 

餅を切るタイミングは柔らかいうちに?

お餅を切るときに悩むのは、お餅がどんな状態のときに切るのかのタイミングですよね。

鏡餅と違い、ついたお餅の場合はいつ切ると良いのでしょうか?

固いと切れないし、べったりと柔らかすぎても包丁で切るのは難しいです。

(ついたお餅を切るタイミングはいつ?)

①ついたお餅は平らにのし、餅の表面に片栗粉をまぶします。

・・・片栗粉は万遍なくまぶし、そそのまましばらく放置します。

②時間が経つと水分が抜け、少し固くなります。
③餅を指で押して指の跡がすぐに戻らない固さが、切るタイミングです。

・・・少し固くなったのを、見計らってお餅を切ります。

④切る包丁は、葉切り包丁(刃が薄く四角い)を使用します。

・・・押したり引いたりするような切り方はしません。

お餅に刃を当て、そのまま押さえるように体重をかけて落とす感覚で切り分けます。

⑤切り分けたお餅の切り口に片栗粉をまぶす。

・・・切り口にも片栗粉をまぶして、他の切り分けたお餅とくっつかないようにします。

(包丁を切りやすくするには?)

お餅を切るときに、次のことをすると切りやすくなると言われています。

①ダイコンを切りながらお餅を切る。

ダイコンの水分が包丁の刃について、滑りやすくなります。

②切る前に包丁を熱湯に30秒程度浸けてから切る。

・・・包丁を温めたあとに、水分を拭き取って切ると切りやすいと言われています。

 

まとめ

お餅は日本のお正月に欠かせない食べ物で、上にみかんをチョコンと載せて可愛いですよね。

そのお餅はお雑煮にしても、切り分けて焼いて食べても美味しいです。

一度に食べられない量のお餅は、1個ずつラップに包んで冷凍保存(数か月か約1年)して、お正月が過ぎても美味しくいただきましょう。