湯葉は、大豆から作られるヘルシーな食品で、豆乳を加熱して表面にできる膜をすくい取って作られます。
なめらかな口当たりと豊かな風味が特徴で、さまざまな料理に活用できます。
今回は、栄養たっぷりの湯波の魅力、家庭でできる湯波作り、ホットプレートとフライパンで作る湯波料理のレシピについて解説します。
湯葉作りに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
大豆の栄養たっぷり！湯葉の魅力とは？
（湯波の主な栄養）
100g当り 日本食品標準成分表2020年版（八訂）参照
①カロリー：218kcal
②タンパク質：21.8g
･･･筋肉や臓器の構成成分として重要、酵素、ホルモンの原料になります。
③脂質：13.7g
④炭水化物：4.1g
⑤カリウム：290mg
･･･ナトリウムによる血圧上昇を抑制し、筋肉の働きを良くします。
⑥カルシウム：90mg
･･･骨量の維持に必要で、健康な骨や歯を作ります。
⑦マグネシウム：80mg
･･･血液循環を正常に保ち、神経の興奮を抑え、筋収縮にも関与します。
⑧ビタミンB1：0.17mg
⑨ビタミンB6：0.13mg
⑩葉酸：25μg
⑪食物繊維総量：0.8g
･･･腸内環境を整え、排便をスムーズにし、体内の有害物質を排出させます。
湯葉は、大豆を原料とした伝統的な日本の食材で、タンパク質、ミネラル、ビタミン、葉酸、食物繊維など、多くの栄養素が豊富に含まれています。
（湯波の魅力）
①豊富な栄養
･･･大豆の栄養をそのまま凝縮したように、豊富な栄養を含んでいます。
②様々な料理に活用できる
･･･湯波はそのまま食べることや、出汁をかけて食べることもできます。
また、和え物、炒め物、揚げ物にも活用できます。
③ヘルシーな食材
･･･低カロリーでヘルシーな食材なので、ダイエットや健康維持にも役立ちます。
家庭で湯葉作りに挑戦！調整豆乳や牛乳でもOK
湯葉は、家庭で手軽に作ることができ、そのアレンジには無限の可能性があります。
豆乳や調整豆乳、さらには牛乳を利用すると簡単に美味しい湯葉を作ることができます。
（湯波の作り方）
①材料
･･･豆乳1リットル、塩：小さじ1/2
②作り方
・鍋に豆乳を入れて、弱火で温める。
・表面に膜が浮き上がったら、塩を加えて混ぜる。
・膜をすくい取り、器に盛り付ける。
（作り方のポイントは？）
①豆乳は、無調整豆乳を使うと、より濃厚な湯葉になります。
②塩は、好みで量を調整してください。
③膜が浮き上がったら、すぐにすくい取ってください。
（調整豆乳や牛乳でもOK）
調整豆乳や牛乳でも、湯葉を作ることができます。
調整豆乳や牛乳は、豆乳よりも手に入りやすく、価格も安いので、手軽に湯葉を楽しみたい方におすすめです。
（調整豆乳や牛乳で作る湯葉の作り方）
・鍋に調整豆乳や牛乳を入れて、弱火で温める。
・表面に膜が浮き上がったら、塩を加えて混ぜる。
・膜をすくい取り、器に盛り付ける。
（作り方のポイント）
調整豆乳や牛乳は、豆乳よりもタンパク質が少ないので、膜が浮き上がりにくい場合があります。その場合は、火を弱くして、ゆっくりと温めてください。
調整豆乳や牛乳は、豆乳よりも酸味が強いので、塩を少し多めに入れるといいでしょう。
ホットプレートとフライパンで作る新しい湯葉料理のレシピは？
ホットプレートとフライパンを使った湯葉料理は、簡単に作れて美味しいものがたくさんあります。
以下に、新しい湯葉料理のアイデアとレシピをいくつか紹介します。
（湯葉のチーズ焼き）
①材料
･･･湯葉、チーズ（お好みの種類）、トマトやバジル（お好みで追加）
②手順
・ホットプレートまたはフライパンを熱し、湯葉を上にのせます。
・チーズを湯葉の上に散らし、トマトやバジルを追加。
・蓋をして、湯葉が柔らかくなり、チーズが溶けるまで調理。
（湯葉の野菜巻き寿司）
①材料
･･･湯葉、野菜（きゅうり、アボカド、にんじんなど）、ご飯、海苔（のり）、しょうゆ、わさび（お好みで追加オプション）
②手順
・湯葉を短時間湯がきし、水で冷やします。
・海苔の上にご飯を広げ、湯葉、野菜、しょうゆ、わさびを追加。
・海苔で巻いてカットし、寿司の形に仕上げます。
（湯葉のトマトとバジルサラダ）
①材料
･･･湯葉、トマト、バジル、オリーブオイル、バルサミコ酢、塩、こしょう
②手順
・湯葉を切り、トマトとバジルと一緒に盛り付けます。
・オリーブオイル、バルサミコ酢、塩、こしょうで調味し、サラダ完成。
（湯葉のデザートクレープ）
①材料
･･･湯葉、クレープ（市販のものでもOK）、バニラアイスクリーム
果物（いちご、ブルーベリーなど）
②手順:
・クレープに湯葉、アイスクリーム、果物を包みます。
・クレープを温め、デザートが完成。
まとめ
ホットプレートやフライパンで湯葉を焼くと、外はカリッと、中はふんわりとした食感が楽しめます。
また、具材をたっぷり入れて、ボリューム満点の料理に仕上げることができます。
ぜひ、お好みのアレンジで、新しい湯葉料理を楽しんでみてください。
