毎日眺めているお気に入りのカーテン!
ある日ふと眺めていたら、何か黒い点々がある。
何これっ!カビだ!と気づいて、ショックを受けることがありますよね。
そんなときは、慌てず落ち着いて、適切に対応することが必要です。
自宅で洗濯する場合に、一般の洗剤と漂白剤を使用する方法がありますが、白いカーテン、色物カーテンには、どんな漂白剤が適切なのかご紹介します。
カーテンのカビに気づいたときにすることは?
(カビを落として洗濯する?)
カーテンがカビで汚れたとき、すぐに放置しておくと、カビがどんどん広がってしまい、最悪の場合、カーテンを取り替える必要が出てきます。
そのため、カーテンにカビを発見した時点で、以下の手順を踏むことをおすすめします。
①カビを落とす。
・・・カーテンにカビが生えている場合、まずはカビを落とすことが必要です。
カビの範囲が小さい場合は、簡単に払い落とすことができるかもしれません。
しかし、カビがはびこっている場合は、しっかりと落とす必要があります。
カーテンにカビが生えている場合、専用のカビ取りスプレーを使って、カーテンをゆっくりと拭いてください。
また、カビ取りスプレーがない場合は、重曹を水で溶いて、スポンジにつけてカビを落とすこともできます。
②カビを落とした後は、洗濯をする。
・・・カーテンからカビを落としたら、次に洗濯を行うことが大切です。
洗濯によって、カーテンを清潔にすることができます。
ただし、カーテンの素材によっては、自宅での洗濯が適切でない場合があります。
③洗濯は自宅かクリーニング店のどちらか?
・・・洗濯はクリーニング屋さんに持っていくか、自宅で洗濯するかは、カーテンの素材によって異なります。
(自宅でできる、できないの判断は素材による?)
自宅で洗濯できる素材とできない素材は、一般的に次の種類によりますが、カーテンの上部のタグで確認してくださいね。
①自宅でできる
・・・アクリル・ポリエステルなどの化学素材。
②自宅でできない
・・・コットン・シルク・麻などの自然素材。
③お金がかかっても良い方
・・・自宅で洗濯してきれいにできる自信がない方や、素材に関係なく、お金がかかっても良いと思う方は、考える必要はありません。
クリーニング店での洗濯がおすすめです。
クリーニング店では、カビの落とし方や、素材に応じた洗濯方法を適切に判断してくれます。
カビをきれいに落とし、清潔なカーテンを取り戻すためにも、クリーニング店に持って行きましょう。
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白いカーテン、色物カーテンのカビには、どんな漂白剤がおすすめ?
自宅で置いてある洗剤などを使って、カビ落としや洗濯をしたいと思う方には、どのような漂白剤が良いのかご紹介します。
(漂白剤の種類は?)
漂白剤の種類には、主に酸素系、塩素系、還元系があります。
漂白剤を使う場合は、使用説明書をしっかり読んでくださいね。
①酸素系
・・・ワイドハイター、激落ちくんオキシキング、オキシクリーン、オキシウォッシュなど。
塩素系より漂白力は弱いですが、色物カーテンにも、色落ちすることなく安心して使用できます。
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②塩素系
・・・カビキラー、キッチンハイター、ブリーチなど。
漂白力は強力でカビ落としにも効果があります。
白いカーテンなら良いですが、色物カーテンは色が白くなることがあるので、お勧めできません。
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③還元系
・・・ハイドロハイターなど。基本は白ものの汚れを白くすることや鉄錆びを落とす時に使用します。
色物カーテンは色が白くなることがあります。色を白に戻すと考えたほうが良いですね。
(漂白剤はカーテンの色で使い分ける)
洗濯するときは、漂白剤と一般の洗剤を使用しますが、カーテンの色別に使い分けましょう。
①色物カーテン。
・・・ワイドハイター、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤。
②白いカーテン。
・・・カビキラーなどの塩素系・ハイドロハイターなど還元系漂白剤。
また、酸素系漂白剤を使用しても問題はありません。
ただし、白い色になる効果は他の漂白剤より弱いこともあります。
カーテンのカビ落としと洗濯する方法は?
違う漂白剤を使っても、カビ落としと洗濯する方法は、ほとんど同じです。
漂白剤は、粉末の方が液体よりも効果があるので、おすすめです。
①容器にお湯を張る
・・・カーテンの入る容器か浴槽に40~50℃程度のお湯を張ります。
②カーテンに漂白剤をかけ、つけ置き
・・・カーテンのカビ部分に漂白剤を直接かけて、約2時間お湯につけ置きします。
③カーテンを洗濯する
・・・カーテンをお湯から取り出し、洗濯ネットに入れて洗濯機を回します。手洗いコースのような弱い水流の洗濯コースを選びます。
④洗濯後、乾燥させる
・・・洗濯・脱水が終わったら洗濯機から取り出し、除湿器などで早く乾燥させます。ベランダで日光に当てて乾かせるなら、それも良いですよ。
まとめ
カーテンのカビ落としの後は、再びカビができないように予防しましょう。
予防には、定期的にカーテンを洗濯して、防カビスプレーと換気を良くしましょうね。