探してみよう!知りたい情報!

ちょっと気になることや知りたい情報を調べてみよう!

エアコンを自分で掃除するやり方は?洗浄液も自作で簡単に作れる?

1年中働いているエアコンですが、使っているうちに少しずつホコリや汚れが溜まってカビができ、変な匂いや喘息、アレルギーの原因にもなってしまいます。

そのような状態になる前に、エアコンは定期的に掃除をする必要があります。

でも専門業者に掃除を依頼すると、結構お金がかかるので、いつのまにかそのままの状態で使いつづけているのが現状だと思います。

そこでみなさんに朗報です。

実はエアコンの掃除は業者でなくても、ある部分までは自分で行うことができるのです。

今回はエアコンを自分で掃除するやり方と、洗浄液の作り方をご紹介します。

エアコンの掃除を業者がやる場合は?

一般的に業者がエアコンを掃除するには、次の方法で行います。

(業者の清掃の流れ)

①清掃前に周りを養生する

・・・エアコンの周りや下をビニールなどで養生し、汚れが飛び散り壁や床が汚れないようにします。

せっかくエアコンを綺麗にしても、部屋が汚れたら元も子もありません。

②カバーなどを取り外し洗浄

・・・電源を切り、本体の外側のカバーやフィルターなどを取り外し、それぞれを洗浄します。

③本体と取り外した部分を洗浄

・・・本体内部を分解し、取り外した部分などを専用の洗剤を使い、高圧スプレーなどで洗浄します。

④洗浄した部品を乾かす

・・・隅々まで洗浄したあと、それぞれの部品を乾かします。

⑤防カビ剤散布

・・・乾いたら、防カビ剤を本体や部品に散布します。

⑥元の形に組み立てる

・・・部品を元の形に組み立てて、全体を乾拭きして完成です。

(清掃金額の相場は?)

業者依頼にすると、1~2時間程度の時間で、金額は約1万円~が相場です。

エアコンを自分でする場合の洗浄頻度は?

(自分で清掃できる範囲)

①取り外しができる範囲

・・・洗浄ができる範囲は、業者の行う範囲とは異なります。

自分でできるのは、自分で取り外しができる範囲までです。

②本体には手を出さない

・・・本体内部の分解は、素人が手を出すと故障の原因となり危険なので、行ってはいけません。

また、カバーなどの取り外しができない人や、自分でするのが面倒な人、本体内部まできれいにしたい人は最初から業者に依頼しましょう。

エアコンを自分で洗浄すると、見た目はきれいになりますが、本体内部の取り外しができない部分までは綺麗に清掃はできません。

(自分で清掃する頻度は?)

①自分の場合

・・・自分で洗浄するのは、1ヵ月か2ヵ月に1回程度にします。

②業者の場合

・・・年に1回程度は専門業者に依頼します。

業者によりエアコン本体内部まで洗浄した方が、エアコンの保守点検、長期使用に良いと思います。

エアコンの掃除を自分でするやり方は?

(用意する道具)

①汚れを落とすブラシ

・・・柔らかいブラシや使い古しの歯ブラシで良いです。

②掃除機

・・・クーラー内部のホコリを吸い出します。

③防菌・防カビスプレー

・・カバーやフィルターを洗浄します。

④本体洗浄スプレー

・・・自作洗剤を入れるスプレーです。

⑤雑巾、養生用ビニール、ガムテープ、ゴム手袋、マスク、エアコンを取り外すためのドライバー、新聞紙、大型ゴミ袋など。

(洗浄のやり方)

①エアコン周りや壁の養生

・・・ビニールなどを敷いて、壁や床を汚れないようにします。

②取り外せる部分を外す

・・・本体カバー、フィルターなど、取り外せるものは取り外し洗浄します。

③ホコリを吸い出す

・・・本体内部のホコリを掃除機で吸い出します。

④防菌・防カビスプレーを散布

・・・本体内部に防菌スプレーや防カビスプレーを散布します。

併せて、取り外して置いた本体カバーやフィルターにも散布しましょう。

⑤部品を乾燥させ、元の場所に取り付る

・・・部品などが乾いたら、元の場所に取り付けて、全体を乾拭きして完成です。

作業時間は約1時間程度です。

エアコン洗浄液も自作する!その方法は?

(自作の洗浄剤の作り方は?)

自作する洗浄液は、重曹水を使用します

重曹水は弱アルカリ性で、酸性の油汚れを落とすことで知られています。

よく100均などで、台所用品のあたりに置いてあるので、購入しましょう。

(準備するもの)

重曹小さじ3杯、水300ml、スプレーボトル500ml用。

(作り方)

スプレーボトルに重曹を入れて水を加え、よく振って重曹を溶かしてください。

これだけでオッケーです。

エアコン本体に散布することや、取り外した部品などを洗浄できます。

余ったら、台所の他の油汚れの場所の清掃に使うと良いですよ。

まとめ

エアコン清掃は、ある程度の部分までは自分できますが、内部の細かい場所までは清掃できません。

また本体内部まで自分で清掃すると、本体の故障原因を作ることもあります。

自分での清掃は、1ヵ月に1回程度にしても、年に1回は専門業者にきちんと洗浄してもらうことをおすすめします。