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引っ越しする時に気を付けなければならないことに、洗濯機の水抜きがあります。
水抜きをしないまま洗濯機を運ぶと、場合によっては本体の中に残っている水で、床を水浸しにする方も少なくありません。
また床が濡れると足が滑ることもあり、とても危険です。
そうならないためには、引っ越しの当日か前の日にしっかり水抜きをしましょう。
この洗濯機の水抜きについては、知らない人も多いと思いますので、大事なことなので気を付けてくださいね。
今回は引っ越し前にする、洗濯機の水抜きの方法をご紹介します。
洗濯機は、引っ越しの時に水漏れすることがあるので注意!
(洗濯機には水が残っている)
洗濯機は使用するときに、本体に水を大量に入れて洗濯したり脱水したりしますよね。
そして洗濯が終わった後には自動的に排水を行うのですが、本体の水の全てが排水されるのではなく、ある程度の水が残ったままの状態なのです。
①洗濯機を運ぶとき、水漏れする可能性が大きい
・・・そのため、洗濯機を傾けることや、引っ越しのように運んでいる最中に、この残っている水が排水ホースなどから流れ出て、床を水浸しにすることがあります。
(水が漏れると危険!)
①滑って転ぶことがある
・・・床が水で濡れると足が滑ってしまい、転んでけがをすることもあり、運んでいる荷物をぶつけて破損する恐れもあります。
そうならないためには、しっかりと洗濯機の水抜きを行いましょうね。
引っ越し前に洗濯機の水抜きをする方法は?
(水抜きの流れは)
水抜きは引っ越し当日よりも、前日に行うと時間的に余裕があって良いと思います。
①洗濯機が空なのを確認します
・・・衣類などの洗濯物を全て取り出します。
②給水栓の蛇口を閉め、給水ホースを外す
・・・給水ホースは給水栓につながっています。
③電源を入れて、脱水コースを選んでスイッチを入れます
・・・15~30秒で電源を切ってください。
④本体を傾けて内部の水を抜きます
・・・傾けるときはゆっくりですよ。ドラム式は、本体の下部のドレン(排水用のつまみ)を緩めて排水します。
排水を受ける容器を用意して水を受け止めてください。
⑤排水が終わったら、排水孔から排水ホースを取り外します
・・・排水ホースの先端をビニール袋などで包んでおくと、水がこぼれません。
これで完了です。
引っ越し後に洗濯機を設置
(自分で設置する方法)
洗濯機の設置込みの引っ越し料金なら別ですが、ほとんどの引っ越し業者は、洗濯機置き場に洗濯機を置いていくだけで、その後の設置は自分で行うことが多いと思います。
その場合の一般的な設置方法は、次を参考としてください。
①コンセントにアース線を取り付ける
・・・洗濯機を置く場所のコンセントには、ほとんどアース線を取り付ける部分があります。また、電源もコンセントにつなげます。
②排水ホースを排水孔に取り付けます
・・・排水ホースが本体に固定しているのを確認します。そのあとに排水ホースを排水孔に取り付けます。排水孔から排水ホースが抜けないように、ガムテープなどで固定すると良いですよ。
③給水栓の蛇口に給水ホースをつなぎます
・・・外れないことをしっかり確認したあとに、給水栓を開きます。
④試運転をします
・・・試運転をして、周りに水漏れなどが無いのを確認して、異常が無ければ設置完了です。
まとめ
洗濯機の水抜きは、引っ越しする時の基本的な準備項目の一つです。
水抜きは簡単にできるので、引越しするときは忘れず行うようにしましょう。