さあ食べようと納豆を取り出したら、賞味期限が過ぎていた。
でも賞味期限は味の問題だから、少しくらい過ぎていても大丈夫と食べる人は多いと思います。
また発酵している食品なので、賞味期限を過ぎてもいつまで食べることができるのか、わかりにくいですよね。
そこで、賞味期限を過ぎた納豆がいつまで持つのか?また危険な納豆の見分け方と賞味期限切れの納豆を使用したアレンジレシピをご紹介します。
納豆の賞味期限、消費期限は何日?
食品には賞味期限と消費期限の表示がある場合には、次の意味があります。
・賞味期限・・・説明書きによる適正な方法で保存した場合に、美味しく食べることができる期限、または味がほとんど落ちない期限です。一般的に消費期限よりは短いですが、期限を過ぎたらすぐ食べることができないわけではありません。
・消費期限・・・適正に保存していた場合に、安心して食べることができる期限です。この期限を過ぎた食品は、食べない方がよいでしょう。
納豆の賞味期限は、製造日から冷蔵保存することで1週間から10日が一般的です。
消費期限については、納豆自体の発酵状態や保存方法によって違うので、はっきり表示しないことが多いようです。
そのため、賞味期限が過ぎた納豆を食べるかどうか判断するのは、自分ということになります。
賞味期限を過ぎた納豆はいつまで持つの?白いつぶつぶの正体はなに?
食べることができるかどうかの判断は、賞味期限を過ぎた納豆の状態から見分けます
次の状態になった場合は、食べることをおすすめできません。
①外見がドロッとなり、変な匂い(焦げたような)がする。
②食べるとシャリシャリとした食感で、乾燥して硬くなっている。
③風味に変化があり、豆に白いつぶつぶが出るようになった。
白いつぶつぶの正体は、チロシンというアミノ酸の結晶で身体に害はありませんが、大豆の発酵が進みことで出てくるもので、チロシンが出た時はもうこの納豆は、味や風味が落ちて美味しくないと考えたほうがよいです。
これらの状態になるのは、賞味期限が過ぎてから、さらに1週間くらい経った時期です。
賞味期限を過ぎた納豆を食べるアレンジレシピは?
賞味期限が過ぎても数日だとか、納豆自体に変化が無ければ、ちょっとしたアレンジで納豆を食べるレシピを2品ご紹介します。
(オムレツ納豆)
・材料2人用:納豆1パック、卵2個、みじん切りネギ(お好みの量)、塩コショウ少々
①納豆、たれ、ネギをしっかり混ぜます。
②フライパンを弱火で温めて、納豆ネギを入れ軽く炒めてください。
③卵を溶いてフライパンに加え、全体に広げてからサッと塩コショウを掛けます。
④蓋をして1分ほど経ってから、卵焼きをオムレツ状態に巻くと完成です。ケチャップなどお好みのソースでどうぞ。
(納豆キムチチャーハン)
材料2人用:納豆2パック、キムチ50g(お好みで増やしてもOK)、青ネギ少量、ご飯茶碗3杯程度、ごま油大さじ1杯、鶏ガラスープ小2袋、お好みで塩コショウ
①ごま油、納豆、キムチをフライパンで、中火で1分程炒めます。
②ご飯を加え、混ぜながら鳥ガラスープをかけ、中火~強火で混ぜて炒めます。
③ご飯が十分混ざったら青ネギを加え、サッと炒め合わせてください。
④炒めたあとにお好みで塩コショウをかけ、味を整えて完成です。