雪が降った日の翌日は、まだ誰も歩いていないときがあります。
その新雪の遊歩道を歩くのも、気持ち良いですよ。
ただし、ちょっと歩きにくいです。
そのようなときは、スノーシューを履くと良いですね。
- 冬の方がよく歩いています
- 冬道はスノーシューが最適です
- スノーシューで、体重が減らないのは何故?
- 沢越えをすると、道に迷いそう
- 夏の瑞穂の池には何がいる?
- 瑞穂の池には、カワセミが飛んでいた!
- 久しぶりにカワセミの声がした
- 瑞穂の池でヤマセミを見た!
- 瑞穂の池の主?が泳いでいた
冬の方がよく歩いています
(1日に2回行くことがあります)
野幌森林公園の写真を本格的に撮り始めてから、十数年(その前から住んでいます)は経つでしょうか。
デジカメの光学倍率が高くなってきたころから、よく写真を撮りに歩くようになりました。
毎日ではないですが、私の公園散策の頻度は結構なものなのですよ。
休日には、夏には朝の4時出発で8時頃自宅に戻り、午後は2時頃出発で5時ころ戻るということもありました。
お昼ご飯を持参して、6時間くらい公園の中にいるのも、ざらでした。
述べ回数では、1,000回以上は行っていると思います。凄いでしょう。
その半分以上は冬の季節に行っています。
(花と野鳥とキノコと地衣類を撮っています)
夏の間は、野草や花を撮る(もちろん野鳥も撮ります)のが多く、冬は樹木の葉っぱが無いので、野鳥観察や撮影に最適なのです。
追記:キノコと地衣類も加えて撮るようになったので、歩くのに時間がかかっています。
冬道はスノーシューが最適です
(スノーシューはどこでも歩けます)
野幌森林公園の散策路は、冬期間は除雪をしていないので、雪が降ったら積もりっぱなしです。
当然、その雪を漕いで公園の中を散策しなければなりません。
何人か歩いた後は、細いけもの道のような通路になっているので、長靴で行けばなんとかなります。
でも長靴では、通常の散策路の上以外を歩くと、雪の中に埋まってしまいます。
そこで、活躍するのがスノーシューです。
スノーシューであれば、物理的に立つことが無理(例えば、樹木の上、水の上、50度の崖など)なところ以外は平気で歩くことができます。
冬のほうが、野鳥も見やすくなり、歩ける場所も増えるので、行動範囲が広がります。
そして、葉っぱが無くなるので、エゾフクロウの樹洞を探したり見つけたりするのも、冬の方が良いですね。
<スノーシューとカメラバックを持ってます。>
スノーシューで、体重が減らないのは何故?
<瑞穂の池も雪が積もって凍ります>
(スノーシューも壊れます)
冬に愛用しているスノーシューですが、酷使しているためか、現在まで数台履きつぶしています。
また、ベタ雪のときには、意外と底に雪が付いて、歩いていると高下駄のようになることや、新雪の柔らかい雪の上では、さずがのスノーシューも、普段よりも埋まってしまいます。
そこで、スノーシューの底部分をビニールテープでぐるぐる巻きにして、どの雪質でも埋まらないように改造しています。
見た目は、なんか恰好わるいですけど。
(サイダーとビールの飲み過ぎか?)
ところで、冬にはスノーシューで、毎回数時間歩いていますが、なぜか体重が思ったほど減りません。
実際には、一度行くと体重が1.5キロ以上は減っているのですが、喉が渇いて乾いて、ビールは飲むわ、ジュースは飲むわ、お菓子は食うわ、間食はするわで、結局ちょこっとしか減らないのです。
激しい運動をしても、水分をたくさん摂ると体内に吸収され、なかなか体外に出ないような仕組みになってしまうのですね。年を取ると・・・。
えっ、ビールとジュースと甘い物の食べ過ぎだって・・・・。沈黙!
沢越えをすると、道に迷いそう
(道のない所を歩くと、方角が狂う?)
下の写真の倒木の上を歩いて、沢の上に上がると平坦地です。
その平坦地は、それなりに広いですが、自宅に帰る近道でもあります。
平坦地によじ登り、多分こっちだろうと思って自宅の方へ向かいますが、いつも同じ家のところに出てしまいます。
平坦地では同じような景色なので、自宅へ帰るのはこっちの方向だろうと思って歩くと、だいたい方向は間違っています。
雪山で遭難するのも、わかるような気がします。
一度、スマホの地図と現地を比較してみたら、私が北と思っていた方角は、まるっきり違っていました。
むやみに歩くだけではダメなんですね。
<以前沢越えをして、スノーシューで帰ろうとした倒木の橋。>
夏の瑞穂の池には何がいる?
瑞穂の池は、野幌森林公園の池の中では最大の池です。
公園の中間くらいの南西にある池ですが、貯水池として立派ですね。
ちょっと小型のダムみたいですね。
池の堤防部分は広い緑地広場になっていて、広場に四阿があり、堤防の下にも四阿や公衆トイレもあります。
以前は管理小屋に、管理人が常駐していましたが、現在は無人です。
この小屋は以前、ドア部分が何者かに破壊されていたことがあります。
この瑞穂の池ならではの、出来事をご紹介します。
瑞穂の池には、カワセミが飛んでいた!
(現在カワセミは姿を見せない?)
数年前までは、瑞穂の池と言えばカワセミというほど、池の周りを飛んでいました。
普通に歩いていても結構カワセミが飛んで来て、見学者の目を楽しませていたのです。
池に向かって左側の堤防付近や堤防中間の木の上、右側の夏に咲くヒツジグサ付近の木の上などによく姿を見せていました。
また、堤防下のトイレ付近からも飛んできたのを、見たことがあります。
ところが、数年前からほぼ毎日、朝から夕方までカワセミの餌場付近に、椅子を持ってきて座り込んでいるアマカメラマンが居まして、その影響かどうかわかりませんが、カワセミの姿が見えなくなったのです。
池の奥の方へ行ってしまったのかもしれませんね。
瑞穂の池のカワセミ。
以前は、この場所でカワセミが小魚を取って、食べていました。
久しぶりにカワセミの声がした
(懐かしいカワセミの声)
瑞穂の池の広場の片隅に、ネジバナが咲いているので、その写真を撮りに行ったところ、久しぶりにカワセミの声が聞こえました。
周りをみると、よく居座っていたカメラマンの姿が無い。
やはり、人の姿が丸見えだと、カワセミも嫌がるのかもしれませんね。
考えたら、カワセミが居なくなった他の池でも、人の姿が見えなくなったので、カワセミの声が聞こえるようになりました。
瑞穂の池でヤマセミを見た!
(10年以上前の出来事です)
ある春の日の夕方、瑞穂の池には私一人しかいませんでした。
芝生広場の四阿でボーとしている時に、池の右側の林の中に白い野鳥が見えました。
何だろう?何の鳥かわからないけど、とりあえず写真を撮っておこうと思って撮った写真が下の写真です。
様子を見ていると、どこからかカラスがやってきて、その白い鳥にちょっかいを出しています。
そのうち、白い鳥が嫌がって、奇声を挙げながら左の方へ飛んでいき、そのあとをカラスが追っかけて行きました。
意地の悪いカラスだなと思って、撮った写真を見ると、なんど「ヤマセミ」だったのです。
北海道なので、亜種の「エゾヤマセミ」かな。
アカヒョウビンと同じく、野幌森林公園に昔はいたけど、現在は確認されていない珍しい野鳥です。
すでにこの頃でも、姿を見たとか確認したという話はありませんでした。
いやーっ、何でもいいから野鳥の姿を見たら、とりあえず写真を撮る!ということが大切だなと思った日でした。
<最初で最後のヤマセミ!また会いたいですね。>
瑞穂の池の主?が泳いでいた
(池の主は鯉?)
これだけの池だから、なにか大きな魚はいるだろうなと思っていたら、何といるではないですか。
黄金色のでっかい鯉です。1mぐらいはあるでしょうか。
はっきり言って、外来種のいやな魚です。
ピカピカ目立った色で、悠々と泳いでいましたよ。
他にも同じく外来種の「ミシシッピアカミミガメ」が、スイスイ泳いでいました。
大沢の池でも、このカメは見ました。
野幌森林公園の池でも、かなり繁殖しているようです。
<巨大な黄金鯉!池の主か?>
池に向かった左側の堤防付近で良く姿を見ます。
<テレビでよく駆除されているミシシッピアカミミガメ>
(カメも泳いでいた)
この亀は繁殖力が旺盛なので、野幌森林公園だけではなく、あらゆる池の中にいると言ってもよいほど多いですね。
ショップで売っている時は、小さくて可愛いのですが、いつのまにかどんどん大きくなります。
私の小さいときは「アマゾンのミドリガメ」と言っていました。
どれだけの数がいるのかは、まったくわかりません。