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野幌森林公園!11 謎の物体・エナガちゃんが来た

野幌森林公園をぶらぶら散策していると、たまにこれは何だろうという、不思議なものに出会うことがあります。

誰かの落とし物?それとも何かのおまじない?

と思ったら、どうもそうではないらしい。

野幌森林公園の謎の物体について、ご紹介します。

ふれあいコースの謎の鎌の持ち主は?

(これは呪いの鎌なのか?)

ふれあいコースを、初冬の雪がチラチラ見えるころ歩いていた時のことです。

ある樹木に近づくと、突然キラリと光が反射しました。

何かが反射している。と思って近づいたら、なんど鎌が刺さっているではありませんか。

でも、よく見ると刺さってはいなくて、太い枝に立て掛けてあるようです。

それも、普通の鎌に「イボ竹支柱」を取り付けた長い鎌で、一体誰が、この長い鎌を使うのだろうか・・・。

まるで百姓一揆での農民の武器のような・・・・。

この鎌の正体は・・・・?ドコドコドコドコドコ・・・・ジャーン!!

答えは自分で作った長い鎌ですね。当たり前ですが。

多分、通常の鎌なら届かないカエル池か、ふれあい交流館の貯水池の草刈りなどに使った鎌でないかと思います。

作業で使った後、何かの理由で木に立て掛けたまま忘れたのでしょう。

何日か経ってみたところ、いつのまにか、無くなっていました。

(本当の正体は?)

追記:10月25日にカエル池の草刈りを数人の人が行っていました。

作業を見ていると、この長い鎌と同じものを使って草刈りをしていました。

正体は、やはりカエル池の草刈りグループでした。

<カエル池で草刈中のグループです。お疲れ様です>

怪しい団体ではありません。

「北海道博物館」から委託を受けている人たちです。

<エゾアカガエルの生育環境の維持作業です>
ちなみにカエル池で作業しているところを、初めて見ました。

毎年秋になるとカエル池の草が奇麗に刈られているので、手の届かない場所の草刈はどのように行っているのか疑問でした。

ようやく疑問が解けました。

エゾユズリハコースで、謎の飛翔体が出現した!

(飛翔物の正体は?)

まだ雪が残っているエゾユズリハコースの出来事でした。

遠くの方からでも、妙にひらひらしているものが見えました。

恐る恐る近づくと、なんと魚!!の風船でした。

誰かが木の枝に括り付けていました。

何のために・・・?

よくわかりませんが、これもいつの間にか、無くなっていました。

<遠くから見てもカラフルです>

でも考えてみると、どこかから飛んできて引っかかった場合もありますね。

まあ、危険ではないので、よいですけど。

モミジコースのリップスティック

(まるで口紅!その正体は?)

モミジコースを歩いているときに、あれ、赤いリップスティックが落ちている・・・。

良く見ると違うみたいだ。

一体これは何だろう?

正体は、ヤマシャクヤクがある場所の、すくそばにあるツルリンドウでした。

可憐な花が開花するのは9月から10月頃で、葉裏が赤紫色になります。

花が枯れ落ちた後は、真赤な果実がなり、まるでリップスティックです。

果実がなっているときは、結構目立ちますよ。

野幌森林公園の中では、結構咲いているのをみることがあります。

果実になったときは、このように色が目立つので探しやすいですね。

上の写真は、果実になる前の花の状態です。

白くて可愛い花ですよ。

桂コースでは会議が開かれていた!

(何を話しているのだろう?)

桂コースのお休み所では、たくさんの雪だるまが会議を行っていました。

何を話しているのかは、わかりませんでしたが、色々な意見が出ていたようです。

大沢口入り口の大きな落とし物?

(この落とし物は拾うことはできない)

大沢口の入り口の周りには、かなりの大木が立ち並んでいます。

ある年の11月、大沢口入り口でまた、大きな落とし物がありました。

落とし物と言っても、大きいので、持って帰ることはできません。

その正体は倒木です。

以前にも、エゾフクロウが訪れるカツラの大木が倒れて、道をふさいだことがありました。

その時は夏だったので、葉っぱもふさふさでした。

まるで、壁ができたような圧迫を感じたものです。

今回は、葉っぱが無いので、一応見晴らしはよいですね。

もし歩いているときに倒れてきたら、中々逃げれないものですよ。

巨木の中には、中身が空洞なものもあるので、突然倒れたりします。

また倒れた木の断面を見ると、腐っているところのない樹木でも倒れているものがあります。

7「健全そうな樹木だから絶対倒れない」ということはないようです。

我が家の庭にエナガちゃんが来た!

北海道のエナガはシマエナガと言います。

近頃は野鳥の中でも可愛い、雪だるまみたいと人気者です!

野幌森林公園のなかには、結構いるのですが、何せ動きが速くてなかなか写真に撮れません。

小さな体で、チーチーチーと鳴いて群れで活動しています。

公園の中で見かけても、枝の陰に隠れることや、すぐ他の場所へ移動することが多いですね。

運が良くなきゃ、撮れることはないだろうな。

と思っていたら、何と運の良いことでしょう。

エナガちゃんが、他のカラ類に混ざって我が家の庭に遊びにきました。

エナガちゃんは、野幌森林公園から飛んできた!

(いつもと違う鳥がいる?)

我が家のある団地は、野幌森林公園に隣接しているのですが、我が家自体は公園まで約30mという場所に建っています。

そのため、ハシブトガラシジュウカラゴジュウカラヤマガラ、スズメ、キジバトエゾリスなどが、毎日のように飛んできます。

決して山の中の団地ではなく、団地のほとんどに家の建っている一般の団地です。

ただ、木を植えている家が多いので、野鳥も飛んできやすいとは思います。

一年中、野鳥が飛んでくるなか、12月末の出来事でした。

何か、いつものカラ類とちょっと違う鳥がいるな。

と思ったらシマエナガでした。

正面から見ると雪だるまみたいに白いですが、うしろは黒い模様が付いています。

足も黒いんですよ。

大きさはスズメくらいですね。

尻尾は他の野鳥と比べても、結構長い方じゃないでしょうか。

目が全部黒いので、どこを見ているのかわかりません。

エナガちゃんは好奇心でいっぱい!

(シマエナガも人間界を見ている?)

家から見える樹木の上の方で、エナガちゃんの団体が飛んでいるのは見えていました。

見えていたと言っても野幌森林公園の樹木は15m位の樹木林なので、かろうじて肉眼で鳥がいるのが見える程度です。

鳴き声が、エナガちゃんの声なので、ああシマエナガがいるとわかりました。

そのエナガちゃんが、我が家の庭へ来たのは何故なのでしょうか?

おそらく、公園のカラ類がよく我が家の庭に来ているのを見て、エガラちゃんもあそこには一体何があるのだろう?と興味を持ったのではないでしょうか。

そして、ちょっと行ってみようと考えて、数羽のグループで様子を見に来たのでしょう。

人間が野鳥を見ているのと同じように、野鳥も人間を観察しています。

結構テーブルの上を行ったり来たりしていました。

気に入ってくれたのかな?

出会いは偶然から始まった!

(写真が撮れるのはタイミングですね)

たまに外を眺めると、アカゲラヤマゲラが来ている時もあります。

タイミングが良ければ、写真が撮れるのですが、慌ててカメラを向けたときは既にいないということはよくあります。

いつも庭を眺めているのではないし、テレビを見ている時や留守の時は、庭に野鳥が飛んできても気が付きません。

ひょっとして、気付かないだけで色々珍しい鳥が公園から飛んでいたかもしれませんね。

でも、まさか公園からエナガちゃんが飛んでくるとは思ってもいませんでした。

その日はもう冬だったので、だいぶ雪が積もったな。と外を眺めていた時に、チーチーチーという鳴き声とともにエナガちゃん軍団が来たというわけです。

冬囲いの木の上とか、周りをしばらくうろうろしていたので、運よく写真を撮ることができました。

近くで見ると、さすがに白い妖精シマエナガです。

つぶらな瞳とふっくらした姿が、とっても可愛かったですよ。

また、来ないかなあ・・・。

(可愛い野鳥はいっぱいいます)

野鳥の中でもカラ類やスズメなどの小鳥は、フォルムが丸くてほとんど可愛いですね。

特にスズメは、団体行動が多く枝などに並んで留まっていることが多いです。

上の写真は、雪の中で仲良く並んでいたスズメです。