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あおさの栄養と効果・効能は?健康におすすめ簡単レシピは?

「あおさ」は、日本を含め世界各地に生息する緑藻の総称で、一部のあおさは「あおさのり」とも呼ばれ、加工食品として食べられています。

日本ではふりかけの食材に含まれており、見た目は青のりと似ていますが、あおさの方がフレーク状で厚みがあり、食べたときに歯についてしまうのが特徴です。

また、お好み焼きの上に振りかけている緑色のフレークがあおさです。

あおさは、日本で古くから食べられている海藻で、栄養価が高く健康に良いとされています。

今回はこのあおさの栄養と効果、肥満予防におすすめの効能、健康に良い簡単レシピをご紹介ますます。

あおさの栄養と効果とは?

(あおさの栄養成分は?)

あおさは、日本で古くから食用とされている海藻です。

栄養価が高く、健康に良いとされています。

あおさ100g当り栄養成分 文科省食品成分データより

①カロリー:130kcal

・・・生命活動に必要なエネルギーですが、野菜でいえば枝豆(134kcal)と同じ程度で、特に高い方ではありません。

②タンパク質:22.1g

・・・筋肉や臓器などの体の構成成分として重要です。

比較的高タンパク質で、豚ヒレ肉(22.8g)、ローストビーフ(21.7g)と同等です。

③脂質:0.6g

・・・細胞膜や神経組織、核酸などの構成成分です。

低脂質なので、肥満や糖尿病などのリスクは低いです。

④炭水化物:41.7g

・・・糖質と食物繊維の総称で、糖質はエネルギー源となります。

摂りすぎると中性脂肪の原因になります。

⑤ナトリウム:3900mg

・・・細胞内外のバランスを調整する塩分で、細胞内の浸透圧を一定に保つ働きがあります。

高ナトリウムの食物です。

カリウム:3200mg

・・・ナトリウムと共に浸透圧を維持し、筋肉の動きを良くします。

カリウムの食物です。

⑦カルシウム:490mg

・・・骨や歯を作る成分で、血液の凝固や心機能、筋肉の収縮にも関わります。

高カルシウムの食べ物で、カルシウムが豊富なカマンベルチーズ(460mg)と同等程度です。

マグネシウム:3200mg

・・・300種類以上の酵素の正常な働きと助けるとともに、血液循環を正常に保ちます。

マグネシウムの食べ物で、神経の興奮を抑え、筋収縮に関与します。

⑨鉄:5.3mg

・・・赤血球中のヘモグロビンの成分になり、酵素の運搬に重要な役割を担います。

高鉄分の食べ物です。

⑩β-カロテン:2500μg

・・・体内の活性酸素を除去し、免疫力を高めます。

高β-カロテンの食べ物です。

ビタミンB2:0.48mg

・・・皮膚や粘膜の健康維持、有害な過酸化脂質の分解を助けます。

ビタミンB12:1.3μg

・・・葉酸と共に赤血球の形成に関与し、悪性貧血を防ぎます。

葉酸:180μg

・・・赤血球や細胞の新生や胎児の正常な発育に不可欠な栄養です。

葉酸の食べ物です。

⑭食物繊維総量:29.1g

・・・排便を良くし、体内の有害物質を排出させる働きがあります。

高食物繊維の食べ物です。

肥満予防におすすめのあおさの効能は?

(あおさの健康への効能は?)

①免疫力の向上

・・・β-カロテンなどの成分により、免疫力を強化する効果が期待されます。

②血圧の調整

・・・カリウムのバランスが血圧調整に寄与するとされています。

③骨や歯の健康維持

・・・多く含まれているカルシウムやマグネシウムが骨や歯の健康に貢献します。

④貧血予防

・・・鉄分を含むことから、貧血予防に役立つとされています。

(肥満予防におすすめの効能は?)

①低カロリー

・・・あおさは低カロリーであり、食事に取り入れることでカロリー摂取を抑えることができます。

低カロリーな食材を積極的に摂取することは、肥満予防に役立ちます。

②食物繊維の豊富さ

・・・食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を持続させる効果があります。

これにより、食べ過ぎを防ぎ、食事の量をコントロールするのに役立ちます。

代謝の促進

・・・あおさに含まれる成分が代謝を促進する効果があるとされています。

代謝が活発になると、エネルギー消費が増え、脂肪が蓄積しにくくなります。

④血糖値の調整

・・・あおさに含まれる食物繊維や特定の成分が、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。

急激な血糖値の上昇を防ぐことで、空腹感をコントロールし、食欲のコントロールに役立ちます。

⑤脂肪の吸収抑制

・・・あおさに含まれる一部の成分が、脂肪の吸収を抑制する効果があるとされています。

脂肪の吸収を抑えることで、体脂肪の蓄積を防ぐことができます。

これらの効能により、あおさは肥満予防に役立つ食材として考えられています。

ただし、肥満予防には食事だけでなく、適度な運動やバランスの良い食生活が重要です。

個人の体質や生活習慣に合わせて、適切な食事や運動を取り入れることが大切です。

あおさの簡単レシピ3選は?

あおさは、栄養価が高く、健康に良い海藻です。

また、使い方も簡単で、様々な料理に使うことができます。

以下に、あおさを使った簡単レシピを3つご紹介します。

(あおさときゅうりの酢の物 )

材料:あおさ(乾燥したものを戻して使うか、生のものを使う)、きゅうり(1本)、酢(大さじ2)、砂糖(小さじ1)、しょうゆ(小さじ1/2)、ごま油(小さじ1/2)、ごま(適量)、しらす(適量)

作り方:

①水気を切る

・・・あおさを戻して使う場合は、水で戻して水気を切ります。

生の場合は水洗いして水気を切ります。

②きゅうりを薄くスライスします。
③混ぜ合わせる

・・・ボウルに酢、砂糖、しょうゆ、ごま油を混ぜ合わせ、しらすとあおさときゅうりを加えて和えます。

④ゴマを振りかける

・・・最後にごまをふりかけて完成です。

冷蔵庫で冷やしても美味しくいただけます。

(あおさと豆腐の味噌汁 )

材料:あおさ(乾燥したものを戻して使うか、生のものを使う)、豆腐(1/2丁)、だし(400ml)、味噌(大さじ2)、青ねぎ(適量)

作り方:

①水気を切る

・・・あおさを戻して使う場合は、水で戻して水気を切ります。

生の場合は水洗いして水気を切ります。

②豆腐を切る

・・・豆腐を食べやすい大きさに切ります。

③鍋にだしを入れて火にかけます。
④煮立ったらあおさと豆腐を加えます。
⑤味噌を溶かして、さらに青ねぎを加えて火を止めます。

(あおさとおかかのご飯 )

材料:あおさ(乾燥したものを戻して使うか、生のものを使う)、ごはん(適量)、おかか(適量)、醤油(適量)、ごま油(適量)、青ねぎ(適量)

作り方:

①水気を切る

・・・あおさを戻して使う場合は、水で戻して水気を切ります。

生の場合は水洗いして水気を切ります。

②ご飯を盛ります。

・・・ごはんを器に盛り、あおさとおかかをトッピングします。

③醤油とごま油を適量かけて、青ねぎを散らせば完成です。

これらのレシピは簡単に作れるだけでなく、栄養豊富で美味しい料理となります。

お試しいただき、どうぞお楽しみください!

まとめ

あおさの効果には個人差があり、特定の健康効果を必ず得られるとは限りません。

あおさを摂取する場合はバランスの良い食生活を心掛け、過剰摂取には注意してください。

また、健康上の問題を抱えている場合は、専門家に相談することをおすすめします。