りんごは、日本で最もポピュラーな果物の一つです。
そしてりんごは、豊富な栄養素と様々な効能が秘められていることで知られ、「一日一個のりんごは医者いらず」という言葉もあるほど、その健康効果は多岐にわたります。
今回は、りんごの栄養成分と効能、皮を食べる効果、風邪予防に良い理由と食べ方を解説します。
また、ダイエットと行っている方や、妊婦も安心して食べられる、リンゴの加熱料理をご紹介します。
- りんごの栄養成分と効能は？最大限の効果は、皮まで食べること？
- （リンゴの栄養成分は？）
- ①カロリー･･･53kcal（56kcal）
- ②タンパク質･･･0.1g（0.2g）
- ③脂質･･･0.2g（0.3g）
- ④炭水化物･･･15.5g（16.2g）
- ⑤カリウム･･･120mg（120mg）
- ⑥カルシウム･･･3mg（4g）
- ⑦マグネシウム･･･3mg（4mg）
- ⑧鉄･･･0.1mg（0.1mg）
- ⑨β-カロテン･･･12μg（22μg）
- ⑩ビタミンK･･･（2μg）
- ⑩ビタミンB1･･･0.02mg（0.02mg）
- ⑪ビタミンB2･･･（0.01mg）
- ⑫ビタミンB6･･･0.04mg（0.04mg）
- ⑬葉酸･･･2μg（3μg）
- ⑭ビタミンC･･･4mg（6mg）
- ⑮食物繊維総量･･･1.4g（1.9mg）
- （りんごの栄養の効能は？）
- （リンゴの栄養成分は？）
- りんごは風邪予防にも効果的！その理由と食べ方は？
- ダイエット中や妊婦も安心！りんごの加熱料理を楽しむ方法は？
- まとめ
りんごの栄養成分と効能は？最大限の効果は、皮まで食べること？
（リンゴの栄養成分は？）
りんごの100g当りの栄養成分（食品成分データベース：文科省より）
（ ）は皮付きです。
①カロリー･･･53kcal（56kcal）
②タンパク質･･･0.1g（0.2g）
③脂質･･･0.2g（0.3g）
④炭水化物･･･15.5g（16.2g）
⑤カリウム･･･120mg（120mg）
⑥カルシウム･･･3mg（4g）
⑦マグネシウム･･･3mg（4mg）
⑧鉄･･･0.1mg（0.1mg）
⑨β-カロテン･･･12μg（22μg）
⑩ビタミンK･･･（2μg）
⑩ビタミンB1･･･0.02mg（0.02mg）
⑪ビタミンB2･･･（0.01mg）
⑫ビタミンB6･･･0.04mg（0.04mg）
⑬葉酸･･･2μg（3μg）
⑭ビタミンC･･･4mg（6mg）
⑮食物繊維総量･･･1.4g（1.9mg）
（りんごの栄養の効能は？）
他の果物と比較して、特に多いという栄養成分はありませんが、ビタミンC、ビタミンB群、カリウム、食物繊維など、さまざまな栄養素が含まれています。
①ビタミンC
･･･風邪予防、美肌効果
②ビタミンB群
③カリウム
･･･むくみ解消、血圧降下
④食物繊維
･･･便秘解消、腸内環境改善
⑤β-カロテン
･･･ 抗酸化作用、免疫力を高める
⑥ポリフェノール
･･･抗酸化作用、心臓病やがんのリスクを軽減
（皮まで食べた方が効果的？）
皮まで食べることで、りんごの効果を最大限に引き出すことができます。
なぜなら、りんごの多くの栄養成分は皮に集中して含まれているからです。
特に食物繊維やポリフェノールは皮に豊富に存在し、食べる際に皮をむかずにそのまま食べることで、健康に対するプラスの効果をより強化することができます。
りんごは風邪予防にも効果的！その理由と食べ方は？
（りんごが風邪予防に効果的な理由は？）
りんごは、風邪予防に効果的です。その理由は、りんごに含まれるビタミンCやポリフェノールなどの抗酸化物質が、風邪の原因となるウイルスの働きを抑制するからです。
①ビタミンC
･･･風邪の予防に効果的な栄養素です。
ビタミンCは、体内でコラーゲンを生成するときに必要な栄養素で、コラーゲンは皮膚や粘膜を守る役割をしています。
風邪の原因となるウイルスは、皮膚や粘膜を傷つけて体内に侵入しますが、ビタミンCを十分に摂取することで、皮膚や粘膜を強くしてウイルスの侵入を防ぐことができます。
②ポリフェノール
･･･風邪の予防に効果的な抗酸化物質です。
活性酸素は、細胞を傷つける物質で、風邪の原因となるウイルスの働きを活性化させます。
ポリフェノールを摂取することで、活性酸素を除去してウイルスの働きを抑制することができます。
③りんごは、皮ごと食べる
･･･皮を食べると風邪予防に効果的です。
りんごの皮には、果肉よりも多くのポリフェノールや食物繊維が含まれています。
食物繊維は、腸内環境を整える働きがあり、腸内環境が整っていると、風邪をひきにくくなります。
（風邪予防に効果的な食べ方）
りんごによる風邪予防のための効果的な食べ方は以下の通りです：
①生で食べる
･･･りんごを生で食べることで、栄養素を最大限に摂取できます。
皮ごと食べることをおすすめします。
りんごの皮には食物繊維やポリフェノールなどの栄養が豊富に含まれており、風邪予防に役立ちます。
②ジュースやスムージーにする
･･･りんごをジュースやスムージーにすると、多くの栄養素を手軽に摂取することができます。ただし、果皮を取り除いてしまう場合は、食物繊維やポリフェノールの一部が減少することを覚えておきましょう。
③シリアルやヨーグルトにトッピングする
･･･りんごをシリアルやヨーグルトにトッピングして食べることで、風味豊かな食事になります。また、シリアルやヨーグルトとの相性も良く、栄養バランスも向上します。
④フルーツサラダに加える
･･･他のフルーツと一緒にサラダにすることで、バラエティ豊かな栄養を摂取することができます。
ビタミンやミネラルを効果的に補給し、免疫力を向上させることができます。
ダイエット中や妊婦も安心！りんごの加熱料理を楽しむ方法は？
（ダイエット中の人、妊婦にも安心）
りんごは、ダイエット中や妊婦でも安心して食べられる果物です。
りんごは、カロリーが低く、食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は、お腹を膨らませてくれるので、食べ過ぎを防ぐことができます。
また、りんごの加熱料理は風味も変わり、安心して美味しく食べることができます。
以下にりんごの加熱料理の楽しい方法をいくつかご紹介します：
（りんごの加熱料理）
①りんごのコンポート
･･･りんごを軽く煮ることで、甘みが増し、滑らかな食感になります。
蜂蜜やシナモン、バニラエッセンスなどを加えて風味をプラスし、お好みでナッツやドライフルーツをトッピングしても
②りんごのスティック
･･･りんごを薄切りにしてオーブンで焼くと、サクサクしたりんごのスティックができます。
シナモンを振りかけると、風味が増してより美味しくなります。
③りんごのピューレ
･･･りんごを皮ごと切って軽く煮て、ブレンダーでピューレ状にすると、滑らかなりんごのソースができます。
ヨーグルトやアイスクリームに添えたり、パンケーキやワッフルのトッピングにしたりするのもおすすめです。
④りんごの温かいスープ
･･･りんごを他の野菜と一緒に煮て、温かいスープにする方法もあります。
りんごの自然な甘みが野菜スープにアクセントを加え、栄養価も向上します。
⑤りんごのオートミール
･･･オートミールにりんごを加えて一緒に煮ると、りんごの甘みがオートミールに染み込み、栄養たっぷりの朝食が完成します。
まとめ
りんごは風邪予防にも、ダイエットや妊婦にも良い果物です。
加熱料理として楽しむことで、栄養素を効果的に摂取しつつ、おいしく食事を楽しむことができます。
ただし、りんごを加熱する際には過度に加熱しないように注意し、栄養素をできるだけ保持するように心掛けましょう。
