「断捨離」とは、主婦や産後の方々にとっての大きなテーマです。
キッチンや書類、自室など、日常生活の中で溜まってしまったガラクタや不要なものを効果的に整理する方法を指します。
断捨離を行うことで、生活がスッキリし、めんどうくさくなることもありません。
今回は、主婦と産後のママを対象として、断捨離で服を減らす方法、キッチンをスッキリする方法、正しい方法で心身スッキリする方法について解説します。
断捨離で服を減らす!主婦や産後ママ必見の捨て方ポイントとは?
(断捨離とは?)
生活に不要な物を減らして、生活に調和をもたらそうとする考え方です。
断捨離には、次の意味があります。
①断
・・・新たに手に入りそうな不要なものを断る
②捨
・・・家にずっとある不要な物を捨てる。
③離
・・・物への執着から離れる。
簡単に言うと、一般の片づけとは違い、使わないものいらない物を選別して捨てることにより、精神的な重みや物への執着から心を解放し、快適な生活を手に入れようとする思想です。
(断捨離で服を減らすには?)
断捨離で服を減らすには、まず「自分が本当に必要かどうか」を判断することが大切です。
以下に、服の捨て方のポイントをご紹介します。
①クローゼットやタンスの中身を全部出す
・・・まずは、クローゼットやタンスの中身を全部出して、見えるようにしましょう。
すると、これまで気づかなかった不要な服が見えてきます。
サイズが合わないものや、着心地が良いものなど不要・必要なものを把握しましょう。
②服の状態を確認する
・・・服の状態を確認して、着られなくなったものや、汚れやシミが目立つものは捨てましょう。
また、サイズが合わなくなったものや、好みが変わったものなども捨てましょう。
③着る機会が少ないものを捨てる
・・・1年以上着ていない服や、着る機会が少ない服は、捨てましょう。
また、季節外れの服も、着る機会が限られているので、捨ててもいいでしょう。
④似たような服を捨てる
・・・似たような服をたくさん持っていると、着たい服が選びにくくなります。
似たような服は、1着残して捨てましょう。
⑤思い出の服を捨てる
・・・思い出の服は、捨てるのが難しいですよね。
しかし、捨てないと、いつまでもクローゼットにしまい込んでおくことになります。
思い出の服は、捨てるのではなく、別の形で残しておきましょう。
例えば、写真を撮っておく、アルバムに貼っておく、捨てる前に着て、思い出を振り返るなどの方法があります。
(主婦や産後ママの服の捨て方のポイント)
主婦や産後ママは、家事や育児で忙しく、なかなか断捨離をする時間がないですよね。
そんなときは、以下のポイントを参考にしてみてください。
①子どもと一緒に行う
・・・子どもと一緒に断捨離をすることで、子どもも片付けや整理に興味を持つようになります。また、子どもの成長に合わせて、子どもの服も一緒に捨てることができます。
②時間を決めて行う
・・・断捨離は、一度に全部やろうとすると、疲れて途中で投げ出してしまうことがあります。
1日1時間や、週に1回など、時間を決めて行うと、無理なく続けられます。
③捨てられないものは、保管する
・・・どうしても捨てられない服は、保管しておきましょう。
しかし、保管場所には限りがあるので、期限を決めて、期限が過ぎたら捨てるとよいでしょう。
断捨離で服を減らすことで、クローゼットやタンスがスッキリし、掃除が楽になります。
また、洋服を選ぶ時間が短縮され、家事や育児の効率化にもつながります。
ぜひ、断捨離にチャレンジしてみてください。
断捨離でキッチンをスッキリ!ガラクタを捨て、面倒くささも解消!
(キッチンの断捨離)
キッチンは、日々の生活の中で最も多くのアイテムが集まり、どうしてもガラクタが溜まりがちです。
そんな悩みを解消し、快適な料理空間を手に入れるためには、断捨離が強力な味方となります。
キッチンのガラクタを捨てることで、めんどうくささから解放される、効果的な断捨離ポイントをご紹介します。
①使わない調理器具や食器はスッキリ整理
・・・キッチンには使わないまま眠っている調理器具や食器が多くあります。
定期的に使っていないアイテムを見つけ、思い切って断捨離。
必要なものだけを残し、スペースを有効活用しましょう。
まずは、どんなものが入っているか、全部出してみましょう。
②賞味期限切れや開封済みの食材を確認
・・・冷蔵庫や食品ストックを点検し、賞味期限切れや開封済みのもの、汚れや破損が目立つものは捨てましょう。
整理整頓されたキッチンでは、新鮮な食材が一目瞭然で、料理がよりスムーズに進むでしょう。
③使い古しの調味料や保存容器を整理
・・・キッチンの奥深くにしまわれている使い古しの調味料や欠けた保存容器は、スペースを圧迫します。
また、1年以上使用していないものや、使用頻度が低いものは、捨てましょう。
断捨離を通じて、不要なアイテムを手放し、キッチンをすっきりと整えましょう。
④袋や箱、包装材などのストックを見直す
・・・買い物袋や箱、包装材などのストックも無意識にたまりがちです。
必要な分だけ残し、残りは適切な方法でリサイクルや捨てることで、キッチンのスペースを有効に利用します。
⑤カウンターの上をシンプルに保つ
・・・キッチンのカウンターは調理スペースでありながら、雑多なもので埋まりがちです。
頻繁に使用するアイテムだけを出し使いやすい所に置き、その他はしまっておくことで、キッチンの見た目もすっきりとし、料理の際のストレスも軽減されます。
これらのポイントを実践することで、断捨離を通じてキッチンをスッキリと整え、毎日の料理が楽しくなることでしょう。
断捨離でうつ解消?!正しい方法で心身スッキリするには?
日常生活が忙しくストレスがたまりがちな中、心身の健康を保つためには、断捨離が有効な手段として注目されています。
特に、うつ病の症状がある場合、正しい方法で断捨離を行うことで、心身の負担を軽減し、前向きな気持ちになることが期待されます。
ここでは、うつ解消に向けての断捨離の正しい方法についてご紹介します。
(断捨離の正しい方法)
①まずは小さなステップから始める
・・・全てを一度に片付けるのは難しいことです。
小さなエリアから始めて、段階的に進めていくことで、無理なく断捨離を続けることができます。
部屋や心の中も一歩ずつ整えていきましょう。
②必要なものと不必要なものを見極める
・・・持っている物すべてに目を通し、本当に必要なものとそうでないものを見極めることが大切です。
物理的な断捨離と同様に、心の中にも不必要な思いを整理していきましょう。
③過去の思い出や感情と向き合う
・・・物だけでなく、過去の思い出や感情も整理することが重要です。
断捨離を通じて過去に縛られないようにし、未来に向けてポジティブなエネルギーを取り込むことができます。
④周りのサポートを受ける
・・・断捨離は一人で行うのも有効ですが、周りのサポートを受けることも大切です。
友達や家族と共に片付けを進めることで、楽しさを感じながらストレスを軽減できます。
⑤自分を責めず、無理をしない
・・・断捨離の過程で、何かしらの感情や思いに直面することがあります。
その際には、自分を責めずに受け入れ、無理をしないことが大切です。
無理なプレッシャーから解放されることで、うつ病の症状も軽減されるでしょう。
断捨離は心身をスッキリと整え、うつ病の症状を緩和させる有益な手段の一つです。
ただし、専門家の指導を仰ぐことや、必要であれば医療機関を受診することも重要です。
⑥断捨離で後悔しない
・・・つい捨ててしまったけど、後で必要な物を捨ててしまった、捨てた後で後悔したということがあります。
また、捨てるかどうかを迷ってしまい、かえってストレスが溜まることもあります。
そのような場合は、無理して捨てないで、確実に不要な物だけを捨てて、迷ったものについては後回しにして何回も考えてから結論を出しましょう。
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まとめ
断捨離で、モノを減らすことで、部屋がスッキリし、気持ちが明るくなります。
服やキッチン、書類、自室など、あらゆる場所で行うことができます。
自分に合った場所から始めて、少しずつ断捨離を進めていきましょう。