換気扇は、キッチンやバスルームなどで重要な役割を果たす大切な家電ですが、日々の使用や油汚れによって効率が低下してしまうこともあります。
そのため、定期的に換気扇の掃除を行わなければなりません。
その換気扇の清掃は、ダスキンのようなプロに掃除を依頼する方法がありますが、自分でも意外と簡単に行うことができます。
今回は、換気扇の掃除頻度、自分で行う油汚れの落とし方、外し方、洗剤作りとつけ置き方法などをご紹介します。
換気扇の掃除頻度と油汚れの落とし方。ダスキンのプロの技とは？
（換気扇の掃除頻度は？）
①3～4ヶ月に1回程度
･･･換気扇の掃除頻度は、一般的には3ヶ月に1回程度を目安に行うことが推奨されています。
ただし、使用状況や環境によって異なる場合もありますので、目安として捉えて調整してください。
②業者に依頼するなら年1回程度
･･･ダスキンなどの業者に依頼すると、通常の掃除方法に加えて専用の洗剤や道具を使用し、より効果的かつ迅速に油汚れを落とす方法が挙げられます。
プロの技術と経験を活かして、徹底的に掃除を行い、換気扇をピカピカにすることができるので、年1回程度で良いでしょう。
（ダスキンが行う換気扇掃除とは？）
換気扇掃除のプロとして、ダスキンが行っているシロッコファンタイプの換気扇掃除の流れは、以下のとおりです。
①ファンの浸け置き
･･･レンジフードの本体から、油汚れがひどいシロッコファンを取り外し、専用の洗剤に浸け置きします。
②ファンの洗浄
･･･浸け置きしたファンを取り出して、ファンの細かい隙間までの汚れをブラシできれいに落とします。
③水洗い
･･･ブラシでファンの汚れを落としながら、スッキリ水洗いします。
④本体の汚れ落とし
･･･フード内側にこびり付いている汚れを、本体を傷つけないように取り除きます。
⑤洗剤で洗浄
･･･汚れが残りやすい、本体やコーナー部分の汚れも専用洗剤で洗浄します。
⑥洗剤を拭き上げ
･･･洗剤を綺麗に拭き上げ、掃除完了です。
ダスキンのプロの技は、外せる部品は外して掃除をすることや、専用の洗剤を使用して丁寧にピカピカに仕上げるところが挙げられます。
自分で行う換気扇の外し方は？
（換気扇の外し方）
換気扇の外し方は、換気扇の種類によって異なります。
ここでは、一般的な換気扇の外し方について説明します。
①電源を切る
･･･換気扇の電源を確実に切ります。
安全のため、ブレーカーを落とすか、コンセントを抜くことをお勧めします。
②フィルターを取り外す
･･･フィルターは、通常はネジやクリップで固定されています。
ネジを外したり、クリップを外したりしてフィルターを取り外します。
③ネジを外す
･･･ネジは、通常は換気扇の周囲に隠れています。
ネジを外して、換気扇を取り外します。
④換気扇を取り外す
･･･換気扇は、通常はネジやクリップで固定されています。
ネジを外したり、クリップを外したりして換気扇を取り外します。
換気扇の外し方がわからない場合は、取扱説明書を参考にしてください。
洗剤作りとつけ置き方法。自分でできる簡単な掃除方法は？
換気扇の掃除は、油汚れが溜まりやすいため、定期的に行う必要があります。
また、換気扇を掃除することで、キッチンの換気効率を高め、火災のリスクを軽減することができます。
（洗剤作り）
①重曹水
･･･重曹を水に溶かして作ります。
水1リットルに対して重曹大さじ2杯程度が目安です。
ペットボトルに入れて、スプレーして使う方法もあります。
②クレンザー
･･･市販のクレンザーを使用します。
こびり付いた油汚れを落とすときに使用します。
（つけ置き方法）
重曹洗剤を使ったつけ置き方法を説明します。
①換気扇のフィルターを取り外します。
前項のフィルターの取り外し方を参考にして、フィルターを取り外してください。
②重曹洗剤をスプレーまたは浸け置きする。
･･重曹洗剤をフィルターや換気扇の油汚れが気になる部分にスプレーします。
油汚れがひどい場合は、重曹洗剤の中に浸けておく方法もあります。
③30分から1時間程度放置します
･･･フィルターを外したまま、しばらく放置します。時間は30分から1時間程度が目安です。
④ブラシでこすって汚れを落とします。
･･･しばらく置いた後、スポンジや布で換気扇の表面を丁寧に拭き取ります。
汚れがひどいときは、クレンザーやつけ置きをすることで、重曹の効果が油汚れをふやかし、掃除がより簡単になります。
（自分でできる掃除方法）
①フィルターの取り外し
･･･換気扇にはフィルターが付いています。
フィルターは一般的に取り外し可能なので、手順に従ってフィルターを取り外します。
②フィルターの洗浄
･･･フィルターが洗えるタイプであれば、洗剤や重曹を使って油汚れを落とします。
水でしっかりと洗い流し、乾燥させます。
フィルターが洗えないタイプの場合は、新しいものと交換してください。
③換気扇の本体を掃除
･･･フィルターを外したら、換気扇の本体を掃除します。重曹を使った洗剤を作り、油汚れの気になる部分に塗ります。
少し放置して重曹が汚れをふやかすのを待ちます。その後、スポンジやブラシを使って丁寧に拭き取ります。
④風向きの調整
･･･換気扇がフィルターを外した状態で動作する場合、風向きを確認して元に戻します。
フィルターをしっかりと取り付けることも忘れずに行いましょう。
⑤清掃したフィルターの再取り付け
･･･フィルターが乾燥したら、元の位置にきちんと取り付けます。
以上の手順で、自分で簡単に換気扇の掃除ができます。
定期的な掃除を行うことで、換気扇の効率が向上し、清潔な空間を保つことができます。
まとめ
つけ置きをすることで、重曹の効果が油汚れをふやかし、掃除がより簡単になります。
自分でも、手軽に換気扇の掃除ができます。
ただし、作業を行う際は電源を切ることや、必要に応じて安全対策を行うことを忘れずに行ってください。
