<ハイタカの顔は凛々しいですね。でも凶暴ですよ>
<ハイタカの爪は、鋭い!捕まったら逃げられない! >
毎年冬から春にかけて、我が家の庭にはハイタカが来ます。
庭のアーチに止まって、スズメやカラ類を狙っているのです。
たまに小鳥を追っかけて捕まえますが、結構失敗して野幌森林公園の方へ行ってしまいます。
でも間近でハイタカを見ると、凛々しくて恰好良いですよ。
今回は、ハイタカとよく似たオオタカの巣を見つけた時の写真を載せました。
- 瑞穂連絡線のオオタカの巣
- オオタカの巣に子供が生まれた
- オオタカの子供は二羽いた!結構でかい!
- 親に似てきて、ちょっと格好よくなってきた
- オジロワシとオオワシとカラスの大きさの違い(おまけ)
- 大沢口のカエル池
- カエル池には、何がいる?
- 春になるとマガモが来るカエル池
- 夏には池の水は干からびそうになる
- 冬になると凍ります
瑞穂連絡線のオオタカの巣
(オオタカの巣をみつけた)
現在はいませんが、中央線から瑞穂連絡線に入り、百年記念塔を目指していく途中の松の木の上に巣を作っていました。
一般の遊歩道から見える場所だったので、散策している人の中には気づく人もいたと思います。
以前から何の巣かな?何かいるのかな?と思っていたら、オオタカが巣にいることに気づきました。
ひょっとしたらと思い、しばらく様子をみるため通っていましたが、ある日オオタカの子供がいたのです。
<何の巣だろうと思っていたら、オオタカの巣でした>
オオタカの巣に子供が生まれた
(巣で子供がうろうろしている)
オオタカの子供が巣から姿を見せ始めた頃は、かなり大きな図体をしていましたよ。
あどけないというか、ボーッとした顔でキョロキョロしていました。
頭の大きさに比べて、体が妙にでかいです。
まだまだ、不格好なオオタカです。
たまに親がエサを運んでいるところに出会いました。
<ちょっと不格好な姿です>
オオタカの子供は二羽いた!結構でかい!
(親と同じくらいの大きさ)
オオタカの成鳥は30㎝から40㎝位の大きさですが、子供もすでにそのぐらいの大きさがあります。
鳥は子供でも、親と同じくらいの大きさですよね。
でも、まだ飛ぶことができないので、枝にとまって親からエサを貰っています。
<親と同じくらいの大きさです>
親に似てきて、ちょっと格好よくなってきた
(いつの間にか凛々しくなっていた)
毎日のように様子を見ていたら、結構愛着がわいてきます。
姿もだいぶ変わってきました。
そろそろ巣立ちをしているので、オオタカっぽくなってきましたよ。
顔つきも凛々しくて、今にも飛びそうです。
この時期から少しして、オオタカは巣立っていきました。
いつかどこかで会えるかな?
<鋭い眼光になってきた>
このオオタカの巣があった樹木は、強風のときに倒れてしまったので、現在は見ることができません。
オジロワシとオオワシとカラスの大きさの違い(おまけ)
(オジロワシとオオワシがいる旧石狩川)
これは、野幌森林公園ではなく、江別市・岩見沢市の境界にある旧石狩川で撮った写真です。ちょうど雪が融けて、氷も緩んできたようです。
遠くから見ているとイマイチ大きさがわかりませんでしたが、近くにカラスが飛んできて並んでいるのを見ると、全然大きさが違うのでした。
なぜか、オジロワシとオオワシは一緒にいることが多いようです。
3月のまだ、溶け切らない氷に囲まれた探鳥地の出来事でした。
大沢口のカエル池
<大沢口にあるカエル池>
野幌森林公園には、いくつかの池があります。
池といっても、野幌周辺を開拓した人達やその子孫の農家の人達が作った畑に水を送る貯水池です。
その貯水池の中には、結構大きい池もあり、水鳥たちが飛んできます。
また野幌森林公園の池の中には、春から冬にかけては水が溜まっているけど、冬になると水がほとんどなくなるという池もあります。
その中の一つがカエル池(私が勝手に呼んでいます)です。
今回は、野幌森林公園でも有名な大沢口のカエル池と、そこで見つけたものをご紹介します。
(カエル池はどんな池?)
大沢口の入口にある池です。
窪んでいる土地に雪解け水が溜まり、周りが湿地帯になり、池の形状になっています。
大沢口に来るとすぐに目につく池で、この池は春になると、毎年オタマジャクシが繁殖するので知られています。
カエル以外にも、エゾサンショウウオも住んでいます。
小さい池ですが、毎年マガモも訪れてくるので、公園付近に住んでいる人や公園に来る人を和ませています。
カエル池には、何がいる?
(カエル池にはオタマジャクシがいっぱい)
春にはカエルの卵がいっぱい生まれるので、目の前で成長する様子を観察することができます。
卵も岸の近くにあるので、目の前で見ることができます。
この池は浅くて危なくないので、子供でも見るだけなら安心です。
でもあまり近づくと、ずるっと足が滑るかもしれません。
卵は、どんどん育ってやがてオタマジャクシになっていきます。
卵の中で、オタマジャクシがうようよ動いているので、不思議な感じがします。
大きくなった卵から、オタマジャクシが卵から出て、活動しています。
岸の近くに卵があるので、目の前でよく見ることができます。
やがて、オタマジャクシがうようよ生まれ、結構見た目は賑やかです。
<オタマジャクシが良し押せてきます。>
オタマジャクシはある程度大きくなると、池全体を泳いだりするので、密集度が下がり優雅に泳いだりしています。
パンくずなどをあげると、食べに寄ってきたりします。
<ちょっと大きくなったオタマジャクシ。>
(エゾサンショウウオの卵もある)
カエル池にある卵を見ていると、カエルの卵以外に別の卵を見ることができます。
カエルのつぶつぶ卵と違って、太い紐状につながった卵がエゾサンショウウオの卵です。
エゾサンショウウオの卵は、カエル池以外にも公園の側溝や水たまりで、結構見ることができます。
<エゾサンショウウオの卵もあります。>
(エゾサンショウウオはでかい)
オタマジャクシに混ざって、エゾサンショウウオの幼生も一緒にいることがあります。
オタマジャクシと比べると、かなり大きいですよ。
また、よく見ると小さいエラが付いています。
大きさはかなり違いますね。
<エゾサンショウウオとオタマジャクシの大きさの違い >
春になるとマガモが来るカエル池
(マガモは一羽のときと二羽のときがある)
近年は、春先になるとマガモが訪れます。
今年はオス一羽しかいませんでしたが、年によっては雄雌2羽のときもあり、3羽のときもありました。
池の奥には湿地帯が続いているので、オス以外は隠れているのかもしれませんね。
ガアガア、うるさい声が聞こえることがあります。
夏には池の水は干からびそうになる
(雨が降らないと水が無くなる?)
オタマジャクシがカエルになる頃、あめが降らないと池の水はどんどん干上がってきます。
時にはまだカエルになる前のオタマジャクシが、干上がっているときもあります。
夏には草ぼうぼうになり、池の水面は見えなくなります。
<水が少なくなったカエル池>
冬になると凍ります
(スケート場みたい)
冬まで池が干上がらないときは、池の水は凍ってしまいます。
パッと見た目は、スケートリンクのようですが、上に乗ると割れるので、乗ってはいけませんよ。
<まだ氷は薄いですね。>
冬の間は厚い雪に覆われ、春先になると少しずつ雪が融けて、カエル池が姿を現します。
その雪解け水がカエル池になるわけです。
雪の多い年は、水が溢れて道路にジャージャー流れ出します。