長崎市にある稲佐山は標高333mで、それほど高い山ではありませんが、夜になると長崎市内を見下ろす夜景が、とても魅力的であると評判が高い山です。
その夜景で稲佐山は、函館の函館山、神戸の摩耶山と並び称えられ、日本有数の夜景スポットとして全国的に知られています。
また2021年には「世界夜景サミットin長崎」が開催され、世界有数の夜景都市として再認識される中、稲佐山の夜景はモナコ、上海と並び世界新三大夜景に選出されました。
今回はその稲佐山の夜景を存分に楽しむためのロープウェイの運航時間・料金・アクセス方法について詳細にご紹介します。
稲佐山の見どころは?
(稲佐山展望台)
長崎へ来たときは、観光スポットとして外せないのが稲佐山です。
長崎市内の変化に富んだ地形に現れる夜景は、さすが1000万ドルの価値ありと世界中のひとびとに激賞されるだけのことがありますよ。
夜景が綺麗なのは天候にもよりますが、日没後30分くらいねらい目です。
夜景は当然ですが、日中も360度のパノラマが遠くは雲仙・天草、五島列島を遠望することができます。
ロープウェイ山頂(稲佐岳駅)から徒歩約3分です。
(稲佐山公園)
稲佐山公園は山頂付近にある公園で、次のような施設があります。
①鉢巻山展望台
・・・稲佐山展望台よりはかなり小さいですが、ここからの景色も良いですよ。
②野外音楽堂・小ステージ
・・・一年を通してイベント・コンサートが楽しめます。
③猿舎・鹿放牧場
・・・猿と鹿を飼育している小さな動物園ですが、入場料は無料で楽しめます。
(稲佐山レストランITADAKI)
展望台にあるレストランで、景色や夜景を見ながらの食事が楽しめます。
アラカルトからコースまで、味にこだわったメニューが人気です。
稲佐山へはロープウェイで行こう!
(ロープウェイについて)
①運行時間・・・15~20分間隔
②定員・・・31名
③所要時間・・・5分
(営業時間)
①9:00~22:00(通年)
(料金:淵神社駅~稲佐岳駅))
①大人 往復1,250円 片道730円
②中高生 往復 940円 片道520円
③小学生・幼児 往復620円 片道410円
(料金:割引サービス)
①往復割引券
・・・家族やペアなどの同伴の方は、往復割引になるので、公式ホームページから往復割引券を印刷してください。
・大人 1,250円→1,120円
・中人(中高生) 940円→840円
・小児 620円→550円
稲佐山の山頂(展望台)へアクセスは?
稲佐山は比較的低い山ですが、山頂(展望台)へ行く方法は次の方法があります。
(ロープウェイ)
稲佐山観光のほとんどの方は、ロープウェイを使います。
①循環バスでロープウェイ出発駅へ
・・・麓の出発駅(淵神社駅)まで、市内中心部のホテル等6か所を回遊する無料循環バス(完全予約制)が運行しています。
②予約サイト
公式HP:
③往路:始発(ホテルベルビュー出島)→淵神社駅
所要時間:約25分
運行時間:19:00~20:30 30分おき
④復路:始発(淵神社駅)→ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル
所要時間:約30分
運行時間:20:30~22:10 30分おき
③淵神社駅→稲佐岳駅
所要時間:5分
(登山道)
徒歩で稲佐山の展望台までは行くには、長崎駅から所要時間は約1時間、距離約4kmです。
通常の登山道路の歩道を歩いていくコースや山の中の登山道を通るコースがありますが、夏の間は熱中症予防のため、ロープウェイを使う方をおすすめします。
(スロープカー)
斜面を上がるモノレールで、稲佐山の中腹駐車場から山頂までを結びます。
①営業時間:9:00~22:00(通年)
・9:00~18:00 20分間隔
・18:00~22:00 15分間隔
②料金
・大人 往復500円 片道300円
・中高生 往復370円 片道250円
・小学生・幼児 往復250円 片道150円
③概要
・1車両定員:40名
・所要時間:約8分
(自動車でのアクセス)
自動車で稲佐山登山道路を通り、山頂へ向かいます。
駐車場情報は次の通りです。
①淵神社駅駐車場
ロープウェイに乗るときに麓の駅に。自動車を置いていきます。
・台数14台
・駐車料金 無料
②中腹駐車場
スロープカーに乗ってみたいと思う人は、こちらの駐車場へどうぞ。
ここから山頂まで約800mなので、徒歩15分ほどで登ることができます。
・台数 400台
・駐車料金:無料
・利用時間:9:00~22:00 22:00に施錠をすると駐車場への出入りはできません。
③稲佐山展望台駐車場
・台数 38台
・駐車料金:最初の20分無料/以降は30分100円
・利用時間:24時間 土・日・祝日、繁忙期には18:00~22:00の時間は利用できません。
まとめ
観光地での夜景観賞は、観光スポットの楽しみ方の一つです。
他では見ることのできない長崎の夜を是非楽しんでくださいね。