「日本三大夜景」とは、日本国内にある夜景の中で、特に美しいとされる3つの地域の夜景を指します。
有名なのは「神戸」「長崎」「函館」などで、全国的に人気のある観光スポットですが、実は誰がいつ決めたのかは諸説あり、はっきりしていません。
そこで2015年に(一社)夜景観光コンベンション・ビューローが根拠のある選出方法で、日本新三大夜景都市(通称:日本新三大夜景)を選出しました。
この三大夜景は3年に1回選出され、2022年(3回目)には、「北九州市」「札幌市」「長崎市」が選出されました。
今回はこの中からランキング1位の「北九州市(皿倉山)」をピックアップして、皿倉山の夜景の魅力と絶景スポットについてご紹介します。
日本新三大夜景都市とは?
((一社)夜景観光コンベンション・ビューローとは)
※一般社団法人 夜景観光コンベンション・ビューロー目的及び事業参照
①目的
・・・夜景を観光資源として活用する観光「夜景観光」に関する普及、啓発事業を行い、地域の活性化及び観光産業全般の発展に貢献することを目的としています。
②事業内容
・・・日本夜景遺産の認定、夜景観賞士の検定作業、夜景サミット企画・運営、夜景に関する各種イベント、夜景観光コンサルティング事業、夜景観光プロデュース事業など。
(日本新三大夜景の選出方法は?)
①夜景観光士の投票。
・・・全国6,102名の夜景観光士による1人当たり6ポイント(1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイント)による投票を行います。
②投票結果により順位を決定。
・・・投票結果により1位~10位を決定。
③2022年は「1位:北九州市、2位札幌市、3位長崎市」に決定。
・・・北九州市は、2018年に次いで2度目の認定です。
皿倉山(北九州市)とは?展望スポットは?
(皿倉山とは?)
山頂には新聞社、電力会社、警察庁や地元テレビ局の無線基地局があり、山も麓から見ると複数の大きなアンテナが立っているのが見られます。
皿倉山は、権現山、帆柱山、花尾山などとともに帆柱連山の一部であり、北九州国定公園にも含まれています。
(皿倉山は、恋人の聖地)
2015年には、「恋人の聖地プロジェクト」により、プロポースにふさわしい観光スポットとして「恋人の聖地」にも認定されています。
(皿倉山の観光施設)
①ケーブルカー
・・・「山麓駅」から「山頂駅」まで全長1,100m、標高差約440m、片道約6分です。
・4月~10月:10:00~22:00(上り最終21:20)
・11月~3月:10:00~20:00(上り最終19:20)
・運休日:基本は毎週火曜日、その他運休日はHPで確認してください。
②スロープカー
・・・ケーブルカー「山頂駅」から「展望台駅」まで運行しています。片道約3分です。
・スロープカーは、ケーブルカー最終便10分前に終了します。
③皿倉山展望台
・・・北九州市の夜景を見ることができるパノラマ展望台です。
・1F:スロープカー「展望台駅」
・2Fパノラマ展望室(レストラン、ラウンジ)
・3F:展望テラス
開館10:00~「閉館」ケーブルカー下り最終時刻の20分前
④レストラン(10:00~17:00)
⑤天空ドーム
・・・恋人の聖地として認定されたのを記念して、山頂に作られたドーム状の展望施設で、ハート型のモニュメントが設置されています。
この天空ドームから見る夜景も素晴らしく、デートスポットや夜景観賞スポットとして人気があります。
(2023年5月時点:リニューアル工事で天空ドーム周辺は立入禁止です。登山道土砂崩れの影響で工事が遅れ、工事終了予定日8月31日になっています。)
明るいうちに「皿倉八景」を見に行きましょう
皿倉山山頂付近には、自然に恵まれた観光スポットがあるので、夜景前の明るいうちに見て回ることをおすすめします。
皿倉八景は特に人気のある景勝スポットです。
(皿倉八景)
①皇后国見岩(こうごうくにみいわ)
・・・皿倉山の山頂のうち東斜面にある岩場です。高さ7mの岩場はロッククライミングの練習場になっています。
②天空ドーム
・・・現在はリニューアル工事で、立ち入ることはできません。
③四季彩ロード
・・・ケーブルカー山上駅からビジターセンターへつながる、四季を通じて景色の良い坂道です。
④楓杉峡(ふうせんきょう)
・・・紅葉の季節になると景観が美しく、アーチ状の石積橋は一見の価値ありです。
⑤皇后杉
・・・樹齢400年と言われる杉の巨大老木です。
⑥ネムの木の展望台
・・・帆柱森林植物園を周るときは、ぜひ行ってほしい展望台です。
ネムの木が両サイドにある展望台で、市街地とは違う光景を見ることができます。
⑦権現山頂
・・・皿倉山に次ぐ標高617mの山で、隣の山なのですぐに行くことができます。
⑧車窓からの景色
・・・ケーブルカーに乗って山頂を目指すときの四季の景色を楽しんでください。
皿倉山の夜景を見に行くアクセスは?
(JR八幡駅~皿倉山ケーブルカー山麓駅)
山麓駅へ行く最寄り駅は、JR八幡駅になるので、次の方法で山麓駅に行きます。
①タクシーで約5分。
②徒歩で約25分。
③無料シャトルバスで約10分。
(ケーブルカー山麓駅~山頂駅、山頂駅からスロープカーで山上駅)
山頂駅は8合目、山上駅は9合目になります。
(マイカーで皿倉山へ行く場合)
①八幡駅有料駐車場に停めて、前項の方法で山頂へ行く。
②帆柱自然公園立体駐車場(市営)178台に車を停めて、山麓駅からケーブルカーとスロープカーで行く場合。
・・・有料駐車場料金:2時間以内100円、2時間を超え4時間以内200円、4時間を超えた場合300円、利用開始日の翌日以降出庫の場合1日当たり300円を加算。
皿倉山の夜景観賞の注意点は?
(マイカーでの通行制限)
以前は、8合目までのビジターセンターまで、皿倉山登山道(車道)を利用していくことができましたが、2021年8月の大雨による土砂崩れのため、全面通行止めになっています。
山麓駅からケーブルカー、スロープカーの乗り継ぎで行くことをおすすめします。
車両通行情報については、皿倉山公式HPで確認してください。
(登山道は危険?)
皿倉山へ登るには、各登山道を利用することで可能ですが、ケーブルカー山上駅から山頂までの登山道は、急傾斜が多く足場の悪い階段が続きます。
また、街灯は少ないので日没頃には足元が暗いので危険です。
まとめ
皿倉山からの夜景を楽しむには、平日の日没前に山頂を目指すと良いでしょう。