近頃、新型コロナの影響や様々なアレルギーなどで、日常的にマスクを着用する方が増えてきました。
そして、日常的にマスクを着用する場合は、使い捨てマスクを使うことが多いと思います。
しかし、使い捨てマスクが顔に合わないとか、肌触りが気に入らない、肌荒れが心配などの理由で布マスクの方が気に入っている方も多いですよね。
実際、布マスクであれば使い捨てと違い、正しく洗剤できちんと洗うと、何回も着用することができるというメリットがあるのです。
そこで今回は、布マスクの正しい洗い方と、肌荒れや縮み、ファンデーションの汚れを落とす方法をご紹介します。
また、マスクの匂いが気になる方には、原因と対策方法も併せてご紹介します。
マスクの正しい洗い方!肌荒れや縮みを防ぐコツは?
(洗えるマスクと洗えないマスクは?)
一般的なマスクには、洗えるものと洗えないものがあります。
①洗えるマスク
・・・ポリエステル、ポリウレタン、綿、麻製のマスクで、パッケージに「家庭で洗える」と記載があるものは洗うことができます。
「家庭で洗える」と明記されていないものは、洗わないほうが良いでしょう。
②洗えないマスク
・・・使い捨ての不織布マスクや「洗える」と表記が無いのもの、医療用や産業用と明記されているマスクは基本的に洗えません。
本来洗えないマスクを洗っても、衛生的に良くないのと、ウィルス対策にも効果を発揮しません。
ただし、一部の不織布マスクの中には、洗えるものもあるので、パッケージを確認しましょう。
(正しい洗い方とは?)
マスクを正しい洗うことは、肌荒れや縮みを防ぐ上で重要です。
まず始めに、以下のステップを参考にしてみてください。
①定期的にマスクを洗う
・・・マスクは毎日の使用により、汚れや雑菌が蓄積される可能性があります。
基本的に1日1回以上、可能な限り頻繁に洗濯し清潔にしましょう。
②手洗いがおすすめ
・・・ハンドソープや中性洗剤を使用して、優しく手洗いすることが望ましいです。
30度程度のぬるま湯で押し洗いして、その後は洗剤をよくすすいでください。
そして、水気をよく切って陰干しします。
強い洗剤や漂白剤を使用すると、マスクの生地を傷めることや、肌荒れの原因となる可能性があるため注意が必要です。
③洗濯ネットの活用
・・・洗濯機で洗うときは、マスクを洗濯ネットに入れて洗うことで、他の衣類との摩擦や引っかかりを防ぎます。
ただし、洗濯機で洗うとマスクが型崩れすることや、傷む可能性もあるので、なるべく手洗いのほうをおすすめします。
④低温で優しく乾燥
・・・マスクは低温でゆっくり乾燥させることで、縮みを防ぐことができます。
高温や直射日光は避けましょう。
⑤肌にやさしい生地を選ぶ
・・・マスクの素材は肌に直接触れるため、肌にやさしい天然繊維や吸湿性の高い素材を選ぶと良いです。
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マスクのファンデーションを落とすコツとは?
マスクのファンデーションや口紅を効果的に落とすためには、以下のコツが役立ちます
(マスクに付いたファンデなどを落とすには?)
①用意する物
・・・布マスク(洗えるもの)など、中性洗剤またはハイター、タオル、洗面器
①洗面器に温水を入れる
・・・水ではなく、ぬるめの温水を洗面器に入れて洗うと、マスクに付いたメイクや皮脂がより効果的に落ちます。
②洗剤とマスクを洗面器に浸す
・・・中性洗剤または、マスク洗いの専門洗剤を使用するのも良いですね。
これらの洗剤を入れかき混ぜ、約10分間マスクを浸します。
③マスクを押し洗いする
・・・浸したマスクを約10回やさしく指で押し洗いします。
④ファンデーションなどの汚れ落としはスポンジ
・・・化粧やファンデなどの汚れは、押し洗いと共にスポンジで、やさしくポンポンして叩き洗いをしましょう。
⑤洗剤をすすぐ
・・・マスクを洗面器から取り出し、洗剤を落とすため水でよくすすぎましょう。
⑥除菌が気になる方は
・・・除菌が気になる方は、水1リットルにハイターを15ml溶かして、マスクをさらに約10分間浸してください。
⑦すすいで水を切る
・・・除菌が気になる方は、ハイターにマスクを着けますが、気にならない方はそのまますすいで水を切って水気を取ります。
⑧形を整え陰干しする
・・・マスクが縮むのを防ぐため、縫い目に沿って縦横に引っ張りマスクを伸ばして、形を整えて陰干しします。
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マスクの臭いが気になる!原因と対策方法とは?
マスクの臭いの原因と対策には、次の方法があります。
(匂いの原因)
①息や口臭
・・・マスクを着用すると、息や口から発生する臭いがマスクに吸着することがあります。
②マスク内の湿気や唾液
・・・呼気による湿気、唾液、汗や皮脂が、マスク内にこもることで、雑菌が繁殖し臭いの原因となります。
③ファンデなどの化粧品
・・・ファンデや口紅などの化粧品が、マスクの繊維に付着し匂いの原因となることがあります。
(対策方法)
①口臭対策
・・・正しい口腔ケアを心がけましょう。
歯磨きやうがいをしっかり行い、口臭を予防します。
また、口臭対策のための特殊なマスクやスプレーを使用することも考えられます。
②マスクの定期的な洗濯
・・・マスクは定期的に洗濯して清潔に保ちましょう。
洗濯せずに繰り返し使うことで、臭いの原因となる雑菌や汚れが蓄積します。
③通気性のあるマスクの選択
・・・通気性があり、汗や湿気がこもりにくい素材のマスクを選びましょう。
これにより、臭いの発生を軽減できます。
④香りのついた製品の使用
・・・マスクの内側に、香りがついたシートや製品を使用することで、不快な臭いを和らげることができます。
ただし、香りに敏感な方やアレルギーがある方は注意が必要です。
これらの対策を組み合わせて行うことで、マスクの臭いを軽減し、より快適な着用が可能になります。
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まとめ
洗うことができるマスクを着用している方は、正しく洗うことでお気に入りのマスクを何回も使用することができます。
また、ファンデなどの化粧品や匂いが気になる方は、しっかり対策をして、日常のマスクを快適に着用できるようにしましょう。